引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

子供の仕事&だし取り教室

2008年06月04日 | ときどき日記

深夜0時過ぎ、友人の村山さんからメールが届きました。

昨日の「削りかつお篇」の感想でした

.

<村山陽子さん>

・かつお節削り、たしかにやりましたねぇ。つまみぐいしながらね。

・大根おろし、

・辛子をねる、

・いんげん、さやえんどうの筋とり、

・酢めしをあおぐ、

・すりばちをおさえる、

・夏は、家の脇にはえてる、しそや茗荷を蚊にさされながら取りにいく、

・たくさんできたおかずを近所におすそわけに持っていく、

・お赤飯のとき、南天の葉をとりにいく

・お豆腐屋さんがきたら呼びとめる

そんなことが、子供の仕事。

生活の中で、子供が必要とされてたんですね.

いろいろ思い出して懐かしくなりました。

.

<田中敦子さん>

・キッチンの母のすぐそばで、出来たてを食べること。

・マヨネーズを作ってるとき、ボウルを押さえる.

<子供の仕事・募集>

子供のころ、暮しの中で、どんな仕事してましたか?

なんでもいいですから、送ってください。

indou-dashitori@aurora.ocn.ne.jp

.

ご案内

<だし取り教室>

だし取り教室の日程です。

毎月土曜日に、催します。

7月26日(土)12時~14時

内容:

今月は、そうめんつゆのだし取りです。

だし素材=昆布、削りかつお、干し椎茸

薬味いっぱい、お楽しみそうめん。

講習料:4000円

「なんにもできないから恥かしい」

「料理したことない」

そういう方、ぜひ。

.

単発ですからお気軽に。

両方共、宛先は、

indou-dashitori@aurora.ocn.ne.jp

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

子供のお手伝いーー募集。

2008年06月04日 | ときどき日記

こどものころ、あなたは、

どんな手伝いをしてましたか。

.

<村山陽子さん>

・かつお節削り、

・大根おろし、

・辛子をねる、

・いんげん、さやえんどうの筋とり、

・酢めしをあおぐ、

・すりばちをおさえる、

・夏は、家の脇にはえてる、茗荷やしそを

蚊にさされながら取りにいく、

・たくさんできたおかずを近所におすそわけに持っていく、

・お赤飯のとき、南天の葉をとりにいく

・お豆腐屋さんがきたら呼びとめる

そんなことが、子供のしごと。

生活の中で、子供が必要とされてたんですね.

いろいろ思い出して懐かしくなりました。

.

<田中敦子さん>

・キッチンの母のすぐそばで、出来たてを食べること。

・マヨネーズを作ってるとき、ボウルを押さえる.

.

<子供のお手伝い・募集>

こども時代のお手伝い。

どんなに小さいことでも結構ですから、

投稿していただけませんか。

できれば、

「小学校2年のときから、お米を研いだ」

という風に、

いつ、何をしたのかを書いていただけると

うれしいです。

indou-dashitori@aurora.ocn.ne.jp

.

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

母とだし。削りかつお篇

2008年06月03日 | 天然出汁とのめぐり合い

だし素材を入れていた海苔の缶は全部で4缶、

かつお節削り器とともに、木のトレイにのせていました。

置き場所は、ガスレンジに遠く、しかし、すぐ手の届く場所に。

缶に入ってたのは次のだし素材四天王。

①掃除をした煮干し。

②削りかつお

③使いやすいように大きさを変えて切った昆布、

③干し椎茸

.

さて削りかつお。

削りかつおは、たまに市販品の100g入りを買い足すこともありましたが、

ほとんどは、わたしか母が削っていました。

.

同世代の人とかつお節の話になると、

「削ってた。あれは子供の仕事だった」

と、懐かしがります。

兄や弟が削ってた絵が浮かばないのですが、

あのころは、男の子に台所仕事の手伝いはさせなかったのかも。

かつお節削り、男の子向きだと思いますけどね。

.

かつお節削りは嫌いではありませんでした。

なんでもそうですが、

上手になると、自分なりの楽しみを見つけるようになりますしね。

わたしの場合、

削るときのシュイ、、シュイ、、シュイ、、シュイ、、という音は、

刃と鰹節の奏でる楽器のようで、

気持ちのよい音だと思っていました。

自らの呼吸にあわせて、シュイ、、シュイ、、と削っていくと、

鰹節をつかみ、押さえている掌から腕、腕から肩、肩から後頭部に爽快感が伝わり、

気分がすっきりするのです。

しかも、削るたびに、あの、鰹節特有の呈味アミノ酸

そうです、イノシン酸の香りが深さを増し、

削りはじめると、いつも箱いっぱいに削っていました。

.

脂がまわるから、と、

母は、その日の使う分だけを削る主義。

シュイ、シュイ調子に乗って削っていると、

「もう、ええよ、もう、いらんから」と、制止しました。

余ったのは、缶に。

.

だし取りで、

鍋に削りかつおを入れたときは、

真剣で、

じーーっと、鍋の前で頃合いをみていました。

このときは、なにか話しかけても

「あとにして」。

.

1度だけ、

たった1度だけ例外がありました。

中3のとき、台所をのぞいて、

「幾何100点だった」と言ったら、

だし取りしてたのに、箸をもったまま、

「ホント????」と、飛びだしてきました。

し、し、失礼な!

そんな大事件かいな。

.

かつお節削り器は、下の箱の方が壊れ、

2台買いなおしたのを記憶しています。

鉋(かんな)の台木は、つやつやして、いい味だしてました。

もったいないなぁ、って、思ってました。

.

夕方、玄関をあけたときに漂っていた

昆布と削りかつおのだしの香り、

そのだしを使って作った温かな煮物、汁物は、

家族をまとめる力があった、と、今思うのです。

.

おいしい料理の基本はおいしいだしにあります。

「天然だしとのめぐりあい」、これからも続きます。

これからです。

点や線で続けます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする