新聞の片隅に、教員免許更新制度で免許が失効したのは、27人と出てました。
朝日新聞ですね。東京新聞も取ってるけど、こちらにはなかった気がします。
これだけだと事情がよくわからないので、もう少し詳しい記事はないかと探したら、
読売新聞にもう少し詳しい記事がありました。以下引用。
2009年4月に制度化された教員免許更新制で最初の更新対象となったうち、3月末で免許が失効したとみられる教員が14都府県で計27人いたことが1日、文部科学省の調査で分かった。
1月末までだった手続き期限を過ぎた9万1906人のうち、手続きをしていない教員が517人(0・56%)いた。うち490人は定年や期限付き採用の退職予定者で、残る27人(0・03%)は退職予定者などではなかった。国公私立の内訳は、公立12人、私立14人、国立1人。公立校の教員は免許が失効すると失職するが、文科省は、「27人は保育士に転職する幼稚園教諭や、教員免許がなくても職務を続けられる校長らで、制度が廃止されると誤解して失効する例は聞いていない」としている。また、290人は5月末までの更新期限延長を申請している。(引用終わり。)
道がないから、北海道はいない。疑問なのは「55歳」で定年の教員がいるの?私立かなんか?
ところで、「手続きをしていない教員が517人」というカテゴリーに、僕は入ってません。僕は「退職希望」といいうことで、最初に別のカテゴリーに分類されてしまうわけ。で、全国で更新しないで退職した人が何人いたかは不明。たぶん1千人くらいはいると思うけど。
さっきの記事でおかしいと思うのは、「教員免許がなくても職務を続けられる校長」というところ。確かに民間人校長でいいわけですが、3.31までは校長だろうが、ただのヒラ教諭だろうと、同じ地方公務員のはず。従って、「更新」または「更新免除」の手続きをしないまま4.1を迎えれば「失職」するのではないでしょうか。もちろん改めて民間人として校長に発令されるのはありですが、いったん「退職」を希望しなければ、今まで分の退職金はなくなるはずではないかと思うのですが。
やっぱり、この制度はおかしいことがいっぱい。
結局、おかしな講習は受けないということで、やむなく「退職」した人は統計に出てこないので何人いるか分らないわけです。
大体、僕の免許が失効したのかどうかもよくわからない。更新しないで4.1を迎えたんだから失効したのかと思いきや、4.1を迎える数時間前に「退職辞令」を受け取り、教員としての身分がそこで切れたから、有効なまま辞めたというのが文科省の正式見解らしいのです。
でも、じゃあ、私立学校で講師でもしようかと思ったとしたら、その時になって初めて僕の免許は失効することになるらしい。どうも変な制度ですねえ。
ともかく、職を賭して失職した人はさすがにいなかったらしいですね。それはできない、やっぱり。
だから、失職無効の裁判も起こってないわけです。
「教員免許更新制反対日記」ですから、とりあえず報告を。
朝日新聞ですね。東京新聞も取ってるけど、こちらにはなかった気がします。
これだけだと事情がよくわからないので、もう少し詳しい記事はないかと探したら、
読売新聞にもう少し詳しい記事がありました。以下引用。
2009年4月に制度化された教員免許更新制で最初の更新対象となったうち、3月末で免許が失効したとみられる教員が14都府県で計27人いたことが1日、文部科学省の調査で分かった。
1月末までだった手続き期限を過ぎた9万1906人のうち、手続きをしていない教員が517人(0・56%)いた。うち490人は定年や期限付き採用の退職予定者で、残る27人(0・03%)は退職予定者などではなかった。国公私立の内訳は、公立12人、私立14人、国立1人。公立校の教員は免許が失効すると失職するが、文科省は、「27人は保育士に転職する幼稚園教諭や、教員免許がなくても職務を続けられる校長らで、制度が廃止されると誤解して失効する例は聞いていない」としている。また、290人は5月末までの更新期限延長を申請している。(引用終わり。)
道がないから、北海道はいない。疑問なのは「55歳」で定年の教員がいるの?私立かなんか?
ところで、「手続きをしていない教員が517人」というカテゴリーに、僕は入ってません。僕は「退職希望」といいうことで、最初に別のカテゴリーに分類されてしまうわけ。で、全国で更新しないで退職した人が何人いたかは不明。たぶん1千人くらいはいると思うけど。
さっきの記事でおかしいと思うのは、「教員免許がなくても職務を続けられる校長」というところ。確かに民間人校長でいいわけですが、3.31までは校長だろうが、ただのヒラ教諭だろうと、同じ地方公務員のはず。従って、「更新」または「更新免除」の手続きをしないまま4.1を迎えれば「失職」するのではないでしょうか。もちろん改めて民間人として校長に発令されるのはありですが、いったん「退職」を希望しなければ、今まで分の退職金はなくなるはずではないかと思うのですが。
やっぱり、この制度はおかしいことがいっぱい。
結局、おかしな講習は受けないということで、やむなく「退職」した人は統計に出てこないので何人いるか分らないわけです。
大体、僕の免許が失効したのかどうかもよくわからない。更新しないで4.1を迎えたんだから失効したのかと思いきや、4.1を迎える数時間前に「退職辞令」を受け取り、教員としての身分がそこで切れたから、有効なまま辞めたというのが文科省の正式見解らしいのです。
でも、じゃあ、私立学校で講師でもしようかと思ったとしたら、その時になって初めて僕の免許は失効することになるらしい。どうも変な制度ですねえ。
ともかく、職を賭して失職した人はさすがにいなかったらしいですね。それはできない、やっぱり。
だから、失職無効の裁判も起こってないわけです。
「教員免許更新制反対日記」ですから、とりあえず報告を。