A Day In The Life

日常のあれこれなどを・・・

サルビオがアウト

2010年09月13日 23時51分28秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
明日の今頃は、チャンピオンズ・リーグの試合を数時間後に控えて、PREVIAを書かなくてはいけないのですねぇ。実感がないし、うーん、大丈夫なのか?!

だいぶ良くなっていると報道されていたサルビオですが、結局回復の見込みはないらしく、個人的な用事を足すために(ポルトガルに住むための何か法的な文書を取りに行くらしい)、クラブの許可を受けた上でブエノス・アイレスに出発しました。つまり火曜日のCLの試合には召集外ということです。やれやれ、ラミレスの後釜が務まるのか?という議論の前に、誰もいないのでは話しになりませんよね。
また、カルデックも相変わらず怪我が完治せず、召集外となる見込みです。はあ~。2004年のバレンシア、2007年のサラゴサを見てきた経験では(苦笑)、怪我人が多いというのはやっぱり低迷の大きな原因となったかなあと思います。あと、前シーズンに優勝なりUEFA圏を取るなりして目標を達成してしまうと、明らかに翌シーズン、選手たちは気が抜けていますよね。大事な監督がいなくなったり、大事な選手がいなくなって、チームががたがたになるということも大きな要因の一つで・・・今年のベンフィカと重なる面がたくさんあるだけに、ベンフィカの今後が半端なく心配です。バレンシアのときもサラゴサのときも、そのうち良くなる、このまま沈むことはないからって、何度も何度も自分に言い聞かせたけれど、結局駄目で・・・あんな経験はもう二度としたくないです(涙)。

ところでベンフィカ界隈ではまだ、ギマランエス戦でのレフェリングへの批判が猛烈に渦巻いています。ビエイラ会長とクラブの首脳陣は月曜日に会合を開き、今回の審判の裁定にクラブがどのような姿勢を示すか話し合うそうです。相当強硬なものになるかもしれないみたいですね。3年前にも裁定を巡ってベンフィカは、リーグ杯への参加を取りやめることを検討したそうですが、今回も強硬な手段を取ることがありえます。Serbenfiquistaの掲示板にも「この状況を変えるために何かをやろう!」というスレッドが立っていて、もう81ページにもなっています。(このスレッドを立てた人のニックネームが日本語で「見事な1つ」なんですが、一体何なのでしょう?) このスレッドを読むと、「アウェイ・ゲームでは応援に行かない」というような試合ボイコットを提案する人がいたり、「審判は地下駐車場禁止、ルスへBenfiaTV以外のメディアの立ち入り禁止、ルスでの試合のチケットをアウェイ・チームに売るときは最高金額で」などを提案する人もいます。怒り心頭しているんですね・・・、みんな。

PKはもちろん取ってもらえない、それどころかファウルでもなんでもないプレーで相手にPKが与えられるというような、ものすごい理不尽さを地方の弱小(中堅?)チームで経験してきた私からすると、人々の反応は少々大げさに見えます。でも、ベンフィカはポルトガルで一番人気があるチームですから、ファンたちも自分たちが試合ボイコットをしたら相当なインパクトがあると知っているんですよね。ここではベンフィカがバルサなりマドリードのような立場だというわけです。ベンフィキスタたちはポルトがポルトガル・サッカーを牛耳っていて、審判も自分たちの側に付けていると信じていますが・・・さあ、どうなんだろう。ポルトの試合を見ていないので何とも言えません。ほぼ毎週のように「なんであれでポルトがPKゲット?」とかみんな書いていますね。