宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

地球はどう変容するのか

2013年03月18日 | アセンション ~ 地球の次元上昇
 
「地球という世界が激変しつつある」、もしくは、「既に激変している最中だ」ということについては、多くの人が同意する。

そうなると、次のテーマは当然、「では、激変した結果、どうなるのか?」ということになるだろう。でも、これは人によって意見がバラバラだ。

「すばらしい理想郷のようになる」という人もいれば、「ますます荒廃して地獄のようになる」という人もいる。

こればっかりは、変化が起きてからでないと結論が出ない。要するに、「起きてみなけりゃ、分からない」の一言に尽きる。

そもそも、分からないものを、分かるというからおかしくなるのである。地球は、もともと不安定な有為転変の世界。何かのキッカケでどう転ぶか分からない。たとえ、抜群の先見力や未来予知能力があったとしても、その通りになるという保証はない。

「予言を外さないための唯一の秘訣は、予言をしないことだ」というのは、昔も今も変わらない(笑)。

それにしても、人によって大きく異なる未来観。これに関しては、「この先、地球はパラレルワールドになり、各人が、自分の意識を反映した世界に進むのである」という説もある。「バシャール」その他で唱えられて、とても有名になった。

本当にパラレルワールドになるかどうかは別にしても、スピリチュアル的に多くの人が予想する共通項は、「より一層、思ったことが現実になりやすい世界になる」ということだろう。

もちろん、今までだって、「物質世界は意識を映す鏡」と言われてきた。

でも、だからといって、現実の世界が自分の思った通りになるかと言ったら、必ずしも、そうではない。「思考は現実化する」というのは、ある程度まではそう思えるフシもあるんだけど、どちらかと言えば、そうでないときの方が多い。

これは、自分の人生や、周囲の人々の人生を観察しただけで言っていることではない。それ以上に、地球人類の歴史をせっせと観察してきた結果として出てきた結論だ。

この点に限らず、基本的に、筆者の述べる意見はたいていそうだ。たいていの場合、それは「歴史マニア」であることと切っても切れない。「地球は、人が生きていくには悪すぎる環境だ」とよく言うのも、単に、「自分の人生に生きづらさを感じている 」というだけではない。それ以上にヒドイのは、常に貧困・飢餓・戦争・虐殺・伝染病・・・その他の地獄図を繰り広げてきた、地球人類の歴史なのである。

またまた、話が脱線した。

早い話が、過去の地球人類の歴史を観察するにつけ、「人が思ったことは現実になる」というのは、ある程度までは言えるかもだけど、全体としてはそう思えない。少なくとも、それは不安定かつ限定的な「法則」と思われる。

ただし、「物質世界は意識を映す鏡なのだ」という風に言い換えると、微妙にニュアンスが変わってくる。それだったら、その通りかもしれない。

実際のところ、地球人類は古代より、野生のケモノから進化して間もない人類の意識を反映してか、動物界の弱肉強食そのままの粗野な闘争を繰り広げてきた。

でも、現代人ともなると、かなり意識が洗練されてきて、野蛮な粗暴さは影を潜めてくる。特に、日本人についてはそうだ。それが、「意識の進化」というものだろう。

そんなこんなで、地球の物質世界は、人々の意識を映す鏡。この地球環境が良くなるか、悪くなるかは、人類の意識がどのように変容するかを、鏡のように映す。

話を元に戻すと、多くの精神世界関係者が予想するのは、「思ったことが現実化しやすくなる世界」だ。

他にも、多くの人が同意する共通項はいくつもあるけど、これは、その中でも最大級のものなんじゃなかろうか。

つまり、今までは、「人が思ったことは現実化する」といっても、あまりに制約が多い物質世界の壁にハネ返されて、その通りにならないことが多かった。

でも、これからは違う。今までよりも、思ったことが現実化しやすい世界になってくる。良いことばかりではない。悪いことも、心に思えば現実化しやすくなる。

なぜ、そうなるのかと言うと、結局のところ、前回のブログ記事に書いたような「時間の加速」のせいだ。

今までの物質世界は、「諸行無常」とは言うものの、それなりに堅牢にできていた。「意識を反映する」と言ったって、あまりにも時間がかかりすぎた。本当に反映されているのかどうか、確かめる前に人間の寿命が尽きてしまうほどだった(笑)。

そんな堅くて遅い物質世界が、限りなく変化が速く、流動的な「思考スピードの世界」と化していく。だから、意識の変化が、物質世界の変化へと、すばやくフィードバックされるようになるのである。「思考が現実化しやすくなる」というのは、人によってあれこれ解釈が変わってきたけど、元はと言えば、それが理由。

これこそ、精神世界で、多くの人が同意する共通項。

ただし、これも、あくまで「多くの人が同意する共通項」にすぎない。精神世界は、百人いれば百通りの意見が錯綜する世界だ。「全員が同意する共通見解」など、まず、一つもないと言って良いだろう(笑)。

それはともかく、個人的にはどうかと言うと、確かに、思考が実現しやすくなっているというか、少なくとも、スピードが格段に早くなっているように思う。日常生活のアチコチに、それは感じられる。

この傾向が続けば、やがて、今までとは相当に違う世界になってくるものと思われる。結論が出るのは、もう少し先になるかもしれないが・・・。