宇宙のこっくり亭

意識の覚醒に向かって、精神世界を縦横無尽に語る本格派ブログ!!

スピリチュアル女子大生CHIE

2013年03月15日 | 注目のスピリチュアリスト


ワタナベエンターテインメント 公式サイト
                                                            
「江原啓之サンを見かけなくなったね」、「そう言えば、最近見ないねえ。どこに行っちゃったのかな?」という会話が聞かれる、今日この頃。
  
「めっきり出番が少なくなった江原啓之氏に代わり、スピリチュアル女子大生CHIEがブレークしている」という話は、去年から聞いていた。YOUTUBEでも「おしかけスピリチュアル」の動画がUPされていて、小森純とか、東野幸治などとの対談が見られる。番組では、「スピリチュアル嫌い」な東野幸治も、すっかり夢中で話し込んでいた。

江原啓之氏の「オーラの泉」も、かつては結構よく見ていた。あれも独特な説得力があって、おもしろい。あるとき、友人宅でテレビを見ていて、筆者が「オーラの泉」を見始めたところ、友人は、「また、スピリチュアル系の番組か。なんだか、あやしいな?」と露骨にウサンくさがっていたが、見始めたら当人の方がハマってた。

江原啓之氏のスピリチュアル•カウンセリングには、単なる「エンターテイメントのスピ系番組」という枠にとどまらないものが感じられた。テレビで対談する芸能人も、しばしば感動のあまり、泣き崩れていた。

ある女優の場合、「亡くなったお父様がこうおっしゃっていますよ」というご託宣で大泣きしていた。ところが、その後、なんと「亡くなったはずの父が生きていた」というのを週刊誌にスッパ抜かれ、江原氏にとっては最大級のスキャンダルとなってしまった。

「まだ生きてる人の霊界からのメッセージを伝えちゃった人」というレッテルを貼られた、江原氏。でも、実際のところ、ここでいう「亡くなったお父様」というのは実父ではなく、義父のことであり、女優もそのことは承知していたという。江原サイドの関係者の話だと、「それが義理の父の話であるというのは、当人にはすぐ分かること。女優の複雑な家庭環境に配慮して、あえてその辺りのことには触れずボカしていたのです」ということだった。個人的には、結構、納得できる説明なんじゃないかと思うけど•••。
 
そんなこんなで、スピリチュアル番組の金字塔、「オーラの泉」。でも、上記の「亡くなったお父様」を始めとする数々のやかましい声に悩まされ、さらには江原・美輪の二枚看板のギャラ高騰による高コスト体質などから、テレビ局が番組を打ち切ったと言われている。

でも、世の中は広い。やっぱり、代わりは出てくる。それが、スピリチュアル女子大生CHIEだ。プロフィールによると、「14歳の時に記憶喪失を患ってから、人のオーラや亡くなった人の霊を見るようになる。相手の感情、性格がわかり、私生活や守護霊、前世も見る事ができる」だそうな。この「14歳の時の記憶喪失」は、「光に包まれた黒い人影に左の手のひらを触れられる」という不思議な夢を見て、翌朝目覚めると、手のひらにはキリストの聖痕のようなアザがあった・・・という神秘体験であったらしい。

いわゆる「人生相談」というようなノリではなく、相手をジーッと見て、何が見えたかをそのまま語る」というスタイル。「意識を飛ばして、相手の家の中の様子を見る」というのが得意技だ。ただし、テレビに出るだけでなく、渋谷でスピリチュアル・カウンセラーもやっている。知名度が向上した今は、霊視鑑定を依頼しようにも予約が取れないことだろう。

外見的には、ポッチャリ体型でニッコリ笑顔、芸人好きなミーハー女子大生だ。「いかにも教祖然としていた江原啓之氏に比べ、そこが良いのである」という声もある。筆者も、かつて学生時代の合コンで、霊視能力のある女子大生に会ったことがある。その場で「スプーン曲げ」を実演する女子大生もいた。スピリチュアル女子大生CHIEを見ると、どうしてもそれを思い出す(笑)。

でも、霊視鑑定を外すこともよくある。筆者は見ていないけど、11月に放送された『有吉ジャポン』(TBSテレビ系)では、西川史子や、太田光代の部屋の中を霊視したところ、ことごとくハズレだったそうな。また、競馬を予想する番組でも、勝ち馬の予想を外した。

でも、不思議なのは、「そこがまた、いいのである」という声が出ていることだ。
 
まあ確かに、どんな人でも、霊視や霊聴はもともと不安定な感覚なんだし、常に100%の確率で的中したり、どんなことでも分かってしまう方がおかしい。視聴者は、ヤラセとか、サクラとかに飽き飽きしている。外れることもある方が自然なのだ。
 
最近は、新興宗教の教祖でさえ、そんな感じだ。ネットの掲示板その他で教祖を批判されると、古参の信者は「そんなハズはない。○○先生が正しいのだ」と躍起になって食い下がるけど、別の若い信者は「○○先生も人間なんだから、まちがうことくらいあるでしょ~」と、しゃあしゃあと答える•••というような場面がよくある。
 
ここに、世代の違いがある。いまどき、「教祖の言うことなら何でも信じるガチガチの信者」なんか、生きる化石みたいなものだ。昔と違って、インターネットのおかげで情報がすぐに出回る上に、アンチの批判を目にする機会も多くて慣れっこになっているからだろう。毛沢東主席じゃあるまいし、個人崇拝はもう古いってことか。
 
またまた話が脱線したので元に戻すと、個人的には、どうしても、上記のような「合コンで見かけた、スピリチュアルな女子大生」を連想してしまう(笑)。「かつては、『神林千恵子』の芸名でお笑い芸人を目指していた時期もある」というところが面白い。とにかく、楽しいスピ系番組をやってもらいたい!!
   
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