My Audio Life (趣味のオーディオ)

真空管オーディオを中心に、私のオーディオチューンアップについて書いています。最近はPCオーディオにも取り組んでいます。

ヘッドフォンアンプのバイアス電圧用LEDをシリコンダイオードに変更。

2015-03-22 11:05:16 | ヘッドホン・アンプ

ヘッドホンアンプの出力段プッシュプルTrのバイアス電圧(ベース電圧)は、オリジナルではLEDで作られていた。

多分、これは適当な電圧をLED1本で簡単に作り出せるためと、発光して動作がわかるため、そしてカッコ良く?見せるためと思う。

音質的にはどうかわからないが、私には発光は要らないので、これを取ってしまい、代わりに同等な電圧をシリコン・ダイオードで作るように改造することにした。

改造前の状態。

以前にも掲載したと思いますが、抵抗群をすでにビシェイ製とアルファ製に交換しています。 彩りが見事。

ダイオードは、東芝「1S1588」を使いたい所ですが、既に製造終了なので、代替として「1SS133」を使用した。@210円/10本。

電圧設定ですが、元々のLEDを使っていた状態でのLED両端の電圧を測ると、「1.7V」だったので1SS133を3本直列に接続した。

これで、元々のプッシュプル間のTrのベース電圧の電位差は「1.84V」に対し改造後は「1.95V」。

プッシュプルTrのバイアス電流は、22mAから28mAとなった。通電後、PPのTr発熱を確認したところ、この程度の温度上昇は問題なさそう。

交換後の様子。

そして、音質の変化は、、、、、あまり変化の無い様な気がする。

まあ、この部分は音質に影響ないのかな。

ダイアモンド回路にでもすれば変化があるかも知れないが、改造が結構面倒そう。残念ながら今はそんな気力が無い。

それよりも、ビシェイとアルファの抵抗のエージングが進んで、益々良くなってきた。 

コメント
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