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In Portugal Benfica aren't just a club; they're almost a religion.

2010年09月27日 22時19分10秒 | LIGA SAGRES ZON10-11
まず、各紙の報道によると、アイマールは日曜日、通常の練習をこなしたそうです。A BolaもRecordも「シャルケ戦に準備万端」と書いていますが、本当??? もう何も信じられない(苦笑)。また前日にいきなり召集外だったり・・・なんて考えてしまいますよ~。

日曜日の練習のものなのかな? 


足が細いですねぇ! CL用のボールで練習しています。
Recordによりますと、8人ずつのミニ・ゲームにも参加。Aimar apresentou-se muito “soltinho”, entregando-se de alma e coração nas diversas movimentações de finalização ensaiadas já com a Liga dos Campeões no horizonte.と書いてあります。soltinhoって一体何? 英語だとfluffyのようですが、それって「ふわふわ軽い」という意味だから、あんまり良いことじゃないですよね。「アイマールはとてもsoltinhoなところを見せた。CLが水平線に現れる中で、ゴールへの動きに心も身体も集中していた。」
O Jogoは、「練習の動きから、マリティモ戦でもプレーできたのでは?というように見える。」と書いていますが、うーん、どうなんでしょう? でも「完治していない」という情報がありましたから、やっぱり100%ではなかったのでしょうね。どうかこのまま良くなって水曜日の試合でプレーできますように。

ジェスス監督がUEFA.comのインタビューに答えています:Jorge Jesus backs Benfica to shine ビデオつきです。ジェスス監督の話は英語吹き替え。そこで監督が言っているのが、タイトルにした"In Portugal Benfica aren't just a club; they're almost a religion.":「ポルトガルではベンフィカはただのクラブではない、ほとんど宗教なのだ。」 そ、そうだったんだあ、とちょっと衝撃を受けました。こういうことはなかなか日本では実感できませんね。なんとなくバルセロナはカタルーニャ地方では宗教だろうな、というのは想像ができますけれど。

その他にジェスス監督は、"Di María and Ramires are great players – that's why Real Madrid and Chelsea signed them – and it isn't easy to find players of that standard. We're still feeling their loss a bit, because the players who arrived this season are still adapting, and we aren't as strong as last year. But we will be strong and able to play as we did last year: football of great character and great quality. In my opinion, in Europe last year, there were two great teams: Barcelona and Benfica."":「ディ・マリアとラミレスは偉大な選手で-だからこそレアル・マドリードとチェルシーは彼らと契約したんだ-、彼らと同じ水準の選手を探すことは簡単ではない。私たちはまだ少し彼らの損失を感じている、今シーズン加入した選手たちはまだ適応しているところで、去年ほど私たちは強くないから。しかしやがては強くなり、去年のようなサッカーをプレーできるようになるだろう:強い個性と高いレベルのサッカーを。私の意見では、去年のヨーロッパには偉大なチームが二つあった:バルセロナとベンフィカだ。」

ディ・マリアとラミレスのこと、確かにその通りですね。また、自己中なディ・マリアと献身的に守備と攻撃のバランスを取るラミレス、同じく献身的でよく動くサビオラにどっしり動かないカルドーソ、彼ら全員を上手く使って、要所要所でリズムを整えつつ、決定的なプレーもできるアイマール、アイマールの欠場時もレベルを落とさないプレーをしたカルロス・マルティンスと、1年目にしては奇跡的なぐらい全員が完璧に機能していたんですよね~。はあ、後1年でいいから、CLで去年のベンフィカを見たかったです。よく他クラブのファンの人のブログで「こんなに移籍金を吊り上げてどれだけベンフィカって守銭奴なんだ」みたいな記述を見るのですが、ベンフィカがどれだけ泣く泣くディ・マリアやラミレスを手放したかわかっているの?!と思ってしまいます。(まあディ・マリアの移籍金はわりと高かったので、それなりに納得しているベンフィキスタも多いのですが、ジェスス監督はできることなら手放したくなかったでしょう。)

さて、目下のシャルケ戦です。ベンフィカは火曜日の9時半にリスボンを出発、午後1時半にドイツに到着する予定。Gelsenkirchen(ゲルセンキルヒェン)という町のようですが、聞いたことがないなあ。シャルケのスタジアムは、2004年のCLの決勝の舞台。ポルトが優勝した、ポルトガル勢にとっては記念すべきスタジアムです。(といってもベンフィカとは何にも関係ないですね) また2006年のドイツW杯では、ポルトガルはこのスタジアムでメキシコとイングランドを破っています。