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[CL] Benfica 2 - 0 Hapoel Tel Aviv

2010年09月15日 23時17分45秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
今、Uefa.comのこの記事を読みました:Aimar back where he belongs for Benfica タイトルが最高ですね! Aimar back where he belongs for Benficaって(号泣)。日本語にするとかえっていい雰囲気でなくなりますが、「アイマールは、ベンフィカのために彼のいるべき場所に戻ってきた」という感じ。ちなみに記事の日本語版はこちら:久々の大舞台を満喫するアイマール ええと、英語版のほうがずっと感動的でいいなあ。 Pablo Aimar was delighted to be back "in such a beautiful competition" after inspiring SL Benfica to victory against Hapoel Tel-Aviv FC in his first UEFA Champions League game since 2004. これを「久々の大舞台を満喫する」って、まあ意味はそうかもしれませんが、これではやけにお気楽で、自分さえ楽しければいいみたいじゃないですかぁ。シンプルな訳のほうがいいな:「これほど美しい大会に戻れて嬉しい。」 この6年を思い出して、泣けてきました。

こちらには試合のダイジェストやビデオ、データなど:Benfica break Hapoel resistance in Lisbon
あれっ、今見たらビデオは試合ダイジェストではなくて、選手のインタなんですね(笑)。パブロが結構出ている・・・。吹き替えの声がちゃんと高めの人になっています。パブロの声が消されるのは嫌ですが、内容はわかるからありがたいですね。

Serbenfiquistaでは誰もが「試合内容よりも結果のほうがいい」「2-0の内容ではなかったが、とにかく勝利することが大事だったのでよかった」という感想ですね。またMaisfutebolは「勝ちはしたが、試合内容は昨シーズンと比べるとまだ何光年もの開きがある。」 確かに・・・(ため息)。

パブロは、ポルトガルの記者の質問に答えてこのように話しています:
「勝つことが大事だった。シーズンは良いスタートではなかったので、この勝利は役立つ。日曜日も勝てればいいね。僕たちは、このグループ・ステージで脇役にはならないつもりのチームに勝つことができた。
<どうしたらベンフィカは、リーグで良い結果を残すようになれるか?> 大きな熱意で。僕らがチームのために全てを賭けていることは疑いようがない。昨シーズンの成功にはまだ届いていないね。説明ができないことというのはあるものだ。僕は『謙虚さ』を求める垂れ幕を見たけれど、謙虚さが足りないということはないよ。いつも上手くいくとは限らないんだ。僕たちは、自分たちと同じ目的を持っている11人の選手たちと戦っている。僕たちは去年の成功の基となった良いペースと良い試合をできていないが、僕らがそれを追及していることは疑いようがない。
<スポルティング戦での勝利を約束できますか?> これはサッカーだよ。勝利を約束することはできない。僕たちが昨シーズンのように、そしてこれまでどおり走って、戦うことは約束する。
<昨シーズンとの違いについて> チームが昨シーズンと違うのは確かだね。去年は最初の4試合で3勝したのに、今年は4試合で3敗したんだから。
<ベンフィカ首脳部がファンたちにアウェイの試合を観戦しないよう求めたことについて> 僕らにはファンが必要だ、だけど、首脳陣がそのような決定をしたのはチームのためなのだから、それに敬意を払わなければならない。」
チームが上手く行っていないのは、もちろんディ・マリアとラミレスの穴を埋められていないからですよね。今日の試合では、パブロがものすごく頑張って守備もしていましたが、昨シーズンはあれをラミレスがやってくれていました。パブロにあれをやらせ続けるのは、消耗させるだけであまり得策とも思えないのですが。今日の試合の後半の後半のように、左右サイドのどちらかにはルーベン・アモリムを置いたほうが守備は安定するはずです。ただそうすると、縦への突破が少なくなり、試合が膠着気味になってしまうんですよね~。

ジェスス監督はカルドーソについてこのように擁護しました:
「カルドーソは7月27日から練習を始めた。体重が重い選手で、まるで走りたくないように見える。しかしそんなことはない。コンディションが整わず、敏捷性がないだけだ。ピッチに立つことで、このコンディションは整う。昨シーズン、彼は30ゴールを挙げた。メディアはそのことを理解するべきだ。多くの選手がワールドカップのために理想的なコンディションではなくて、それが去年の今頃のようなスピードが出せない原因だ。」
でも、ダビド・ルイスやサビオラのようなワールドカップに出ていない選手も、昨シーズンと比べるとあまり良くないのは何故なのでしょう??

選手の採点:
      Bola..Jogo..MF..Pco..JC
ROBERTO.....6....6....4....6....7
R. AMORIM...6....6....3....6....5
LUISÃO......7....7....3....7....6
DAVID LUIZ..6....5....3....5....5
F. COENTRÃO.7....6....3....7....6
JAVI GARCIA.6....6....3....6....6
C. MARTINS..6....7?...3....6....6
P.AIMAR.....8....7....4....7....9
N.GAITAN....5....4....3....5....4
SAVIOLA.....5....5....2....6....4
CARDOZO.....5....5....2....6....4
(M.PEREIRA..6....6....3....6....6
AIRTON......5....5....3....6....5
C.PEIXOTO...-.....3...-....`-....- )

カルドーソの評価が分かれているようです。そうですねぇ、簡単なゴールをしっかりと決めることができるのも大切ですが、フォワードであるからには、ある程度難しいゴールも決めてほしいかなあと思ったりします。だって、ネットに押し込むだけの絶好のチャンスを毎試合作るのはかなり大変ですもん。
試合MVPは、A Bolaがアイマール、O Jogoはカルロス・マルティンス、Uefa.comではパブロになっていましたね。

写真は今日と明日に分けます:



 

 

 

やれやれ、2-0

2010年09月15日 07時51分43秒 | 10-11 Previa&Cronica 試合レポート
追加で、さきほどYoutubeにカルドーソとパブロの談話をアップしてくれた人がいるので貼っておきます。パブロ、最後の最後にしかカメラを向いてくれない・・・。


冷や冷やしましたが、勝ててよかったです。アイマールが解説者に絶賛されていたので、「最高にいいとまでは言えないんじゃ?、これぐらいはできるでしょ!」と逆に微妙な気持ちになりました(苦笑)。何よりも、2点目の直前にピッチの真ん中で急に止まっていたし、その後交代したので、怪我???と心配で心配で・・・。ただ、さっきニュースをチェックしたところ、試合後ミックス・ゾーンでわりと長いこと話をしたようです。内容は後ほど書きますが、パブロは怪我のときは絶対に試合後記者と話したりしないから、これは大丈夫だったということでしょうか? Maisfutebolは交代は疲労のためとしていますね。
ルスには、 «humildade»(謙虚さを)という垂れ幕がかかっていたそうです。パブロは「僕らには謙虚さが欠けているということはない。いつも物事が上手く行くとは限らない。良い方に行くよう僕らが必死になっていることは疑いようがない。」と言いました。(本当はもっと長いので後ほど)

今日の試合を見た印象では、やはり守備がボロボロのような(泣)。ルイソンのペナルティーは取られてもおかしくなかったと思います。それからガイタンもあまり希望が持てないような。カルドーソももう少し決定機を決めてくれないと。口笛を吹かれていたのは、最近絶不調のため。で、カルドーソは「黙れよ」みたいなジェスチャーだったわけですが、試合後その態度を謝ったそうです。攻撃はパブロのおかげもあってチャンスは作れているので、もう少し守備をなんとかすることはできないのでしょうか? それともそれをすると、攻撃も駄目になってしまうのかなあ。

さっき試合の写真を探していて見つけました。CLのときは試合直前の練習風景も写真に撮られるから、チェックしないといけませんね。でもパブロ、この後髭を剃らなかったようで・・・。