世界悪女大全に続いて「桐生操」さんであります。
この本には
「愛」と「よくぼう」と「快楽」の宴
という副題がついている。
更に帯には
「他人の寝室をのぞき見る愉しみ」
とあり、買うのにはちょっと躊躇してしまう。
内容は、煽った題名のわりには「マジメ」である。
性生活というのは、なかなかマジメに語られないものであるが、本書は違う。
古今の性生活に関するエピソードで「人」というのはいったいナンなのだろう、と思ってしまう。
歴史的なお話なので、一般庶民の性生活ではなくいわゆる有名人のことが多いのだが、それらの話を読むと、人間は衣食が足りると「堕落」してしまうのではないか、どちらかといえば衣食を求めているときのほうが「清廉」ではないか、なんて思ったりするのである。
また、子孫を残そうという生物の本能が、本能から逸脱していくときにさまざまな出来事が起きてくるように思える。
そしてたぶん、性というものは極めることのできないものであり、そしてきわめて個人的レベルの問題であるがために、他人がどのようなことをしているのか、という興味が大きくわいてくるものなのではないだろうか。
「なんじゃこりゃ!」みたいな出来事が多くあり楽しく読んだのであった。
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この本には
「愛」と「よくぼう」と「快楽」の宴
という副題がついている。
更に帯には
「他人の寝室をのぞき見る愉しみ」
とあり、買うのにはちょっと躊躇してしまう。
内容は、煽った題名のわりには「マジメ」である。
性生活というのは、なかなかマジメに語られないものであるが、本書は違う。
古今の性生活に関するエピソードで「人」というのはいったいナンなのだろう、と思ってしまう。
歴史的なお話なので、一般庶民の性生活ではなくいわゆる有名人のことが多いのだが、それらの話を読むと、人間は衣食が足りると「堕落」してしまうのではないか、どちらかといえば衣食を求めているときのほうが「清廉」ではないか、なんて思ったりするのである。
また、子孫を残そうという生物の本能が、本能から逸脱していくときにさまざまな出来事が起きてくるように思える。
そしてたぶん、性というものは極めることのできないものであり、そしてきわめて個人的レベルの問題であるがために、他人がどのようなことをしているのか、という興味が大きくわいてくるものなのではないだろうか。
「なんじゃこりゃ!」みたいな出来事が多くあり楽しく読んだのであった。
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