ビビッド能里子トーク・サロン

心身両面の指導者として感じたこと

同じ人生なのに

2008年02月02日 | Weblog
  ☆ 運は自分で選べる? 
 昨日友人から電話が入った。彼女とは二十年来の旅友達で海外も南
フランスや、イタリア、ベトナムなど何カ所も一緒行った。
 親友とは違う意味で、とても楽しい友人だったが、昨日の電話では
ご主人が喉頭ガンになり現在入院しているそうで、お正月もなく大変
忙しかったらしい。わたしと知り合ったのは、ある旅行会社の「歌声
ツアー」という日帰りのバスツアーだった。
 ひとり参加が多く、偶然隣り合わせた彼女と、二人で声を合わせて
唄ったが「あなたってソプラノ?綺麗な声ね」と褒められたが、それから
同世代で、歌が大好きとすっかり話がはずみ、それ以来の友人だ。
 れから食事をしたり、演劇を見たり、一泊のツアーに参加したり
かなりプライベートなことも話し合ったりしたが、二人ともまったく違う
環境のためか、それがむしろ良かったようだ。

 昨年誘われて中国へ行ったのが最後で、電話ではたまに話すが、また最近
体調もよくなく、さらにご主人の入院で、自由に時間が取れないようだ。
 何時も明るく健気にがんばっているい友人だが、次から次にといろいろな
ことがあって、彼女はまるで苦労性のサンプルのような人だ。
「運も努力や実力のうち」と言われるそうだが、そうとばかりは思えない。
それに比べたら、わたしは何と運が良いのだろう。
 持病があるが夫は元気で、家事もこまめに手伝ってくれるので、今では
信じられられないほど、わたしは楽で自由になった。
 お陰で体調も良くなり、今朝は久しぶりに定時に起きて、これを書いている。
長い人生の中で、もしかしたら今が最も幸せだと思える毎日は、やはり
それを感謝して、わたしなりの方法で、人様のお役になるために生きていき
たいと改めて考えている今朝だ。
                             能里子                    

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