ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

Thank you for myself

2009年10月21日 | Weblog
☆ 生かされていることへの感謝
 わたしは気がついたら朝だった、と言うような眠りはまったくない。
子供の頃から夜中に必ずトイレにいくし、夢も良く見る方でときどき目覚める。
 昨夜の真夜中、夢を見て目を覚ましてからなかなか眠れなかった。
するとなぜか突然心臓の鼓動が聞こえたが、それはかなり早い。
 ドキン、ドキンとハッキリ聞こえる。(何故どうしてそんなに早いの?)
と聞いてみたが、依然として変わらず心拍数はかなり早く、耳に聞こえる。
 これは緊張したり、興奮したりした時の状態だが、寝返りをしたり、うつ伏せ
になっても変わらない。(これってもしかして、心臓さんが夜中でもまったく
休みなく働いているよ、ってわたしに教えてくれたのかも)と思った。
 
 久しぶりに自律訓練法(心身の科学的なセルフコントロール法)をやろうと
深呼吸をしたら、鼓動は静まって聞こえなくなった。
 手足が重い、暖かい、お腹が暖かく、額が涼しい、この公式にわたしの体は
敏感に反応する。何と有難いのだろう。
 少女時代に三回自殺未遂したわたしが、まだ元気で生かされている。
あの頃には現在のわたしの存在なんて、想像もつかなかっただろう。
 来月は誕生日を迎えるわたし、パーツは故障が多いが、ほぼ健康体で
心も体も瞬時に敏感に反応する状態で……わたしって凄い!
 寝られない真夜中に感じた、自分自身への感謝だったが、気がついたら涙が
溢れていた。

お知らせ

2009年10月20日 | Weblog
 いつもご愛読有難うございます。小池能里子がご指導するセミナー
と、カルチャーセンターのご紹介です。
皆様にお会いできることを楽しみにしています。
「Ⅰ」
 スタジオで久しぶりに心理セミナーを開催いたします。
   ◆「イメージ」を描くと体はどう反応するか。
   ◆「自己暗示」をすると、実際にそのとおりになる事実。
   ◆ 見えないけれど、「エネルギー」は、わたし達の周りに存在するなど。
 レクチャーだけではなく、実際に目で見て、体感していただきそれらを
 コントロールする方法をご指導する、独自のユニークなセミナー。
  ※ 「セルフ・ヒーリング法」ヒーラーとして工夫し、その場で
    すぐにできるやさしい小池創案の心の体のセルフ、コントロール法
  ※ 「性格分析とそのアドバイス」&「リラクゼーション」
  ※  講師 梅ヶ丘マインドヘルス 小池能里子
  ☆ 11月15日(日)13:00-16:00
  ☆ 参加費(資料代含む) ¥3〇〇〇円
  ☆ 場所 能里イメージスタジオ 
   小田急線梅が丘駅南口前(新宿から15分、渋谷から20分)
  ☆ お申し込みは Eメールまたはお電話で
   ご住所 お名前 電話番号をご記入の上お申し込みください。
   わたしの経歴を知りたい方はホームページを
   ご参照ください。 http://www.noristudio.co.jp
  Eメール    info@noristudio.co.jp
    ☎ 03-3420-5393
 
   「Ⅱ」     
   生活文化教室「セルフ・ヒーリング法と、性格分析」
    ※   11月25日(水) 10:30-12:30 
    ☆   講師  小池能里子
    ☆   参加費 ¥2835円 (資料代含む)
   開催場所 中野区中央5-6-2 
  コープとうきょう 新中野ビル2F
     ☎ 03-5385-0745
   丸の内線 新中野駅下車 杉山公園口 徒歩3分

  「Ⅲ」
 目黒学園カルチャースクール
  「50歳代からの心身のトレーニング」若い方も大歓迎です!
  第二 第四金曜日 14時40分―16時10分
  参加費 三か月(6回)15、750円
  
  ※ 心理カウンセラー ダンス、ヨーガの指導者 ヒーラー
    催眠インストラクターなどのすべてを投入した、楽しく効果的な
     ご指導ですが、体験もできます。
     ご興味のある読者の方は、ぜひどうぞ!
  場所 JR線 目黒駅ビル アトレ5F 03-3442-7533
   その内容 ◆ 快適に生きるための心の使い方
         ◆ 若さを保つ具体的な方法 声 表情筋 姿勢など。
         ◆ 音楽使用の軽い体操と、楽しくやさしいダンス。  
  素敵に年齢を重ねたい方、サンプルとしての小池能里子を見に来て下さいね。








何故そう見えるのから?

2009年10月19日 | 健康
  ☆何にもしない女ですって!もう!
 わたしは割合家庭的なタイプだと思うが、何故か若い頃から、子供の服を縫って
いると「え!あなた洋服まで縫うの?」と驚かれたが、「え!結婚しているの?
てっきり独身だと思った」など、昔からよく言われた。
そう見られるのが、腹が立つことに、この年齢でもまったく変わらない。
先日近くのスーパーで野菜をどっさり買っているのを見て、近所の奥さんが
こう言った。「そんなこともやるんだ。へー」だって。
 ホントに失礼しちゃう。今日スタジオの入口の掃除をしていたら、ヨーガの
レッスンに来た生徒が「先生もそんなことなさるのですか!」なんて驚かれた。
 さらにスタジオへ訪ねて来た友人は「家庭のことなんてやるの?」だって。
もう!ホント頭きちゃう。整理整頓は大の苦手だが、上手でないけど料理好きだし
掃除や洗濯だって嫌いではないし、ことにトイレの掃除なんか大好きだ。
 
 それなのに、別に派手な服装をしているわけではないのに、わたしはまったく
家庭のことをやらない女だと思うらしいが、どうしてそう見られるのだろう?
 もっとも我が夫さえ、結婚後10年以上過ぎてから(惚気になるかもしれないが)
「こんないい女房になるとは思わなかった」と、言ったのだ。
 娘は「ママはわたしより何倍も家庭的だし、つくし型よ」と言う。
つくし型とは思わないが、言っちゃナンだが頭の回転が速く、乱暴だけと手早い
わたしは、今でも夫に外食をさせたり、出来合いのお総菜など食べさせたりしない。
物凄く忙しいときの20年間は、家政婦さんを雇って、毎日食事の指示をして
高血圧の夫は外食ゼロだった、と言うと「信じられない」と言われるけど
それは明々白白の事実だ。
 それだけでもわかるでしょ!わたしが家庭的な女であることが……
「わたしは主婦で、家庭的です」と、看板つけて歩こうかしらと、ちょっと
本気で思っている。

気まぐれなわたし

2009年10月18日 | Weblog
 ☆突然の高尾山行き
 その日は素晴らしいお天気だった。仕事もなく一日自由なので、午前はジムで
マシーントレーニングをし、午後はわたしのスタジオでたっぷりし汗を流し
レッスンするつもりでいた。ところがジム帰りに、電車の窓から空を見ていたら
急に高いところから空を見たくなった。家に帰り食事をしてから、「これから
高尾山へ行く」と、夫に告げて家を出た。
 我が家から高尾山は最も近い山だ。家を出たのが12時40分だったが
電車の便がよく、リフトで山頂駅着2時少し過ぎだった。
 紅葉にはまだ少し早いし、ウイークデイなので、あまり人出はなく静かだ。
それから少し歩き、見晴らしの良いところでベンチに座り、景色を眺めた。

 晴れていたので見晴らしが良く、多分横浜あたりがよく見え、広々してとても
気持ちよかった。眼下の山の稜線もとても美しく、しばらく見とれた。
 すると、見たこともないような美しい蝶がわたしの前に一瞬止まり、すぐに
飛んで行った。わたしはその風景を眺め、少し雲がある空を見ながら、(ヤッパリ
来て良かった、ここまで来たからこんなにゆったりした気分になれたのだから)
と思った。思い立つとすぐ行動しなければ我慢できないけど、そのため周りの
人は驚くが、自分では絶対にチャンスを逃さないから、随分得な性格だと思う。
 友人達に写メールしたら、「驚きました」とか「想定外」と即返事がきたが
そそっかしいわたしを知っているから、崖から落ちないように、転ばないように
気をつけて帰って来て下さい、と書いてあった。
 小一時間そこで楽しんで家に帰ったのが4時半過ぎ、主婦としては夕食の準備に
十分間に合う時間だ。ちょっと遠出だったけど気分は最高にリフレッシュできた。

友人を見舞って

2009年10月17日 | Weblog
  ☆ 嬉しかった友人の変化
 彼女は糖尿病の持病があり、さらに帯状疱疹を患い、状態が悪化して二か月
間の入院生活を送った。もっとも苦しいと言われる三叉神経の帯状疱疹だった
ため、一時は死線をさまよったそうだ。
 今は退院しているが、毎日自分でインシュリン注射をする他、血糖値を測る
ための器具、それを自分で一日三回記録し、20種類もの薬を毎日セットし
服用するなど、それらの管理するのはなかなか御苦労のようだ。
 今でもときどき病院へ通って、麻酔を打つそうだが、まだ頭痛がひどく、目も
痛いそうで、本当にお気の毒だと思ったが、「以前とはまるで違って、随分元気
そうになったわ」と、わたしは慰めるためだけではなく、本当にそう感じた。
 さらにご主人が毎週三回の腎臓透析を受けている。ご夫婦で病人なので日常
の生活も大変そうだが、今までまったく家事をしなかったご主人が、いろいろ
協力してくれるそうだ。
 
 わたしは野菜料理を何点か作ってお届けしたが、友人はいわゆる「口八丁
手八丁」の才女で、お料理もとても上手なので、お口に合うかしらと気になった。
 でも、きっと真心は伝わるはずだと、心をこめて作った。
それにしても……道に迷ったわたしを迎えにきてくれ、断ったのに「そこまで
見送らせて」と、送ってくれた友人は、確実に回復しているのが感じられ
わたしはとても嬉しかった。彼女のために毎朝、毎晩遠隔ヒーリングを送らせて
いただいているが、これからも当分続けさせていただくつもりだ。
 その日の深夜に「みんなとても美味しかったわ。あなたの心のやさしさに浸り
とても嬉しい一日でした。本当にありがとう」とメールが入った。
 人様のお役にたてた幸せを、十分味わえた極上の朝だった。



I wish my last years will be bright and exciting.

2009年10月16日 | Weblog
☆ わたしを高める大切な言葉 
自分でも呆れるが、インナーヴォイスの命じるままに生きているわたしは
常識的なふつうの人とは、もしかして大分違うのかも知れない。
まだ、燃える何かがわたしを駆り立てるのだ。
自分の願望を文字にして書いたが、何だかあまりピッタリしない。
そこで英語でも同じような言葉が欲しいと思い、わたしの英語の先生でも
ある友人にお願いしたら、5つの英文を作ってくれた。
 あまりよく分からないが、実は何だか文章的なような気がした、でも、昨日
また新しい英文をプレゼントしてくれた。
 
 これは覚えやすくて、とてもビビットで、わたしの感性にぴったりで嬉し
かった。そのため、この言葉を何時でも目に見える場所に張って、気づいたら
唱えることに決めた。たとえ日本語でも、英語でも、そのプラスの言葉を
口で唱えくり返すことは、「頭で考え、言葉に出し、さらに耳から入る」こと
になって、潜在意識にだんだん刷りこまれて、それらは必ず実現できると
信じているから。
 ダメモト精神の持ち主のわたしは、たとえその夢が成就できなくても、諦めは
いたって早い方だ。まして、その期限は限られていて、決して長くはない。
 今まで長年望んだことは、かなりの確率で実現できたし、これからももう少し
だけガンバってみたいと、感性にあった英文に出会い、また改めて希望が出て
きた。やっぱり持つべきものは、知的な友人だ。




素敵なステキな夢

2009年10月15日 | Weblog
☆ 空を飛んでいるなんて、嘘みたい!
 昨日は昇仙峡へドライブし、とても楽しかった。
残念ながら富士山は見えなかったが、大分以前から行きたかった場所だが、その
渓谷は今まで見たことがないような、大きな石が多くて、びっくりした。
自然の産物は何と凄いのだろうと感心しながら、澄んだ空気とヒトンチッドが
溢れている、なだらかな山道をゆっくり歩いた。
 このところ何故かきれいな空ばかり見とれたが、幼児性の強いわたしは
(こんなきれいな空を飛んだら、どんなに気持ちが良く、楽しいだろう)
などと想像したからかもしれないが、こんな素敵な夢を見ちゃった!
それはわたしが空を飛んでいるのだ。

背中には天使のような、大きな真っ白な羽が生えている。
眼下は緑が美しく、牧歌的な風景が広がっている。
爽やかな風が気持ちよく、ふんわりとした雲が沢山あり、それを見ながら
雲をよけるように飛んでいる。ご機嫌のわたしは鼻歌を唄っていたが、
それは「アメージンググレイス」だった。
それにしても……なぜそんな夢を見たのだろうか?
ホントまるで子供のような夢を見るバーさんなんて、笑っちゃうでしょ!
 でももう一つ啓示的な夢も見た。自分の言葉でハッキリ言った言葉は
あまりにもリアルだったが、でも、目覚めてからしばらく考えたが、どうしても
思い出せない。でもこれはわたしの近い未来に関わる夢だと思った。
そのためか、朝からすっかりご機嫌で、起きた途端気がついたら、鼻歌が
出てホントに陽気なわたしだ。




深層心理この不思議なもの

2009年10月14日 | Weblog
☆ 予知の力と内在する力
高名な心理学者だったユングのことをいろいろと勉強してみると、彼はやはり
超能力の持ち主でないかとわたしは思っている。
ユングの恩師でもある、人間の深層心理を探求した有名なフロイトは、人間の
心の奥底にある、予知能力や超能力ないついては、まったく信じなかったようだ。
その実例を一緒に体験し、それについて説明するユングの話を、一切認めないで
それらは単なる偶然にしか過ぎないと、否定したそうだ。
わたしは恐れ多くも、かのユング大先生と同じように、共時性や、わたし達の
心の奥底には、[自分ではまったく理解できない何かが内在している]と信じて
いる。誰でも、突然思いがけない神秘体験をしたり、心の命ずるままに行動したりするのが、
その証明ではなかろうか。

自分自身をふり返って見ても、商家の妻となったわたしが、ダンス教師になりさらに物書きから
心理カウンセラーへと、180度人生が変わったのは何故だろう? これはもしかして、
「人間は秀才とか天才とか言われる人でも、その持てる
能力の、たかだか3%も発揮していない。ほとんどの人は、その能力を発揮でき
ないままに墓場へ行く」
 と、大昔ある大学の階段教室で学んだことがわたしの深層心理に、
強烈に刻みこまれたからかもしれない。

 それが、高齢になった今でも(もっと、まだ何かできるよ)と、わたしを導く
と言うより、むしろ駆り立てる、インナーヴォイスなのだろうか?
 まだ若い皆さんには、無限の潜在能力があるはず。
でも「只待っているだけでは、その未知の可能性は引き出されない」、とわたしは
考える。そのためには、いろいろなことを学んだり、さまざまな情報を集めたり
経験したりすることが、そのきっかけないなることは確かだ。
 わたし自身の実体験からも、「閃いたら戸惑わないで、すぐ行動する」を実践
すれば、必ず「道は拓ける信じること」、をぜひお薦めしたいと思う。 


欲しくなると我慢できない!

2009年10月13日 | Weblog
  ☆ 新いいセーターに合うネックレス
 今日は悩んでいる友人のために、わたしなりにアドバイスしたいと、いろいろ
考え常識人の友人に相談したりしたが、結論はほぼ決まった。
 しかし人生とは実に、さまざまな出来事が待ち受けている。
もしかしたら今感じる幸せは、「砂上の楼閣」かもしれないが、でもその瞬時の
幸福感をわたし達は求め、それを享受して生きているのだろう。
 無論我儘なわたしはそうして生きている。
すると、突然先日買ったカシミアのセーターに合うネックレスが、どうしても
欲しくなり新宿のデパートへ行った。
 二か所見ても、わたしの気に入ったものがない。デパートはわたしが求めて
いたあまり大きいのはないと気がついて、地下道の売店で見つけた。
 その後駅ビルの地下にある若者向きの店が多いで、とても気に入った薄い
セーターがあったので、また買ってしまった。
 まったく流行を気にしなければ、アクセサリーも、靴も、着るものも一生着ても
着切れないほど沢山ある。毎年確実に変わっていくファッションを、まったく無視
するわけにはいかないので、浪費家のわたしはだからつい買ってしまうのだ。
 かなり奮発して買った、高級なものでも、何年か過ぎると色褪せて見えるのは
わたしだけではなく、女性共通な気持ちなのかもしれないが、しかし不経済だな
と思いつつ、毎年それをくり返している。
 でも、これは生きている上で、わたしにはメンタルな意味で不可欠な要素かも
知れない。「別に清潔でさえあれば何でも良い」と、思うようになったら、気持
ちも年齢に相応になるのかもしれないが、いつかそんな安定?した精神状態に
なることがあるのだろうか?と考えてしまった。




気分転換のしかた

2009年10月12日 | アドバイス
著書の中から
 「気分転換のしかた」1996年明日香出版よりは刊行
 これは大変売れた本で、今考えると信じられない位ですが、紀伊国屋の南店が
開店してから約一年間も、心理学のコーナーに平積み(本がそのままで何冊も
つんであること)されていました。また、他社からも二度文庫化されました。

  ☆ 心の中の5人の住人達
 心理療法の一つである「交流分析」と言う方法は、ペアレント(両親)
アダルト(大人)チャイルド(子供)と解説しています。
 ◆ クリティカル・ペアレント(父親的、タテマエ)
  規律や道徳を守り模範的。物事に批判的、教訓的。正義感は強いが、自他共
 に厳しい。
 ◆ ナーチャリング・ペアレント(母親的、ホンネ)
  やさしく愛情豊か、共感的、世話好きでお人よし。人を褒めたり、認めたり
 できるが、度が過ぎると他人に疎まれる。
 ◆ アダルト(大人、論理的、タテマエ)
  理性的で客観的、事実に基づいて判断する。冷静沈着であり、打算的で
 計算高い。潤いに欠けるが、仕事ができるタイプ。これが高いと、まるで
 人間コンピュータ。
 ◆ フリーチャイルド(自由な子どもの心、ホンネ)
  無邪気で明るい、行動的、創造性が高く直観的、自己中心で我儘だが
 周りに暖かさや、明るさを与える。
 ◆ アダプテッドチャイルド(従順な子どもの心、タテマエ)
  自意識過剰で自分を抑えがち。いわゆるイイ子だが、主体性に欠け、
 心ならずも同調する。嫉妬深い。突然プッツンし攻撃的になることもある。
この5つの心の働き、わたしの独断と偏見で、ホンネとタテマエに分けてみました。
さてあなたは一体どの心を優先させているでしょうか?
  ☆自分の内面を知る
 この5つの心が平均的に使われていると、社会的な適応力があり、問題があり
ません。しかし、それぞれが育った環境や、両親との関わりの中で培われた個性
によって、その心の使われ方の比率が大きく変わってきます。
 たとえば、平和な暖かい家庭で、両親に愛されて育った人と、何時も両親の顔色をみて
オドオドしていたり、虐待を受けたりして、情緒不安定で育てられた人とでは、この心の使い方が、まるで違った方向になってしまうのです。
 後者の場合は、タテマエになりがちで、自分を抑制し過ぎて他人に振り回され
たり、逆に攻撃的な性格になることもあるようです。
 また、甘やかされて何の苦労もなく育った人は、我がままでホンネの部分が
多く、自己主張が強いため、他人と協調できず、人間関係が悪くなりがちです。
 ですから、これらのタイプは、ふつうの人より、より多くのストレスを受けがちです。
いずれにしても、大切なのはバランス感覚。
 ですから自分をコントロールし、ストレスに負けないためには、ご自分の内面をよく理解することが欠かせません。
 たとえば、母性的な心が強すぎる人は、つい人の面倒を見過ぎ、むしろ相手に
とっては、「ありがた迷惑」なのに、気がつかないとしたら……
 すると、自分がこんなに親切にしているのに、相手の対応が悪いと、腹立た
しい思いをしたりすることがあるのです。
 「過ぎたるは及ばざるが如し」という諺もあるように、ついつい自分の価値判断で物事に反応しますが、自分が分かってくると、そんな失敗もだんだん少なく
なってきます。極端な場合は、自分の行為が他人を傷つけることすらあります
ので、十分注意したいものですね。
   ☆ 自分の気持ちに正直に
 理想的には自分の気持ちに逆らずに、かつ相手と協調しながら生きていく、
つまりホンネとタテマエを上手に使い分けることが、最大のコツと言っても
過言ではありません。あなたはもしかして、今までタテマエの部分が多い
生活をしていませんでしたか?
 ときにはホンネの心を解放してあげましょう。
年齢や社会的地位を忘れて、フリーチャイルドの心を遊ばせると、ヤル気や
エネルギー、そして発想やアイデアが湧きあがってくることあるのです。
 わたし自身は大変フリーチャイルドが高いため、我がままで自己中心的なの
ですが、直感的で陽気。自分で言うのもナンですが、かなりクリエイティブ
だと思っています。
 しかし、ホンネだけでは、あまりにも摩擦が多く、ぎくしゃくしがち。
あなたの心の中のホンネとタテマエのスイッチを、オンやオフにし素早く
切り替え、自分にできるだけ正直になると、ストレスを受ける度合いが
ぐっと少なくなるに違いありません。
 また現代は、大変流動的ですので、時流に合わせて、ご自分の性格を
作りかえていく必要もあるのではと私は考えています。
 もしもあなたが生きにくいと感じていたら、それはあなたの性格が原因かも
しれません。自分を理解し、そのための勇気を持ち努力すれば、あなたの
パーソナリティー(人格)は、必ず、より良く変えられることを明言しましょう。
 
 ※13年前に書いた本ですが、これは今もわたしが心理カウンセラーとして
の指導方針です。何年経っても、そんな意味では変わっていないと、ちょっと
自画自賛ですが感銘を受けました。

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