読書日記 嘉壽家堂 アネックス

読んだ本の感想を中心に、ひごろ思っていることをあれこれと綴っています。

マンガ 皇妃エリザベート 名香智子 講談社α文庫

2005-08-11 23:14:43 | 読んだ
久々の「ガッカリ」作品

皇妃エリザベートについては「ゼンゼン知らない」ので、まあこれで少しくらい知ることができたら、という気持と、ドーンと面白いのではないかという期待から購入したのであったが・・・

文庫の帯には「マンガで教養!!」とあったが、なんだかよくわからないのであった。その原因は、皇妃エリザベートの時代背景がわからないことにある。そして、西洋のお話にはつき物なのだが「同じ名前」が多いことにある。

この辺の説明をどうするか?
が、このような物語の、しかも「教養」をウリにするものならもう少し工夫が欲しかったなあ。

人の一生を描くのは難しいが、あれもこれも、といれるとぼんやりしてしまう。
何かに絞ったほうが、際立った、かもしれない。

これでますますエリザベートが気になってしまった。

ン!もしかしてこれがこの本のネライ?



コメント
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