My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

怪しそうな物には手を出さない方が良いですね。

2020-06-23 12:22:32 | 真空管プリアンプ

オクで安かったのでSIEMENSと印刷のあるE80Fを手に入れ、使い始めてから3か月の先日、ハムとハーモニックノイズが大きくなって使い物にならなくなった。ハーモニックと言う程度ではなく完全にハウリングです。

安物買いの銭失いです。幸いにも今回は他の部品に影響は無かったのですが、場合によっては他も壊す可能性が有るので、安物買いの代償は大きいです。良く見極めて買うべきでした。

後悔しないためには見極める目とノウハウを身に着ける必要が有ります。

これは何回も失敗して経験を積むしかないですね。私は今迄何回も失敗しました。

今回の購入検討時、本来は現使用中と同じPhilips製が欲しかったのですが、入札額が上昇したため、妥協して同時に出品されていたSIEMENS製を落札。

安くて落札が出来たものの、管壁の印字が何となく怪しく不安だった。

現物が手元に届いてから改めて印刷を見るとやはり怪しい。

でも実際に使ってみると普通に音が出たので、そのまま使い続け、今回の不具合に至った。

 

やはり、こういう怪しそうな球は、入札者もよく知っていて、あまり手を出さないですね。

本物は、自ずと競争入札が増えて高騰して行くので、それにどう打ち勝つかですね。

大概、ビンテージ品を落札しようとする人は、それなりのマニアか業者なので、本物、良品と確信が持てる代物しか手を出さないですね。安くて落札しようなんて無理です。良い物を安くて落札出来るのは、『たまたま競争相手が居なくてラッキー!』を期待するしかないです。

 

今回は失敗談でした。

 

仕方ないので、手持ちのPhilips Miniwatt SQ品に挿し換えました。「SQ」=Special Quality

やはり本物は素晴らしい音を聴かせてくれます。

 

それでは今日の1枚。

これを聴くと、

片手にグラスを持って、ゆっくりと味わいながらシングルモルト・ウイスキーを飲みたくなります。

『琥珀色の時間 ザ・コレクション・オブ・サントリーウイスキー・CM』の紹介です。

少し前に中古CDショップで手に入れました。これはラッキーな出会いでした。

特に、石川さゆりさんの「ウィスキーが、お好きでしょ」小林亜星さん作曲の「夜がくる」が最高です。

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 久々にデジタル音源に戻って... | トップ | 『美貌』と『艶』 元祖スモー... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (tk)
2020-06-25 14:30:48
SIEMENSのこの手のロゴ物、沢山出ていますね。
大体がフェイク(または後年の物)で厄介です。
外観では二重の「S」ロゴが上部に、ミュンヘン工場製を示すエッチングがあると真正ですよね。
返信する
フェイク品 (ブログ主)
2020-06-25 15:53:52
tkさん

コメントありがとうございます。
そうですよね。私も承知しておりました。
でも、今回は何だか冷静さを欠いて、手を出してしまいました。(後悔⤵)
現物を見ると、製造工場を示すコードもエッチングではなく、エッチングに見せかけた印刷でした。巧妙ですね。
よく考えれば、そもそもE80FにSIEMENS品は無い様な?PhilipsかValvo(赤文字or白文字)でしょうね。
フェイク品で有名なのはTelefunkenですね。
底のダイヤマークで見分けるのが一般ですが、これが有っても本物かどうか?Telefunkenと言うだけで高く売れますからね。その昔アキバテレフンケンってのも有りましたからね(笑)。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

真空管プリアンプ」カテゴリの最新記事