ライトエージェンシーの
八島修さんと、いつものように
吉田屋菓子舗さんへ直行です。
おかげさまで
柏餅、なんと今日から発売にして
くださったそう。
もうもう、恐縮しながらうかがいます。
「いらっしゃいませ」と
帳場から出て迎えてくださった女将さん。
和服姿が凛として美しいこと。
白い半襟が更に美しさを際立たせてます。
「お茶、お淹れしましょう、中へどうぞ!」
縮緬地の帯の柄、
野に咲く紫陽花でしょうか。
のびのびと筆が走っています。
「すてきな帯ですね」
「いえいえ、着尺をね、
友達と半分づつ分けあって」
吉田屋さんは、会津若松の
老舗の和菓子店。
お茶事に欠かせない主菓子や
お干菓子を製造販売されています。
4月23(土)、24日(日)は、
会津若松さくらまつりでの恒例
大御茶会(於:鶴ケ城)が終了し、
一息つかれたところ、だそう。
帳場のお隣は作業場。
脇目もふらず、ほとんど音もなく
黙々と手作業で製造中。
秤の前の方は社長さん。
藍色の手ぬぐいの方はお孫さん。
「間違いのない商品」が製造されている
という緊張感が伝わります。
和服と割烹着姿でキビキビ、ハキハキと
お客さまに対応される女将さん。
いつお会いしても惚れぼれします。
歴史のある街の老舗のお店は
やっぱりちがいます。
そうそう、吉田屋さんでは昔ながらの
なつかしいパンも製造・販売されてる
んですよ。
収録終了時間の2時過ぎには、いつも
売り切れているのですが、今日は雨の
せいか、アンぱん、クリームパン、
ジャムパンが残ってました。
クリームパンの形、かわいいでしょう?
「調理パンもあるんですよ。
来年は朝、寄りましょう」と八島さん。
女将さんごちそうさまでした。
八島さん、いろいろとお世話に
なりました。