帰国してから、引っ越しの箱に入れたままだったマッキントシュのパワーアンプMC275をやっと箱から引っ張り出して設置することができた。
何せ重量が35Kgもあるので、この歳になると持ち上げるのが辛く腰が心配になる。なので、 取り出すとなると余程の思い切りと気合が居る。
このたび、JBLのスピーカーも購入した事がキッカケになり、やっとの思いで箱から取り出した。
予想通り、取り出し設置作業には一苦労したが、約8ヶ月ぶりのご対面となった。
その前に、やって置かなければならない事があり、その作業も合わせて実施。
VRを介さず、プリから入力直結にしていたので、それを元に戻さないと、もし間違って、フルパワーで出力したときには、スピーカーが吹っ飛んでしまう危険と隣人もビックリするだろう。
ということで、入力を元通りのVR経由に修復。折角なのでクロスワイヤーを使った。
さらに、もし誤って何かをぶつけて、大切な球を割ったらいけないので、念のため純正のカバーをかけて置いた。
設置後のシステム全体の様子。
電源投入後、音出しチェック。
やはり、McIntoshの音は良い。洗練されている。そして、JBL L26との相性もバッチリだ。
このJBL L26は、トランジェントが良いので、MC275のパワーがあり、押し出し感のある力強さと相まって、音のレスポンスが非常に良く、音が前へ前へ出てきます。音源によっては、どこから音が出ているのだろうと、スピーカーの存在を忘れる様な鳴り方をします。かと言って定位が悪いわけではなく、音の定位も良いです。聴いていてスカッとします。
低域から高域までレスポンスが良いこともさる事ながら、私が特に欲しいギターの音とかボーカルなどの中域の音を艶やかに生々しく奏でてくれます。私の好きなクラプトンのストラトの音や女性ジャズボーカルの音もバッチリです。
軽量コーン125AとツィーターLE25のお陰ではないかと思います。
以前の使っていた能率の悪いトールボーイタイプのスピーカーの様なスピーカーを無理に駆動している様に感じるモタツキなどありません。
JBLの他のスピーカーを聴いたことがあまり無いのですが、私としては、取り敢えず、このスピーカーを選んで良かったと満足しています。