飛行機さつえい奮闘記
旅客機の写真撮影やヒコーキ旅が好きなこうへいのブログです!
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今回も3月29日に那覇空港で撮影した写真です。まずはANA126便の出発からです!


私は31日にジャンボラストフライトとなるANA126便に搭乗する為、那覇空港でジャンボを撮影するのはこれで最後。
いつもは有料展望デッキには私を含め、2~3人程度しかいないのですが、この日は多い多い…。ざっと40人はいたでしょうか。もちろんワイヤー部分になっている所は満員御礼状態です。


33番スポットからの出発はそのままタキシーウェイにプッシュバックすることが多いのですが、この日はC-1のK-1ポイントに向けてプッシュバックしてくれました。トラフィックの関係か、管制官のファンサービスか(^_^;)


徐々に陽が差してきました。前々からジャンボが離発着する瞬間だけ陽が差す謎の現象が起きていましたが、今回もばっちり謎現象起きています。ジャンボはやはり’何か’を持っています。


K-1までプッシュバックされたのは東京からの777-300が33番スポットに入るからでした。ジャンボとトリプルがバトンタッチ!


4発のエンジンをフルパワー、離陸滑走開始…!


これほどの巨体が軽々と離陸できるのも、4発の強力なエンジンのお陰ですね。


行ってらっしゃい!ちゃんと帰ってきてね!!


ジャンボが出発した那覇空港、いつものまったりした空気が戻りました…が、A&Wで食事をしていたら空中給油機のKC-767が…!!
しかも背後には那覇にはいないはずのエンブラエル170の姿が…!
何だか那覇らしからぬこの2機のコラボに食事を放って写真を撮りまくっていました。


出発ロビー三階北側にはスカイマークのカウンターが増築されました。その道路脇からはランウェイ18アプローチ機がかなり遠いですが、このように撮影できます。


かなり風に煽られていますね…(^_^;)


ランウェイ18の進入灯とアプローチ機。このような構図は今までなかったので新鮮ですね。願わくばここでジャンボを撮りたかったが…時は既に遅し。


出発は19時30分発のANA136便ですが、早めに保安検査を受けて撮影場所を確保することにしました。
ANA136便は33番スポットからの出発の予定、若干遅延しているとのこと。


35番スポット前より787のスポットイン。


さくらジンベエも帰ってきました。


33番スポット予定であったANA136便は遅延により35番スポットへ変更。急いで荷物を35番スポット横へ移動させます。35番横のガラスは幅が小さくて大混雑必至になるのですよね(;一_一)
787がプッシュバック待機中。空を綺麗に反射させています。


夕陽をバックにくまモンGO!


787がプッシュバック開始。窓が夕陽を反射させて一列の筋になっています。美しい…。


時刻は18時30分、ANA137便の到着時刻ですが、遅延している模様。35番スポットの前ではANA137便の受け入れ体制が進められていました。


18時39分、夕陽は雲の奥に隠れてしまい、夕陽とジャンボは叶いませんでしたが、ANA137便がランウェイ18にアプローチ。
それにしても私の隣、後ろ、凄い人…!早めに行って場所を取っておいてよかった…w


若干茜色が残る空と一緒に。


ランウェイエンドではSWAL塗装機がアンコリライトを点滅させながら離陸を待っています。


ANA137便が35番スポットまでゆっくりとやってきました。


マーシャリングを受けながらスポットへ曲がっていきます。




背後でアプローチしているのはJALのワンワールド特別塗装機ですね。




光るマーシャリング棒で✕印を付け、機体を停止させます。




輪留めが付けられ、ボーディングブリッジが接続されます。


直ぐ様、整備さんは次の便に向けての目視確認を実施します。


絞りを開放にしてジャンボのフェイスとアプローチしてくるRACのDHC-8-Q300を。こちらのQ300はまだまだ元気に飛ぶようです。

さて、次回はANA136便、ジャンボ機で’一旦’東京へ戻ります!念願の貴重な体験、ようやく実現しました!
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3月29日、この日は夜のANA136便にて’一旦’東京へ帰ります。また、休日日中では最後となるANA127/126便のジャンボ機運航日でもあります。
ANA127/ANA126便でのジャンボ機運航はラストフライトの31日もありますが、この日は月曜日。そして30日は新千歳と福岡にフライトする予定であるので、休日は29日が最後なのです。


と、休日最後のジャンボを見ようと、沖縄のファンが多く展望デッキに詰めかける、早めにデッキに行って場所を確保しなければ…と思い、朝8時に空港に着き、南側有料デッキに行きましたが…人一人いない…。なんだかいつもののんびりとした那覇です。少し拍子抜けしてしまいました。
この日は休日ですが、P-3C哨戒機は訓練を行うようです。南西絡みで大変そうですね。


早朝は曇り気味、視程もかなり悪かったのですが、綺麗に晴れ渡ってくれました。風は南風強し、ランウェイ18運用です。


やはり那覇は青い空と青い海がよく似合います!


PeachのRuNE塗装機であるJA808P、キャンペーンは終わったようですが、まだ剥がされず残っているのですね。


見たことがない塗装機、日の丸を機体後方に付けています。陸上自衛隊のビーチクラフト350でした。陸上自衛隊もヘリだけでなく、航空機も所有しているのですね。


バニラエアの3号機、JA03VA。真っ白な塗装はいかにもLCC。


767のお尻。ジャンボのお尻を見慣れているからか…ケツの穴が小さいな!!


これは給水車でしょうか。よーく見ると旧々塗装のJALとJTAが描かれています。こういう所に時代を感じられるので、空港車両は面白いw


まだまだサンアークが多めのJTA機。JTAと言えば、現在使用している737-400の後継機として737-800を12機購入決定しましたね。機内はBSI(Boeing SKY Interior)仕様とのことです。


青い海と青い空を泳いでホームベースの那覇に帰ってきた青ジンベエくん。


陽が当たらなくなると、なんだか斑点がラメのように見えますね。


耳に挿しているイヤホンからは『Boeing 787 6 mile a hed…』のコール。そして遠くからやってきたのは…ボーイング787!!


那覇での787の撮影は初めて。この日はセントレアからの飛来でした。


那覇の青い空と青い海、そしてボーイング787。これぞ新時代の那覇です。しかし第二滑走路の工事に伴い、このような光景もあと数年で見られなくなってしまいます。尾翼の後ろに写っているVORも更改予定だとか。


ジャンボがいなくなった後の4発旅客機は…このチャイナエアラインのみになるでしょうか。チャイナエアラインはこのA340と、不定期でジャンボ機も那覇に飛ばしているようです。


誘導路が詰まって大変そうな那覇グランド。東側誘導路はプッシュバックする機体や離陸待ちの機体でパンク寸前。着陸してきたANAの767を西側誘導路に回したりしながら対応していました。


SWAL塗装機、いつ見てもこのオレンジ色の塗装はカッコイイ!


27番スポットへ入っていきました。


イヤホンからは『All Nippon126』のコールサイン。ジャンボの到着スポットは33番。そして32番には787が駐機中。雲の流れが早く、曇りと晴れを交互に繰り返しています。構図をイメージしながら…ジャンボと787!!




青空の下、綺麗なジャンボの降りが撮影できて大満足ε-(´∀`*)


ジャンボは33番スポットへ入っていきます。


787とジャンボ。ANA127便の乗客は名残惜しそうにボーディングブリッジに留まり、記念撮影を楽しんでいる様子が展望デッキから見て取れました。


バニラエア初めての特別塗装機の『LOHACO』塗装。機体は元ANAのJA8391です。
機体のお腹がグレーとなっており、機内もANAと一緒。166席仕様でゆったりのようです。ただ、スチームオーブンがないので、ホットミールが注文できないとか…。


色あせ、沖縄の海風に晒され、錆びつき年季の入ったトーイングトラクター。沖縄の空を地味に支えてきた証ですね。ジャンボと共にお疲れ様といいたいです。


ボーイング787は出発準備完了。私の中では787がプッシュバックしてジャンボと機首を絡める写真を想定していたのですが、31番スポットに駐機していた767が先にプッシュバック。


そして787はAタキシーウェイに向けてプッシュバックされました。狙い通りの写真とはいきませんでしたが、6機が一枚に収まる光景、これはこれでアリですね(^_^;)
ジャンボ親分を守る子分たち、といった感じでしょうか(^_^メ)


ゆめジェットがやってきました。このゆめジェット、この後の日もジャンボの近くをウロウロすることになります。それはもう機材担当者、絶対狙っただろ!と思うくらい(^_^;)


ジャンボの隣の32番スポットに駐機します。『ジャンボにはゆめがある』、この先の記事にもゆめジェットが登場してきますので、お楽しみに~。

次回も3月29日に撮影した那覇空港での写真です。

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公私共に忙しく、なかなか記事作成が追いついていません。他のブログではラストフライトの記事が既に出来ているところがありますね。

ANA137便で那覇空港に到着した私、折り返しのANA136便の出発を出発ロビーよりガラス越しに狙います。
出発ロビーにはいわゆる『ガチ勢』と言われる方々が張っていて、撮る場所がないかも…と思っていましたが、全くそんなことなく。
窓越しにジャンボを撮影していても、すぐにその場を離れる方がほとんどでした。というか『ガチ勢』は私だけです(^_^;)


18時46分、ちょうど那覇の日の入りの時刻です。ようやく全員の降機が終了したようで、機内清掃部隊が機内へ入っていきます。


18時53分、ここからは簡易三脚を立ててセルフタイマーでの撮影。徐々に空の色が青く濃くなっていきます。


19時03分、空港のポールが飛行機を照らします。


19時15分、どっぷり暗くなった那覇空港。反対側のフィンガーにはJALの777-300が駐機しています。
ANAの747-400とJALの777-300、両機とも羽田-那覇線の主力機ですが、この光景も見納め。4月からは両社ともに777-300が主力機となります。


コンテナ貨物の積み込みが終わり、横では続々とANA136便の乗客が搭乗していきます。


19時35分、L1ドアがクローズされ、ボーディングブリッジが完全に外れきらないうちにパイロットさんはプッシュバックリクエスト。しかしトラフィックの関係でスタンバイの指示。パイロットさんのしょんぼりした声が印象的でした。


Aタキシーウェイにプッシュバックされます。小型三脚だとやはり少しブレる…。


三脚がダメならば、感度を上げればいいじゃない、ということで、ISO25600という非常用感度で撮影。




出発準備が整っていないらしく、しばらくランウェイ18エンドで待機し、離陸していきました。
出発ロビーは…私しか写真を撮っている人がいません。寂しいような、退役3日前の勇姿を独り占めできて嬉しいようなw
この後いつもの床宿、赤嶺駅近くのホテルグランビュー沖縄にチェックイン、写真の整理を行って床につきました。

次回は3月29日に那覇空港の展望デッキで撮影した飛行機です。数日前は天気が悪い予報がでていましたが、私が那覇に来るといつも晴れます。今回も晴れ渡ってくれました!

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2014年03月28日(金) ANA137便 羽田→那覇15:55→18:40
747-400 JA8961 座席:19A 羽田SPOT:57 那覇SPOT:33 高度:34000ft 速度:810km/h 区間マイル:984mile 18870円(旅割60)


晩秋のANAジャンボで行く沖縄、実はこの便を予約したのは今から半年以上前、8月初旬のことなのです。
8月初旬にはANAジャンボのラストフライトは『3月29日のANA136便』と噂されていましたが、まだ旅割の発売前であり、予約はできませんでした。
しかし、ANAのWebにあるツアーで予約を行えば、3月末も予約を行うことができ、私はツアーで3月28日のANA137便、及び3月29日のANA136便を予約していたのです。
この後、9月1日に旅割60が発売になり、幸運にも3月28日のANA137便と3月29日のANA136便を予約することができました。
出発の2ヶ月前にならないと座席指定ができないが安いツアー、若干高いが既に座席指定が行える旅割60…迷いましたが旅割60のほうで搭乗し、ツアーはキャンセルすることにしました。
出発21日前までだとキャンセル料は無料というのが嬉しい所、支払った44000円がまるごと帰ってきました。
その後、ANAジャンボのラストフライトが3月31日になるとのプレスリリースがあり…脳天にハンマーを打ち付けられた想いでしたが、なんとかラストフライトのプラチナチケットを獲得することができ…手元には①3月28日のANA137便(HND⇒OKA)、②3月29日のANA136便(OKA⇒HND)、及び③3月31日のANA126便(OKA⇒HND)のチケットがあります。
普通の人なら、②3月29日のANA136便をキャンセルするのですが…旅割60でキャンセル料も高く、せっかくジャンボに乗れる機会なのですから、キャンセルは行わず、逆に予約を一本追加してしまいました。最終的な行程は以下のとおりです。

①2014年03月28日(金) ANA137便(HND⇒OKA 747-400)
②2014年03月29日(土) ANA136便(OKA⇒HND 747-400)
③2014年03月30日(日) ANA137便(NND⇒OKA 777-300)
④2014年03月31日(月) ANA126便(OKA⇒HND 747-400) ※ジャンボラストフライト


羽田-那覇2往復になってしまいました。というかしましたw
ついでに言いますと3月30日のANA137便は株主優待でプレミアムクラスになります(^_^;)


出発前日の夜、部屋にあるANAジャンボを総動員し、羽田空港限定で販売している地ビール『スカイエール』で前夜祭!


出発ロビーで前々から気になっていた明太牛たん丼を見つけました。テレビ朝日系列の『お願い!ランキング』で紹介され、ずっと食べたいと思っていたのです。いい機会なので買ってみることにしました。


博多『やまや』の明太子と仙台『利久』の牛たんがコラボした空弁です。温めなくても美味しく、付け合せの辛子高菜もご飯が進みます。


ANAは『FINAL747 カウントダウングッズプレゼント』と題し、3月25日~29日のANA126便/ANA137便に搭乗された方を対象に、記念品の配布を行っていました。
印刷した参加登録証と搭乗券をANAFESTAで提示すると受け取ることができました。


中央のマリンジャンボが頂いた記念品。マグネットクリップになっており、『FINAL 747 LAST 2DAYS』と書かれています。時刻表上のラストフライト、29日を基準にしているのでしょうか。
嬉しい事にイラストの下に日付と連番が入っています。私は4番目でした。世界で同じものは二つとしてない、記念品でした。


15時20分、カードラウンジを出てジャンボが待つ61番搭乗口へ向かいます。


この日のANA137便の機長が出発前の機体外部点検を終え、機内へ乗り込みます。展望デッキにも多くのファンがいることでしょう。手を振って答えていました。
後で分かるのですが、手を振っていたのはこの日のPIC(Pilot In Command-責任機長)である高柳機長。福島での卒業フライトを担当した機長でもあります。


61番搭乗口のモニターには…


しっかり『機種:ボーイング747-400』の文字とジャンボ機が。この表示板も見ることができなくなりました。


61番スポットの後ろはオープンである82スポット。ジャンボと同時期に退役するDHC-8-Q300の定位置でもあります。


61番搭乗口前は500人以上の搭乗客が集まっている為大混雑。いつもは家族連れや修学旅行生が多い那覇行きの便ですが、この日はやはり雰囲気が違います。
カメラを片手にした飛行機ファンが10人、20人、30人…それだけでは収まらないかもしれません。多くの人がスポットに駐機するジャンボ機や出発表示板を撮影していました。


15時40分、優先搭乗から始まり、その後一般の乗客の搭乗が開始されます。ほぼ満席となるこの便、後方座席の乗客より案内が始まり、私は19列目である為しばらく待機。続々と機内へ乗客が入っていく中、15時48分、ようやく全ての乗客の搭乗が開始されました。


ボーディングブリッジよりジャンボの機首を。コックピットから高柳機長が手を振っています。


L1ドア、L2ドア、どちらより搭乗するか迷いましたが、L2ドアにしました。これから搭乗するJA8961の自慢のエンジンがよく見えます!


素敵な笑顔のCAさんに迎え入れられ機内へ。機内に入ったら目の前が私の座席です。というのも今回の私の座席は19A!L2ドア目の前の非常口座席です。
窓からは4発のエンジンが良く見える特等席です。しかも非常口座席なので機内をウロウロするのに最適…!早めに予約し決済したことにより、晩秋のジャンボでも特等席をゲットすることができました。


ドアクローズまでまだ時間があるようなので、R2ドアからも。隣の60番スポットにトリプルがスポットインしていきます。


16時00分、L2ドアが先にクローズ。ドアクローズの様子をCAさんに許可をとり、撮らせて頂きました。


L2ドアに付けられていたボーディングブリッジが外されます。


まもなくL1ドアもクローズします。いよいよジャンボでの旅がスタート…!私の緊張も最高潮に達します。


自席より。目の前はL2ドア、そしてCAさんが座るジャンプシートです。この写真を撮った後の16時04分、L1ドアがクローズ。
チーフパーサーの『Cabin attendant door's for Departure』のコールでCAさんはドアモードを変更、R2、L2ドアのCAさん同士でドアモードの相互確認を実施します。


離着陸時は電子機器が使用できない為、フィルムカメラである『写ルンです』を持ち込みました。
トラフィックの関係か、ドアクローズから5分後の16時09分、プッシュバック開始。約15分の遅延での出発です。プッシュバックはフェイス・サウス。残念ですが私の座席からはグランドスタッフのお見送りを見ることができません。


16時13分、Z-TWY経由にてタキシング開始。ジャンボの機内よりQ300が見ることができました。


羽田空港は南風運用、ランウェイ16Rからの離陸となります。旧管制塔と新管制塔が見えますね。


雲ひとつない青空、まっすぐ伸びたランウェイ。旅立ちに相応しい天気です。
滑走路で一時停止することなく、テイクオフローリング開始。CF6-80C2の四重奏、ジャンボ特有の重厚な音と強烈な加速で一気に速度を上げていきます。


16時22分、羽田空港ランウェイ16Rよりテイクオフ。眼下にはジャンボの影が綺麗に写っています。


ずんずん上昇するジャンボ。実はこの写真、搭乗機であるJA8961の相棒であったJA8960とのお別れを撮った写真でもあります。


非常に分かりづらいのですが、ここにJA8960が写っています。JA8960はこの日の21時過ぎに離日しました。それに対しJA8961の戻り便は22時前の到着。ということはこの瞬間が最後の対面となるのです。
元気に上昇するJA8961の姿を見て、旅立ちの時を待つJA8960は一体何を思うのでしょうか。
もちろん私にとってもこれが最後のJA8960の姿です。心の中で『今までありがとう、お疲れ様』と声を掛け、お別れです。


お別れはほんの一瞬。あっという間にD滑走路上空をパスします。


騒音の関係からか、陸上にかからないように上昇していきます。富津岬が綺麗に見えました。


16時28分、電子機器の使用制限が解除されるも、ベルトサインは点灯状態。機外を一枚、横須賀市上空を飛行中です。


こちらは三浦半島ですね。三浦市を横断し、相模湾上空に出ていきます。


ジャンボ特有の4発エンジンを縦構図で。午後は機体の影になって明暗の差が激しいかとおもいきや、意外とまだ光が柔らかく、綺麗に撮影できました。


R2ドアより。眼下は芦ノ湖、及び箱根山も見えています。前々から思っていましたが、JA8961のR2ドアは傷が入っており、クリアに撮れないのです…w
まぁこれも長年頑張ってきたジャンボの傷跡と思い、良しとしますw


程なくして富士山が見えてきました!ジャンボのエンジンと富士山、これが那覇便の定番ショットでした。多くの乗客がR2ドアに集まり、代わる代わる撮影していました。


私の座席のすぐ近くは二階へ上がる階段があります。シールでも配られている『GOOD LUCK 747』のロゴシールが印刷され貼りだされていました。


二階に上がります。何度も見た二階へ上がる階段、やはり二階席はエンジン音が静かで何より特別な感じがします。


二階席の非常口は跳ね上げ式になっています。もちろん普段は使用せず、万が一の際の脱出に使用します。幸いなことに一度も使用されることなく退役を迎えそうです。
先日の福島での卒業フライトでは駐機中に高柳機長がこの非常扉を開けて手を振っている写真がネットに掲載されています。


こじんまりとした二階席、一階席と比べて落ち着いた雰囲気があります。CAさんも何処と無く余裕がありそうです。


一旦自席に戻ります。機体は静岡県浜松市上空まで飛んできました。眼下には浜名湖が見えます。
大きく左旋回を行い、太平洋上空へ。那覇へ向けて進路を取ります。


非常口座席は3枚の安全のしおりを独り占め!前の座席がない非常口座席では窓側に設置されている座席ポケットに3人分の安全のしおりやエチケット袋が装備されているのです。


先日発売になった『ANA 747 Forever』をスマートフォンに入れてきました。ジャンボの機内で見る『ANA 747 Forever』は何処か感傷深いものがありますね。


さて、機内捜索(笑)を続けていきます。L4ドア付近にあるギャレー、先日行われた退役記念のチャーターフライトで配られたのでしょうか。ステッカーが貼られていました。


機体後方より。この日は518名+18名とほぼ座席は埋まっている状態でした。


機内では『ANA 747 Forever』の上映が始まりました。スマートフォンで見るのもいいですが、やはり機内のモニターで見るのが一番ですね!


現在ではジャンボにしか装備されていないでしょうか、湾曲したブラウン管式モニター。奥行きの長さが旧式のモニターを埋め込んでいることを表しています。


階段にもこのモニターはあります。


またまた二階席に来てみました。同じ目的の方が多数おり、みんなでワイワイ楽しく機内散策。何も知らない乗客の方に『何か特別な飛行機なのですか!?』と聞かれ、ラストフライトの事を教え、その乗客も機内散策組に仲間入り…などしたりしていました。


ジャンボの二階席にあるラストナンバー、86Aと86C。この70~80番台の座席番号も見納めです。


高柳機長によるキャプテンアナウンスが入りました。動画で収録しましたので是非お聞きください。


座席についても何だか落ち着きませんw 機内誌に描かれているANAグループ航空機のご案内にはトップに『747-400D』が。THANKS JUMBO!と書かれています。
先日、4月の機内誌を見てみましたが、もちろんジャンボの姿はなく、777-300がトップにきていました…。


機内販売のカタログにある『ありがとう、ジャンボ!』の退役記念メモリアルグッズ。
欲しいものがたくさんあるのですが…意外と高くて躊躇してしまいます(^_^;)


陽は徐々に傾き、No.2エンジンが機体の影に隠れてしまいました。


到着予定時刻は定刻よりも若干遅く、18時35分。那覇の天気は曇り、気温は22度との報告。
機体は徐々に高度を下げ、雲に突入します。夕陽に照らされるエンジン、とても美しい…。


18時15分、ベルトサインが点灯し更に高度を落としていきます。那覇空港は南風が卓上している模様で、ランウェイ18運用。約1000ftで水平飛行を行い、那覇空港が近くなると適正角度で高度を下げていきます。
ジャンプシートに着席したCAさんにお話を伺うと、ピカチュウジャンボのラストフライト時にチーフパーサーを勤めていたとのこと。
元々は別の日にジャンボ機での乗務最終日を迎えていたが、クルーチェンジにより急遽この便を担当することになり、晩秋のジャンボ機に乗務でき、光栄ですと仰っていました。


北側の貨物地区を通過中。まもなくタッチダウン…。那覇空港は曇りとの報告を受けていましたが、晴れ渡っています。


18時26分、那覇空港ランウェイ18にランディング。アイドルリバースで減速し、誘導路へ入ります。


誘導路でUターン、直後美しい夕陽が目に飛び込んできました。


『NAHA』の文字と一緒に。


18時32分、那覇空港スポット33番に到着!美しい夕陽が迎え入れてくれました!この写真とても気に入っており、PCの壁紙にしております(^^♪


CAさんに許可を取り、L2ドアのオープンを動画で撮らせて頂きました。結構簡単に開くのですね。


複数の方が名残惜しく機内で写真撮影を行っていました。私も同じ目的で搭乗された方と楽しく話しながら、のんびり降機します。


私も多くお世話になったプレミアムクラス。1A、1K、5Dは特別な一人がけシートでプレミアムクラスに搭乗すると必ずどこかのシートに座っていました。


名残惜しいですが、そろそろ降機します。


最後にL1ドアのプレートを撮影し、『退役まであと少し、頑張れよ!』と機体を叩きながら降機します。


コックピットからは高柳機長が乗客のお見送りをしていました。


ここでも手を振ってくれています。折り返し準備があるのに最後までサービス満点な高柳機長、ありがとうございました。


那覇空港のボーディングブリッジにあるランとジャンボ。この光景もあと数日で見納めです。ジャンボだからこそ、この光景が映えるのであって、777-300とかだと…うーん、イマイチってなるのですよね。


那覇空港に到着した747-400D、JA8961。退役3日前の勇姿です。
やはりジャンボのフライトは安定しており、那覇まで快適なフライトでした。また、多くのジャンボファンが搭乗しており、機内ではみんなでワイワイ、楽しく機内探索ができたのが一番の思い出です。
そして何より、有名な高柳機長のフライトに搭乗できたことはとても光栄なこと。またいつか、トリプルかびーはちのフライトで高柳機長が操縦する機体に乗ってみたいです。

ジャンボを後にし、ホテルへ…向かうわけがありませんw
折り返しANA136便の出発まで見届けます!次回は数枚ですが、3月29日の那覇空港編です。全部ジャンボですが(^_^;)

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引き続き沖縄へ旅立つ前に撮影した羽田空港での写真です。大島よりQ300が帰ってきました。








スポットイン!


搭乗客が降機し、2名のCAさんがお見送り。一礼して…


さようなら~!とお手振り。おそらく乗客もQ300目当ての人が多いことでしょうね。


Qちゃん、オナラした!? ※おそらく機首の電源車の排気ですw


次の三宅島行きが飛べば展望デッキでお見送りする予定だったのですが…出発15分前に火山ガスの為欠航となっていまいました。3月は片手で数えられるくらいしか三宅島へ飛んでいないようです。
保安検査場を通過し、第二ターミナル北ピアにあるエアポートラウンジで窓越しの撮影。ここからANA126便の到着を狙います。


このラウンジ、真横からANAのフリートが一望できる最高のウォッチングポイントです。去年ゴールドカードを入手し、いろんなラウンジに入ってみましたが、ここのラウンジが一番いい眺めです。


大型機だらけの羽田空港の中で一人プロペラ機のQちゃん。退役3日前のこの日、何を想い駐機するのだろう…。


新千歳への一仕事を終えて、ピースジェットが帰ってきました。ラウンジ目の前の58番スポットに入る模様です。


外は南風になったようでランウェイチェンジ。ラウンジ北側からはかなり遠いですが、ランウェイ22着陸機もみることができます。展望デッキから見れないアングルですね。


52番スポットに入るソラシドエアも。


このびーはち君、何だか違和感が…。そう、何処と無く懐かしい感じ…0系新幹線?


JA801A/JA802Aにて使われているレドームを装着しています!


あたかもマスクをしているかに見えるびーはち君、花粉症にでもなったのでしょうか。


人が少なかった展望デッキは続々と人が集まってきました。時刻は14時45分、まもなくANA126便、ANAジャンボの到着です。


機影が見えてきました。東京ゲートブリッジ上空でレフトターンをしています。
到着スポットは元々57番の予定でしたが、61番に変更となっていました…。57番だったらラウンジからスポットインの様子がよく見えたのですが…。


B滑走路の進入灯を越えて…




タッチダウン!


国際線ターミナル側から回りこんで第二ターミナルに来ると思いきや、すぐにA滑走路を横断し、北側から回りこんできました。










ズラリと並ぶANAの尾翼。『ちょっとゴメンよ』と言わんばかりに大きな顔が無理やりスポットに入っていきます。


整列するANA機の中で一機だけ2階建て。隣の機体は隠れて見えません。一際存在感がありますね。


ANA機の中で一番トリトンブルーが似合うのはジャンボ機だと思うのです。特に垂直尾翼の『ANA』のロゴ、角度が777や787に比べて緩やかであり、何処となくやわらかな感じがするのです。

さて、この後61番搭乗口へ向かい、ジャンボ機に乗り込みます!次回はANA137便搭乗記です!
…写真の現像が間に合わない…いや、デジタルではなくてフィルムのほうが…(^_^;)

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写真の現像をしていると、未だにANAジャンボが退役してしまった事が夢のように思えます。
昨日乗っていた機体がもう今日は飛んでいない…この現実を受け止めるにはまだ時間が掛かりますが、MD-90の時もそうであったように、時間が解決してくれると思います。
さて、前回はANAジャンボのラストフライトの写真をダイジェストでお送りしましたが、今回より少しずつ『ANAジャンボラストフライト旅行』で撮影した写真を掲載していこうと思います。いつもと同じように時系列で掲載していきます。


3月28日(金)、出発の日。この日は夕方のANA137便に搭乗し、沖縄へ向かう予定でしたが、朝のANA127便も撮影したいと思い、朝早くバイクを走らせ羽田空港へ。
出発前の準備は完璧、撮影シミュレーションも完璧、体調も完璧…とはいかず、急に春らしい気候になり、前日より体調が優れなかったのです。
早めに床に着いて治すことに専念したのですが、この日は声が全く出なくなってしまいました…。とりあえず声がでないだけで他の体調は問題ないので旅行は決行しました。
ANA127便の出発スポットは61番。スピーディータグに引っ張られてANAジャンボの残る1機、JA8961がトーイングされてきました。


平日朝の第二ターミナル、普段はほとんど人がいないのですが、この日はやはり違いました。ジャンボ狙いと思われる人がたくさん。でも満員というわけでもなく、すんなり場所を確保することができました。


春休みである学生さんはともかく、バリバリ現役であろうお兄さんやおじさんの姿が目立ちました。数人に話を聞くと、この日は休みを取ってこのANA127便に乗るとのこと。晩秋のジャンボ、搭乗客はやはりジャンボ・ファンが多めのようです。


スポットイン。背後にはジャンボと同じく退役してしまうDHC-8 Q300の姿があります。


デッキは満員ではないので、いろんなアングルで撮影していました。


オープンスポットには先日退役したJA8960のシルエットが見えました。この機体は当日の3月28日の夜に離日する予定とネットで情報が流れていました。


ボーディングブリッジが接続され、出発準備が行われます。背後ではピースジェットが新千歳へ向けて出発です。


普段あまり意識していないジャンボへの荷物の積み込み作業も見るのはこれで最後。


整備の責任者でしょうか。機体をぐるりと廻って最終の目視点検を行っています。


背後ではQ300に大島行きの搭乗が始まっていました。大島線ラストフライト前日、多くの乗客がカメラで搭乗機を撮影しています。


さぁ、ANA127便は出発準備を整え、ボーディングブリッジが外されました。


プッシュバック開始。パイロットさんは展望デッキにいる多くのファンに手を振ってくれています。


いつものプッシュバック風景…。


これがもう後数日後には見れなくなるなんて…。


グダグダ言っても退役は伸びません。大切なのは『今を楽しむこと』
それは写真の記録でもありますが、自分の目に焼き付けること、またジャンボのエンジンサウンドを耳に残す事。自分の心にしっかり留めることが大切です。


タキシング開始。パイロットさんは手を振ってくれています。


グランドさんも大きく手を振っています。


機内からも手を振っている人がいるのでしょう。グランドさんは両手で手を振って機内の乗客に返していました。


この迫力ある勇姿。


ジャンボはいつもホームベースである羽田の主でした。


その主もあと3日で世代交代です。


旅立ちの時を待つJA8960と絡んでくれました。


ランウェイ05より元気よくテイクオフ!沖縄まで行ってらっしゃい!


さて、お次はQ300の出発です。


くるりと自走で方向転換。ほっぺたには『3QQ3(サンキューキューサン)』のシールが貼っています。


方向転換後、停止して東京グランドよりタキシングのクリアランスを貰います。
前輪を曲げたまま停止する姿はまるで『モデル立ち』です(^_^;)


タキシング開始。そうそう、Q300のエンジンの所、前までは『A-NET』と描かれていたのですが、『ANA WINGS』に塗り替えられました。
退役するに当たってジャンボには敵わぬものの、メディアに露出するので、最後に旧名称ではなく、新名称にして退役させてあげようという心配りでしょうか。


ランウェイ05へ向けてタキシングしていきました。


ジャンボもQ300も離陸した後の展望デッキはいつもの静けさを取り戻しました。


こちらはまもなく塗装変更されてしまうモヒカン塗装。年度末で運航終了とか言いながら、4月を超えても飛んでいるようです(^_^;)

視程も悪く、あまり撮る気が起きません。Q300が大島より戻ってくるまで、カードラウンジで休憩することにしました。体力も温存しておかなければなりませんし…。

次回も3月28日に撮影した羽田空港編です。

※コメントたくさん頂き、ありがとうございます。すべてしっかり読ませて頂いています。全てに返信致しますのでしばらくお待ちください!
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