宇宙のこっくり亭

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脳下垂体 ~ チャクラの発見

2013年03月20日 | チャクラ


「脳下垂体」 (ウィキペディアより) 

古来から、インドの多くの瞑想者たちが、鋭く研ぎ澄まされた集中力と観察力によって、多くの真実を発見してきた。もちろん、お釈迦さまも、その一人。

彼らにとって最も観察すべき対象は、他ならぬ自分自身だった。というのも、他人のことは分かる範囲に限りがあって、内面のことまでは分かりかねる。だから、自分自身を観察するのである。

自分の身体が、「極小の微粒子・カラーパでできている」というのも、そうやって発見されたと言われている。

21世紀の科学技術をもってしても、特別な電子顕微鏡を用いて、やっと原子を見れるようになったばかり。もちろん、古代インドの科学では、そんなこと夢想すらできない。科学とはまったく異なるところから、「究極の微粒子」は発見された。

かの有名な「チャクラ」もまた、そういう発見の一つとされている。

チャクラと言えば、なんといっても有名なのは、眉間にある「第三の眼」だろう。でも、チャクラはそれだけではない。数え方は人にもよるけど、通常、体内には7つのチャクラがあるとされている。

チャクラが不思議なのは、近代医学が進歩するにつれて、それが身体の重要な中枢ポイントと見事に重なっていることが、ますます明らかになってきたことだろう。

その「重要な中枢ポイント」のひとつは、内分泌腺。

内分泌腺は、ホルモンを出すところ。切ったり貼ったりで忙しい働き者の酵素と違って、ホルモンは、自分では何もしないけど、重要な指令を伝えるメッセンジャーの役割を果たしている。

例えば、腎臓はオシッコを作って、水分を体の外にせっせと出している。でも、出しすぎると、体内の水分が足りなくなってくる。そうすると、脳の一部がそれを感知して、「なんだか、水分が足りなくなってきたぞ。これ以上、外に出すな」という緊急指令を発する。脳からのメッセージを伝える伝令役は、ホルモンだ。ホルモンは、脳から血管を通ってはるばると移動し、腎臓にメッセージを伝える。それを受けた腎臓は、オシッコとして出ていくはずだった貴重な水分を、急いで再吸収して体内に戻す。

でも、アルコールが入ると、この「水分を再吸収せよ」という指令の効果が弱くなると言われている。「ビールを飲むとトイレが近くなる」とよく言われるのは、そのせいだ。トイレに駆け込むたびに、再吸収できなかった貴重な水分がドンドン流出する。また飲みたくなるのは、そのせいだ・・・。

そういうのが、ホルモンの役割。体内のバランスを、いつもせっせと調節している。日頃、特に意識していなくても、身体が勝手に機能しているのは、そうやってホルモンが調節してくれているおかげ。内分泌腺は、そういうホルモンの出どころで、まさしく人体のコントロール・センターだ。 

内分泌系の器官には、「甲状腺」とか「副腎皮質」とか、重要なのがいくつかあって、それぞれがホルモンを出して身体をコントロールしている。そういう、小さいのに重要な器官が、全身のあちこちに点在している。そんな内分泌系の器官の、さらに総元締めともいえるコントロール・センターが、脳にぶらさがっている「脳下垂体」だ。
  
脳下垂体は、脳の中央の下の方にある「視床下部」から垂れ下がった小器官で、とても小さい。大きさは、よく「グリーンピース」とか「大豆」に例えられる。そんなに小さいのに、さらに「前葉」と「後葉」という2つの部分に分かれていて、それぞれが別の機能を担っている。ここから発したホルモンは、常に血管をぐるぐる回って、全身のバランスを調節している。
 
上に書いたような体内の水分の調節も、ここがやっている。それだけでなく、他の内分泌系の器官をも調節するホルモンがここから出ている。いってみれば、全身の中央司令部みたいなものだ。
 
頭蓋骨の小さなくぼみにスッポリとおさまってるので、普通はブラブラ揺れたりしない。でも、脳から垂れ下がっているだけに、「頭部のチャクラを開発すれば、脳下垂体が振動し始める」とも言われている。

古代インドの瞑想者は、ホルモンの医学的な作用など知る由もなかったはずだけど、どういうわけか、その重要性を見抜いていた。自分の頭蓋の中に意識を集中して、ひたすら観察した結果、「どうやら、この辺りの器官が、全身をコントロールしているようだな。身体のバランスを維持するためには、ここが大事なのだ」ということを突き止めたのだろう。
  
しかも、身体だけでなく、意識の中枢もそこにあった。その「意識の中枢」こそが、古来から頭部にあるとされるサハスラーラ・チャクラや、アジナー・チャクラ。

特に、頭頂部のサハスラーラ・チャクラは、全身に点在する7つのチャクラを統合している。他のチャクラをも調節する、チャクラの総元締めみたいな存在だ。

インドでは、このチャクラの開発を完成させた人を、観自在力を得て物質世界を超越した「超人」、「大師」などと呼んできた。

「お釈迦さまは、頭頂のチャクラが極度に発達した結果、頭蓋骨が隆起していた」という伝説もある。
 

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