チャコちゃん先生のつれづれ日記

きものエッセイスト 中谷比佐子の私的日記

百年の刑

2014年01月13日 09時44分58秒 | 日記
江戸時代の終わりから明治にかけて
日本にやってきた米英の識者たちが
一応に「こんな美しい国が、そしてこんなにも教養のある国民がすんでいる国が」
この地球上に存在していたのかと驚いた

これはその当時の方たちの日記を読むとその驚きに触れられる
チャコちゃん先生は
日本の本当の姿を知りたいと思ったとき
彼らの日記を手当たり次第に読んだ
そして自分の国に誇りを持ったたものだ

そしてその一端は不幸な東北大地震の折
世界中に東北の人たちの毅然とした礼儀正しさが伝えられた
「日本人は日本を取り戻した」と思ったのもつかの間

国や企業のお偉いさんたちの隠ぺい態度にすっかりまた日本人は無気力になってしまった

この隠蔽という生き方はどこから出てくるのか
敗戦の時連合国は日本に報道と規制と新教育の要請をしている
報道はすべて連合国の目を通さなければ発売できないし
新教育では国の歴史や神話はすべて消され
今までなかった教員の組合まで作らされた
それが今の日教組
連合国に都合のいい人間が教育の場でもてはやされたのだから
日本が好きという生徒は育ちにくい

しかしその制度も占領が解かれたとき
「これからはなにごとも日本の国独自に決めてもよい」
という事だったようだが
どういうわけか日本人は自分の国を卑下する方向に自分自身を自縛していったように思う


米英の策略ははほぼ成功したように見える

つづく
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 100年殺しの刑 | トップ | 百年の刑 3 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事