宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

ハートのチャクラ

2013年03月20日 | チャクラ
 
頭にある2つのチャクラに次いで有名なのは、胸にあるというアナハタ・チャクラ、別名「ハートのチャクラ」だろう。

とは言っても、今までの筆者の関心は、頭部のチャクラに集中していた。眉間のチャクラが幼少の頃からビリビリするので、気になって色々と調べたのだ。でも、7つのチャクラは、バランスが大事。ここは、ハートのチャクラをも開発して活性化し、バランスの良い発達を実現したいところだろう。

モンロー研究所系統の人、特に坂本政道氏の著書では、ハートのチャクラが大活躍する。

最近の坂本政道氏と言えば、「ベールを脱いだ日本古代史」シリーズだ。「トート神が教えてくれた」という、古代日本の秘められた歴史。そこでは、「大昔、朝鮮半島南部にいたネガティブな種族が、日本を占領したのだ」といった、自由奔放な(と言うべきか・・・?)古代史が展開される。それにしても、さすがは朝鮮半島。いまだに核ミサイルを作って生き延びようとあがいている人たちがいるだけあって、古代からネガティブ勢力の拠点になっていたのかと驚いた(笑)。

それはともかく、感動すると、胸が熱くなる。悲しいときは、胸がはりさけそうになる。それはやっぱり、感情が起きてくる源泉が、この辺りにあるということ。こういうのが、ハートのチャクラの作用。

眉間や頭頂のチャクラが、主に知性や認識の面で作用するのに対し、ハートのチャクラは、愛情や感受性の面で作用する。

例えば、犬や猫をかわいがっているときは、ハートのチャクラが活性化している。それが愛情の効果というものだ。

う~ん、ここはやっぱり、アニマルセラピーで愛情をかき立て、ハートのチャクラを刺激すべきなのか。試しに精神集中して、かわいい動物のイメージを思い浮かべてみる。たちまち、「おっ、俺たちのことをイメージしているな?」とばかりに、劫を経た白狐の霊や、いにしえの蛇の霊が集まってきた・・・というのは、もちろん冗談(笑えないけど)。

ハートのチャクラは、身体では心臓の位置にある。心臓から送り出された血液は、全身に張り巡らされた血管を通って体の隅々まで行き渡り、また心臓へと戻ってくる。明らかに、脳と並ぶ身体の中心ポイントのひとつだ。

ハートのチャクラは、7つのチャクラの真ん中に位置する。いろんな人の説を総合すると、やっぱり、ここが「愛」や「感情」をコントロールする中枢になっているらしい。

他者の精神と感応して、テレパシー現象や、エンパシー現象を引き起こす。さらには、人々の意識をネットワーク化して、一体にする可能性も秘めているという。

「ハートのチャクラを活性化するには、何事にも楽天的で、くよくよしないことが大事なのです」という人が多い。悲観的な人は、このチャクラの開発には向かないんだそうな。

それはまさしく、「ポジティブ・シンキング」そのもの。これもまた、愛の心と表裏一体なのだろう。

子曰く、「仁者は憂えず」(愛の心の持ち主は、心配しない)と、論語にも書いてある。不安や恐怖、悲観論その他は、愛とは反対の、エゴの産物なのだ。だから、愛に生きる人は楽観的になる・・・。


松果体 ~ 神秘の小器官

2013年03月20日 | チャクラ


まさしく、「全身のコントロールセンター」と呼ぶにふさわしい、小さな制御装置。それが、内分泌系の器官。体の各部にあって、全身の血管にホルモンを送り込み、体内の化学的なバランスをコントロールしている。有名なところでは、頭部にある「脳下垂体」や「松果体」。それから、ノドにある「甲状腺」、おなかにある「副腎」や「すい臓」などがある。
 
高校の「生物」の教科書に出てくる話の中でも、ここは難しいところの一つだろう。筆者は文系だけど、科学にもマニア的な興味があり、かつては学習塾で理科の先生をやってたこともある。ここは、似たような名前のホルモンが次々に出てきて、ほぼ確実に生徒のアタマがこんがらがる難関だった。
  
でも、内分泌腺の話は、生物学より、むしろ「チャクラ」との絡みで精神世界ジャンルによく出てくる話題。だから、精神世界マニアにとっては、実はナジミ深いところなのだ。もっとも、ただでさえヤヤコシイ話なのに、余計なことまで話したら生徒をますます混乱させるだけだから、教育の場では禁句なのだが・・・(笑)。
 
そんな内分泌系の器官の中でも、とりわけスピリチュアル的に注目されるのは、脳の中央にある「松果体」(しょうかたい)。
 
高校の生物の授業では「脳下垂体」の方が遥かに重要だけど、スピリチュアル的にはむしろ、「松果体」の方が注目度は高いだろう。もともと神秘主義者には注目されてたけど、かの高名なるスピリチュアル芸能人シャーリー・マクレーンが著書で取り上げたおかげで、名前が一気に知れ渡った。
 
シャーリー・マクレーンは、松果体を、「テレパシーを司る超感覚的な認識器官」と位置づけた。他にも、透視や千里眼など、さまざまな超感覚的認識と結び付けられている。
 
松果体は、眉間にある「アジナー・チャクラ」に相当する、知る人ぞ知る小器官だ。もっとも、ここは意見が分かれるところで、これを頭頂部の「サハスラーラ・チャクラ」と結びつける人も少なくない。でも、それはちょっと無理がある。図を見てもらえば分かるとおり、松果体は、脳の中でも下の方にある。頭頂とは、離れすぎだろう。それ以上に、機能や構造からしても、「第三の眼」と呼ばれる眉間の「アジナー・チャクラ」にこそ、ふさわしい。
  
名前の通り、「松の実」みたいな形をしている。とても小さくて、大きさは「グリーンピース」とか「トウモロコシ1粒」によく例えられる。脳下垂体もそうだけど、果たしている役割の重要さに比べて、あまりにも小さいのにビックリ。
 
それが、大脳の、右脳と左脳の間、つまり脳の真ん中にある。ここから出るホルモンが、睡眠のパターンとか、性的な発達とか、いろんなことをコントロールしている。
 
それでいて、解剖してみると、「眼球によく似た構造」であることが知られている。なんで、何も見えないはずの脳の真ん中に、そういう目玉みたいなモノがはさみこまれているのか。そう考えると、実に不思議だ。
 
このため、松果体は、「第三の眼」とか、「頭頂眼」と呼ばれる。
 
というより、セキツイ動物が進化する過程でナゼか奥に引っ込み、退化したけど、それ以前には松果体こそが本来の眼だったとも言われている。

実際、「セキツイ動物の究極の祖先」とされるナメクジウオには、眼がひとつしかない。高等動物の眼とは違って、「明るいか、暗いか」が分かる程度とされている。カマキリなどの昆虫だと、大きくて目だつ2つの複眼の間に小さな「単眼」がある。これまた、「明るいか、暗いか」をここで感知している。

人間の松果体もまた、眼としては退化したとはいうものの、もともと機能は似ているだけに、「明るいか、暗いか」を感知していた頃の名残りはあるのかもしれない。というのも、夜になって暗くなると眠くなるのは、松果体のおかげだからだ。ここは、視床下部にあるとされる「体内時計」との連携プレーで、夜になると、眠くなるホルモン(メラトニン)を放出し始める。昼夜逆転の生活をしたり、外国に行って時差ボケしたりすると、このホルモンの調節が狂ってくる。
 
松果体は、「脳の中の眼」としての役割を果たしているのかもしれない。神秘的なビジョンの多くは、この松果体の眼で見たものであることも考えられる。このため、松果体は「物質世界から、スピリチュアルな世界への入り口」とも、「魂の座」ともされる。いわば、「心の眼」といったところだろう。
         
人間が進化するにつれて、退化してきた松果体。しかも、松果体は、子供から大人になるにつれて退化するらしい。でも、シャーリー・マクレーンによれば、「松果体は退化しているのではなく、今まさに進化しているのだ」ということになる。これから、松果体が再活性化するにつれて、人類はさまざまな超能力を取り戻す・・・ということのようだ。

瞑想では、「脳の一部に意識を集中して、そこを活性化させる」という技法もあるらしい。脳にエネルギーを集中させて、松果体や脳下垂体を振動させる。

でも、ここに意識を集中して活性化するには、まず、どこにあるかが特定できてなければいけない(笑)。ここは、解剖学の図版をとっくりと眺めて、場所を特定するのが先決か・・・。

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脳下垂体 ~ チャクラの発見

2013年03月20日 | チャクラ


「脳下垂体」 (ウィキペディアより) 

古来から、インドの多くの瞑想者たちが、鋭く研ぎ澄まされた集中力と観察力によって、多くの真実を発見してきた。もちろん、お釈迦さまも、その一人。

彼らにとって最も観察すべき対象は、他ならぬ自分自身だった。というのも、他人のことは分かる範囲に限りがあって、内面のことまでは分かりかねる。だから、自分自身を観察するのである。

自分の身体が、「極小の微粒子・カラーパでできている」というのも、そうやって発見されたと言われている。

21世紀の科学技術をもってしても、特別な電子顕微鏡を用いて、やっと原子を見れるようになったばかり。もちろん、古代インドの科学では、そんなこと夢想すらできない。科学とはまったく異なるところから、「究極の微粒子」は発見された。

かの有名な「チャクラ」もまた、そういう発見の一つとされている。

チャクラと言えば、なんといっても有名なのは、眉間にある「第三の眼」だろう。でも、チャクラはそれだけではない。数え方は人にもよるけど、通常、体内には7つのチャクラがあるとされている。

チャクラが不思議なのは、近代医学が進歩するにつれて、それが身体の重要な中枢ポイントと見事に重なっていることが、ますます明らかになってきたことだろう。

その「重要な中枢ポイント」のひとつは、内分泌腺。

内分泌腺は、ホルモンを出すところ。切ったり貼ったりで忙しい働き者の酵素と違って、ホルモンは、自分では何もしないけど、重要な指令を伝えるメッセンジャーの役割を果たしている。

例えば、腎臓はオシッコを作って、水分を体の外にせっせと出している。でも、出しすぎると、体内の水分が足りなくなってくる。そうすると、脳の一部がそれを感知して、「なんだか、水分が足りなくなってきたぞ。これ以上、外に出すな」という緊急指令を発する。脳からのメッセージを伝える伝令役は、ホルモンだ。ホルモンは、脳から血管を通ってはるばると移動し、腎臓にメッセージを伝える。それを受けた腎臓は、オシッコとして出ていくはずだった貴重な水分を、急いで再吸収して体内に戻す。

でも、アルコールが入ると、この「水分を再吸収せよ」という指令の効果が弱くなると言われている。「ビールを飲むとトイレが近くなる」とよく言われるのは、そのせいだ。トイレに駆け込むたびに、再吸収できなかった貴重な水分がドンドン流出する。また飲みたくなるのは、そのせいだ・・・。

そういうのが、ホルモンの役割。体内のバランスを、いつもせっせと調節している。日頃、特に意識していなくても、身体が勝手に機能しているのは、そうやってホルモンが調節してくれているおかげ。内分泌腺は、そういうホルモンの出どころで、まさしく人体のコントロール・センターだ。 

内分泌系の器官には、「甲状腺」とか「副腎皮質」とか、重要なのがいくつかあって、それぞれがホルモンを出して身体をコントロールしている。そういう、小さいのに重要な器官が、全身のあちこちに点在している。そんな内分泌系の器官の、さらに総元締めともいえるコントロール・センターが、脳にぶらさがっている「脳下垂体」だ。
  
脳下垂体は、脳の中央の下の方にある「視床下部」から垂れ下がった小器官で、とても小さい。大きさは、よく「グリーンピース」とか「大豆」に例えられる。そんなに小さいのに、さらに「前葉」と「後葉」という2つの部分に分かれていて、それぞれが別の機能を担っている。ここから発したホルモンは、常に血管をぐるぐる回って、全身のバランスを調節している。
 
上に書いたような体内の水分の調節も、ここがやっている。それだけでなく、他の内分泌系の器官をも調節するホルモンがここから出ている。いってみれば、全身の中央司令部みたいなものだ。
 
頭蓋骨の小さなくぼみにスッポリとおさまってるので、普通はブラブラ揺れたりしない。でも、脳から垂れ下がっているだけに、「頭部のチャクラを開発すれば、脳下垂体が振動し始める」とも言われている。

古代インドの瞑想者は、ホルモンの医学的な作用など知る由もなかったはずだけど、どういうわけか、その重要性を見抜いていた。自分の頭蓋の中に意識を集中して、ひたすら観察した結果、「どうやら、この辺りの器官が、全身をコントロールしているようだな。身体のバランスを維持するためには、ここが大事なのだ」ということを突き止めたのだろう。
  
しかも、身体だけでなく、意識の中枢もそこにあった。その「意識の中枢」こそが、古来から頭部にあるとされるサハスラーラ・チャクラや、アジナー・チャクラ。

特に、頭頂部のサハスラーラ・チャクラは、全身に点在する7つのチャクラを統合している。他のチャクラをも調節する、チャクラの総元締めみたいな存在だ。

インドでは、このチャクラの開発を完成させた人を、観自在力を得て物質世界を超越した「超人」、「大師」などと呼んできた。

「お釈迦さまは、頭頂のチャクラが極度に発達した結果、頭蓋骨が隆起していた」という伝説もある。