引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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遺しておきたい和食教室 春の通勤弁当 2016年4月3日

2016年04月04日 | 昔ながらの和食教室

 筍は、21cmの寸胴鍋か

24cmの文化鍋でゆでます。

ぬかと鷹の爪、たっぷりの水を加え、

重い落し蓋をして下ゆでします。

(私はル・クルーゼの蓋を利用)

ゆでてるときの香り、

でんぷん質特有の甘い香り、

湯気の運ぶ香りも、

春のご馳走です。

昨春、赤坂の八百屋さんで筍を

買おうとしたら、

「筍ね、朝、全部ゆでてるの。

この辺、生だと1本も売れないから。

自分ちでゆでたら、

ほんとおいしいのにね。

私ら、それがわかってるから

ほんとはゆでたくないんだけどね」

 

春休みに入ると、祖母や母が何度も

筍をゆでて、筍ごはん、おすし、

煮物、天ぷら、和え物を食べさせて

くれました。

その記憶があるから、ゆでるのが

当たり前になるんですよね。

お子さんやお孫さんのために

季節に1度だけでもいい、

生の筍をゆでるところから

見せて調理してほしい、と思います。

教室の生徒さんをみてても、

「わーーー!」と、驚きの声が

あがります。

おいしさの感動がちがいますから。

 

昨日は胡麻和え、

今日は落花生和えに。

いただく直前に和えます。

金時豆が、だいぶやわらかく

炊けたようです。

ちょっぴりお味見、お味見!

 

 金時豆も

「缶詰や調理済みの甘ったるい

水飴入りのものと大違い!」

とみなさん。

このままサラダにもどうぞ。

筍は、このあと粉節和えに。

酢飯をつくりましょう。

粗熱がとれたら具を。

桜ずしは、島根県雲南市

木次町「木の花工房」の

桜花の塩漬けをつかいます。

素晴らしいのは、無添加で

すべて「つぼみ」なんですよ。

さ、お弁当箱につめましょう。

お好きなように盛りつけてください。

曲げわっぱのお弁当は

おいしそうでした。

きちんと撮れてなくて残念!

 

お弁当って、楽しい!と

みなさん。

最初は週1回だけでも、どうぞ。

日曜日に気合を入れて

買い物やら、下ごしらえして

月曜日だけでも、

どうぞ続けてくださいね。

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