読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

酒の細道<酒と肴の歳時記>-冬の酒スペシャル- ラズヴェル細木 日本文芸社

2008-11-16 18:30:18 | 読んだ
1話4ページの短篇である。

毎回毎回よくもまあ話題が続くなあ、と思う。
題名にあるとおり酒を飲む話である。

この物語の主人公岩間宗達は、酒を飲む、ということだけに生きているようなヤツである。
そしてそんな主人公であるがゆえに、その周りにいる人々も酒が好きである。

「日本全国酒飲み音頭」という歌があって、そのなかで
♪11月は何もないけど酒が飲めるぞ♪
という歌詞があったのだが、主人公・宗達は、何かと理由をつけて酒を飲むのである。

例えば「落ち葉たき」をして一杯、コタツを出したといっては一杯、なのである。
又、一人で酒を飲み一人でウンチクを傾けてすごすこともいとわない。
或いは、肴も酒も一級品にはこだわらない。コンビニで買ったものに一工夫してのむのである。

感心してしまうのである。その情熱と執念に。
うらやましいのである。その健康と能天気さに。

そしてこのマンガを読むと酒を飲みたくなるのであるが、宗達ほどこまめに準備できるわけがないので、なんとなく挫折してしまうのである。

でも、マンガを読んだだけで酒を飲んだような気になるのであるから、まあいいだろうと思っている。

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