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My Audio Life (趣味のオーディオ)

主にオーディオの音質改善について。
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クロックモジュールの再換装で音質が大幅改善(やはり位相雑音が肝だった)

2013-12-08 15:28:39 | CDプレーヤー

またまたクロックモジュール(水晶発振器) 16.9344MHzを購入してテストしてみた。

前回はジッターが少ないと言う0.3ppm Low jitterタイプに交換したが、結果は今一つだった。

以前の水晶発振器のほうが良かった。

これには、メーカーが同じでも49.152MHzのほうには位相雑音-130dBと謳ってあったが、この16.9344MHzのほうには位相雑音のスペックが無かったことが原因ではと睨んでいた。

それで今回、Low jitterよりも位相雑音が音質、解像度に効果的ではと考え、位相雑音-135dBのものを購入した。

前回のものと今回のもののスペックを比較してみよう。

<前回のものValab製>

16.9344MHz TCXO

<colgroup><col width="36*" /><col width="88*" /><col width="109*" /><col width="22*" /></colgroup>

parameters

characteristics

technique parameter

unit

Output

Frequency

16.9344

MHz

Precision

±0.5Max

ppm

Wave form

aquare

 

Empty ratio (square wave)

50±5

%

up/down time

6

ns

Temperature

Temperature characteristics

±1

ppm

Aging

Aging

1 Max

ppm

Power

Working voltage

5±5%

VDC

Working current

30 Max

mA

Loading stability

±0.2 Max

ppm

Others

Working temperature

-40~+85

°C

Storage temperature

-40~+85

°C

Dimension

20.3*20.3*8

mm

 

 

 

※0.5ppmと書いてあるが、本体ボディには0.3ppmと刻印があった。


<そして今回購入したものD/A Mental製(Tentlabs compatible?>

Frequency : 16.9344MHz

Precision : 1ppm

Operating voltage : +3.3Vdc -- +5.0Vdc 

Operating current : 25mA (MAX)

Output Waveform : TTL/CMOS

Duty cycle : 40/60%

Frequency stability Vs Temp : +/- 5ppm (0 ~ +50 C)

Phase noise : -135dBc/1KHz(10M)

Package : 20.4 x 12.8 x 7.5mm

Aging : +/- 2ppm/Yr.


精度は今回購入したもののほうが悪いが(悪いと言っても1ppmは充分だろう)、位相雑音が-135dBと圧倒的なスペックである。
まあ、Jitterと位相雑音は特性的にお互い関係しているが、きちんと位相雑音をスペックに謳っているほうが信用できそう。
 
交換後の写真。こんな具合である。
 
ついでに電源も強化しておいた。3.3uF/35Vのタンタルコンを追加。
 
交換後の感想は「大正解!!!」。
また一段と解像度がアップして、クリアーな音になった。
音楽の細部まで聞こえる。
 
結論、やっぱり位相雑音が効く。

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