引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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2008年<6月>料理教室

2008年06月18日 | 和食はじめの一歩教室

6月は、漬物シーズン。

料理の他にらっきょうを各1kgずつ漬けます。

今年は梅酒も。

作業が多くなりますが、だいじょうぶでしょうか?

鯵の3枚おろしもありますし。

.

<献立>

オクラのかつぶし和え

〆鯵の香味野菜まぶし

手羽肉と新玉ねぎと椎茸の万年煮

新じゃがのすり流し汁

.

さて、どーーなるんでしょうか?

Img_0470

梅のへた取り中。

もくもく、もくもく・・・静かです。

Img_0472

2名さま分、できあがり。

Img_0481

鯵の小骨ぬき中。

あのーー、手前にまな板あるんですけど。

Img_0480

よく戻ってます、干し椎茸。

Img_0494

万年煮、そろそろ良さそうです、

どれどれ、

Img_0483

できました。

手羽先、新玉ねぎ、干し椎茸の持ち味が合わさったいい香り。

皮つき生姜、1片も加えています。

さ、このまま冷ましましょう。

煮物は、冷める間に味をふくんでいきますから。

.

とろーり、とろーり・・・。

なんでしょう。

Img_0484

皮のままゆでて、だしを加えて、ミキサーにかけて、こして・・・・。

新じゃがならではの、すり流し汁です。

この季節、新物の野菜はすり流しがおいしいので、

いろいろ楽しんでいます。

今日のは、

3個で550gの、久松達央さんの新じゃがです。

だしは、カップ8

調味料は塩と薄口しようゆ。

ポイントは、上質の昆布と削りかつおで、しっかり取っただしです。

だしが薄いと、水っぽくなります。

味に厚みがでません。

野菜の甘味や苦味、風味を活かすには、

だしが勝ってはいけない、

でも、しっかり取っただしでなくては野菜を活かせません。

.

吸い口は、

こういうやさしい味のすり流し汁には、

野菜そのものの生(き)の香りを味わっていただきたいので、

吸い口は使いません。

すり流し汁は和のポタージュ。

バターも不要、たまねぎを炒める必要もありません。

うすめたら、赤ちゃんの離乳食にも向きますね。

.

ま、そんな作業が続くなか、もくもく、もくもく

らっきょうとたたかうKさん。

ありがたいです。

Img_0497

らっきょうが乾きました。

さあ、甘酢を加えていきます。

この漬け方は、いきなり甘酢漬け。

かりかり歯ざわりがたまりません。

塩漬け不要、1ヶ月後から食べられます。

1年経ってもかりかり。

.

同時進行ですから、画面がバラバラ。

仕方ありません。

Img_0501

〆鯵の香味野菜まぶし。

軽く塩した鯵は、30分おいて、洗って、小骨をぬいて、

バットに生酢(千鳥酢)につけて10分。

香味野菜は、大葉、新しょうが、みょうが、あさつき。

鯵は山口県の萩で獲れたもの。

Img_0486

いつものように、中骨は骨せんべい。

素揚げして塩をパラパラ。

揚がったら、ちょっとつまみぐいは、いつものこと。

Img_0503_2

オクラのかつお節和え。

今回、姫オクラなので、とろろにしないで、このまま和えます。

レモンとしょうゆ、同割で合わせたポン酢をかけて、

ざっくり混ぜあわせ、削りかつおを振りいれます。

こういうときの削りかつおは、調味料として考えています。

口に入ったときに抵抗感がない薄さがポイント。

.

そうそう、今日のごはんは、5分搗き米+緑米入り。

緑米は炊いても緑色。

緑色が混ざったごはん、初夏らしいでしょ?

Img_0508

さあ、できました!

えーーと、ごはんは左、汁は右・・・っと。

Img_0511

いただきまーす!

おつかれさまでした。

.

*新玉ねぎ、新じゃがいもは、茨城・土浦の久松達央さんからの取り寄せ。

*干し椎茸、削りかつおは、タイコウさんからの取り寄せ。

.

中央のSさんのブログFood&memories、近日UPします。

あわせてごらんくださいませ。

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日本料理教室(2008年6月)

2008年06月18日 | いんどうさち日本料理本科

6月は、漬物シーズン。

料理の他にらっきょうを各1kgずつ漬けます。

今年は梅酒も。

作業が多くなりますが、だいじょうぶでしょうか?

鯵の3枚おろしもありますし。

.

<献立>

オクラのかつぶし和え

〆鯵の香味野菜まぶし

手羽肉と新玉ねぎと椎茸の万年煮

新じゃがのすり流し汁

.

さて、どーーなるんでしょうか?

Img_0470

梅のへた取り中。

もくもく、もくもく・・・静かです。

Img_0472

2名さま分、できあがり。

Img_0481

鯵の小骨ぬき中。

あのーー、手前にまな板あるんですけど。

Img_0480

よく戻ってます、干し椎茸。

Img_0494

万年煮、そろそろ良さそうです、

どれどれ、

Img_0483

できました。

手羽先、新玉ねぎ、干し椎茸の持ち味が合わさったいい香り。

皮つき生姜、1片も加えています。

さ、このまま冷ましましょう。

煮物は、冷める間に味をふくんでいきますから。

.

とろーり、とろーり・・・。

なんでしょう。

Img_0484

皮のままゆでて、だしを加えて、ミキサーにかけて、こして・・・・。

新じゃがならではの、すり流し汁です。

この季節、新物の野菜はすり流しがおいしいので、

いろいろ楽しんでいます。

今日のは、

3個で550gの、久松達央さんの新じゃがです。

だしは、カップ8

調味料は塩と薄口しようゆ。

ポイントは、上質の昆布と削りかつおで、しっかり取っただしです。

だしが薄いと、水っぽくなります。

味に厚みがでません。

野菜の甘味や苦味、風味を活かすには、

だしが勝ってはいけない、

でも、しっかり取っただしでなくては野菜を活かせません。

.

吸い口は、

こういうやさしい味のすり流し汁には、

野菜そのものの生(き)の香りを味わっていただきたいので、

吸い口は使いません。

すり流し汁は和のポタージュ。

バターも不要、たまねぎを炒める必要もありません。

うすめたら、赤ちゃんの離乳食にも向きますね。

.

ま、そんな作業が続くなか、もくもく、もくもく

らっきょうとたたかうKさん。

ありがたいです。

Img_0497

らっきょうが乾きました。

さあ、甘酢を加えていきます。

この漬け方は、いきなり甘酢漬け。

かりかり歯ざわりがたまりません。

塩漬け不要、1ヶ月後から食べられます。

1年経ってもかりかり。

.

同時進行ですから、画面がバラバラ。

仕方ありません。

Img_0501

〆鯵の香味野菜まぶし。

軽く塩した鯵は、30分おいて、洗って、小骨をぬいて、

バットに生酢(千鳥酢)につけて10分。

香味野菜は、大葉、新しょうが、みょうが、あさつき。

鯵は山口県の萩で獲れたもの。

Img_0486

いつものように、中骨は骨せんべい。

素揚げして塩をパラパラ。

揚がったら、ちょっとつまみぐいは、いつものこと。

Img_0503_2

オクラのかつお節和え。

今回、姫オクラなので、とろろにしないで、このまま和えます。

レモンとしょうゆ、同割で合わせたポン酢をかけて、

ざっくり混ぜあわせ、削りかつおを振りいれます。

こういうときの削りかつおは、調味料として考えています。

口に入ったときに抵抗感がない薄さがポイント。

.

そうそう、今日のごはんは、5分搗き米+緑米入り。

緑米は炊いても緑色。

緑色が混ざったごはん、初夏らしいでしょ?

Img_0508

さあ、できました!

えーーと、ごはんは左、汁は右・・・っと。

Img_0511

いただきまーす!

おつかれさまでした。

.

*新玉ねぎ、新じゃがいもは、茨城・土浦の久松達央さんからの取り寄せ。

*干し椎茸、削りかつおは、タイコウさんからの取り寄せ。

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中央のSさんのブログFood&memories、近日UPします。

あわせてごらんくださいませ。

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