宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

尾てい骨 ~ ルートチャクラ

2013年03月21日 | チャクラ
 
全身に分布する7つのチャクラのうち、一番下にあるのが、ムーラダーラ・チャクラ(第1チャクラ)。

「根っこにあるチャクラ」ということで、ルート・チャクラ(根のチャクラ)とも呼ばれる。・・・ていうか、どちらかと言えば、そう呼んでる人の方が多いかもしれない。

7つもあると、端っこが目だつのは仕方ないことで、一番上にある頭部のチャクラ、真ん中にあるハートのチャクラとともに、この一番下のチャクラもかなり有名だ。

このチャクラがある場所は、尾てい骨。背骨に沿って人体をタテに貫く脊髄(せきずい)の一番下の位置にある。ここは生殖器官があるだけに、いろんなホルモンの出どころでもあるけど、神経も集中していて、「尾骨神経節」と呼ばれる、ひとつのコアになっている。

知性や認識力を伸ばしたければ、頭部のサハスラーラ・チャクラやアジナーチャクラ。体力や健康を伸ばしたければ、ムーラダーラ・チャクラを開発するといいらしい。もっとも、個人的には、どうしても眉間のチャクラに意識が集中してしまい、下の方のことまでは考えてこなかった、

でも、「これからは感性や愛情がクローズアップされる時代」として、ハートチャクラへの注目度が高まっているのと同様、ルートチャクラも、「地球と根っこでつながるチャクラ」として、スピリチュアル界で話題になることが増えてきた。それは、「地球のコアから電気のコードみたいなのが伸びていて、それが自分のルートチャクラとつながっている」というイメージを強化するもので、「グラウンディング瞑想」と呼ばれている。

それ以上に注目されるのは、ここに「クンダリニー」と呼ばれる強力な生命エネルギーが眠っている・・・とされること。

このエネルギーの開発に成功すると、会陰部でトグロを巻いていたクンダリニー蛇が、脊髄に沿った通路・「スシュムナー管」を通って一気に駆け上がり、「チュド~ン!!」とばかりに脳天を貫くという。気持ちよく昇天したい人には、オススメだ。

この「クンダリニー覚醒」を体験したい一心で、長く苦しいヨーガの修行に取り組んでいる人は少なくない。「私は、クンダリニーのエネルギーを溜め込むため、徹底的に禁欲しています」という人もいる。禁欲してエネルギーを溜め込み、いつの日か、大バクハツさせるのだ・・・!?

このクンダリニーのエネルギーは膨大なもので、性的なエネルギーとして活用すれば、スーパー絶倫男も夢じゃないという話だ(・・・ちょっと古いかもしれないが、この話を聞いて、『チョコボール向井』という人のイメージが脳裏に浮かんだ)。

ムーラダーラ・チャクラを開発した結果、異性を見てムラムーラと性欲が起きてくる。それもまた、結構なことなんじゃあるまいか・・・と思ったが、そういうワケでもないみたい。このチャクラが関係するのは、性欲や生殖力というより、もっと根源的な生存本能だとか、種族維持本能なのだという。ずばり、「食欲」という人もいる。性欲が関係してくるのは、ひとつ上の「スワディスターナ チャクラ」だという。

高所恐怖症の人が高いところに上ったときなど、生命の危険を感じるようなときに、ルートチャクラが反応し、こわばってしびれることがよくある。いわゆる、「○○が縮み上がる」という状態だ。

それを見ても、ルートチャクラが生存本能と直結していることがよく分かる。

ルートチャクラの鍛錬により、生命エネルギーを活用すれば、「病気も治ります」とか、「大幅に若返ります」という話だ。まったく、想像以上に奥が深い・・・。