すみません!
モタモタしてまして、8月の出汁教室です。
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8月の出汁素材は、昆布、削りかつお、煮干しです。
最上品の1級下の普及品をそろえてみました。
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価格的に、買いやすくなっていますので、
家庭で使う出汁素材としておすすめします。
今回は、尾道から取り寄せた煮干しが登場。
味はもちろん、製造面でも、安心しておすすめできる出汁仲間
が増え、ほんとうに嬉しく思います。
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8月末、八百屋の店先に里芋が出始めました。
包丁の入り具合からみて、今年の里芋はきめが細かいようです。
里芋皮をむき、水にさらしてから、ぬかでゆでてます。
ぬかの量は、ほんのひとつかみでOKです。
ぬかは、旨みを加え、色白にし、アクを取る、
という働きをしてくれます。
ぬかがないときは、お米をひとつかみ加えても。
お米もないときは・・・・・・・・2回ゆでこぼしてください。
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ほら、白いでしょう?
里芋の香りがしますね、と1さん。
湯気が香りを運びます。
下は、ゆであがったばかりの、こんにゃく。
塩をまぶしてもみ、さっと洗って、水からゆでます。
下は、広島県神石郡の方からいただいた、本物のこんにゃく芋です。
ブリッブリッの弾力性があります。
深めに鹿の子の包丁目を入れて、さらに手でちぎってます。
表面積を広くして、味を含ませるためです。
塩をまぶしてもみ、さっと洗って、水からゆでます。
湯気が見えますか?
いま、ゆであがったばかりです。
出汁、みりん、しょうゆで、煮汁がなくなるまで煮て、
かつおの粉を振りかけ、化粧します。
茶こしが便利です。
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はい、こんにゃくの粉がつお、のできあがりです。
お酒のみの方、食べたいでしょう?
昆布と花かつおの出汁で煮ふくめた里芋。
追いがつおがくっついてます。
ま、いいじゃないですか。
残った煮汁に、ゆでたいんげんを加えてさっと煮汁をからめます。
このあと、器に盛り、青柚子の針柚子を天盛り。
里芋は、また使いますので、そのときに。
というのは、プロセス,盛り方、写真,撮り忘れです。
貝われのお浸しです。
貝われはさっとゆでて(約8秒くらい)、冷水で冷まします。
浸し汁は、2等分し、半量は浸しておく分に、
あとの半量は、盛るときに使います。
浸し汁の目安=出汁カップ180cc、みりん小さじ1、薄口しょうゆ大さじ1
器に盛り、黒胡麻を天盛り。
豆腐とわかめのみそ汁です。
出汁は、煮干し。
煮干の出汁と、赤みそ、わかめ、ねぎの組み合わせ、
独特のコクがたまりません。
出汁とは関係ありませんが、水茄子とみょうがの即席漬け。
包丁を使わず、手でむしります。包丁を使わない方がおいしい
ですよ。塩のからみもいいし。歯ごたえもよし。
この他、緑米、もち稗,赤米の入った雑穀ごはんを作りました。
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<今月使用の出汁素材と取り扱い店>
◎天然真昆布・折浜産ーーーーーー5,460円(1kg)
大阪・からほり通り こんぶ土居
電話06-6761-3914 FAX06-6461-2844
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◎天然荒節・枕崎産・花かつお
・花かつお「だしはこれ」ーーーーーー500円(80g)
・かつおの粉「だしはこれ」ーーーーー400円(90g)
東京・晴海 タイコウ 電話03-3533-4834 FAX03-3533-4622
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◎天然煮干しーーーーーーーーーー-480円(100g)
尾道・十四日町 佐藤俊之商店 電話0848-37-2470(同 FAX)
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9月の出汁教室
9月27日(土)2~4時
講習費:4000円
単発です、どうぞ、お気軽に。
だしまき玉子
芋煮汁
きのこごはん
お申し込みは、
indou-dashitori@aurora.ocn.ne.jp