My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

正体不明のコンデンサー ~WIMA製Black Box~

2013-04-05 11:10:07 | CDプレーヤー

CDプレーヤーの真空管出力の出力カップリングコンデンサーには、DynamiCapを使っているが、これを他のものに載せ換えてみた。

現在のDyanamiCapを載せた状態

きっかけは、プリアンプのカップリングコンデンサをオイルコンのAerovoxに交換して良い結果が得られたので、また、ちょっとコンデンサにも興味が湧いてきた。

そこで、以前使っていたWIMA製Black Boxに戻してみた。

ただ、このWIMAのBlack Boxに関しては、情報が少なすぎる。WIMAのHomepageを見ても載ってないし、Web上でも情報が少ない。私は、3年位前にeBayで香港の業者から入手した。Web上では中国語の書き込みが多い。

WIMAのフィルムコンデンサと言えば、一般的にはトレードマークの赤色のものである。また小容量のものであれば、黄色や緑色のものものもある。

しかし、この黒ケースのタイプは、あまり見かけない。レアである。

サイズもかなり大きい。

WIMA Black Boxに載せ換えたところ。

基板を組み込み。

このコンデンサは3年間眠っていたので、暫くエージングが必要であるが、交換後の間もない音は、中域が厚く、ちょっとふくよかな、柔らかい音がする。少しオブラートに包まれた様な感じである。情報量は少し欠損がある。そのため、ストリングスの響きがDynmicCapとは違う。DyanamiCapの方が綺麗に聴こえる。周波数特性がフラットでは無いと思う。高域が落ち気味か。

ただ、ジャズだけを聴くなら、このコンデンサでいけるかも。

そういえば、以前使って居た時は、これにAuricapをパラっていた事を思い出した。


しかし、このWIMA BlackBoxの製品に関しての情報が少なすぎる。

ポリカーボネイトだとかメタライズ・ポリプロピレンとも言う人がいるし、ウエットタイプだと言う説も(これは違うと思う)、fakeとも、WIMAの古いものでレア品だとも、本当のところは判らない、正体不明のコンデンサである。

http://www.diyaudio.com/forums/parts/14594-wima-black-box-audio-cap.html


私は、ロック~ジャズ~クラシック・ボーカルまで聞くので、このコンデンサでは難しい。

3日間で、また、元のDynamiCapに戻した。


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