引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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出張だしとり教室のあの子達の夏休み@ふきのとう

2017年01月07日 | ときどき日記

続きです。

 

小学2年生の、あの子たちの夏休み。

昨日(2010年当時)、青森県三沢の

自然食品店ふきのとう佐藤妙さんから

お便りがとどきまました。

どれどれ、と封を開けたら、写真とお便り。

写真に写っているのは、おお、だし取り教室で

おなじみ、小学校2年生のすみれちゃん、かなちゃん、

さくらちゃん(お名前表記の許可はいただいています)。

残念なのは、

右から2番めの、さくらちゃんの

写ってるブログが消えていることです。

小2のさくらちゃんがきびきび働く姿、

小川原湖の採りたてのしじみの差し入れの

美しく、おいしかったこととか、

飛び入りの小学生の男の子が、

猛スピードでお味噌汁を5杯も飲んだりとか、

懐かしくいろいろ思い出します。

Img_5354

さくらちゃんのお母さん、新藤幸子さんとは

fbでつながっており、さくらちゃんの成長

ぶりをいつも楽しみにみています。

あれから6年経ち、

現在中学1年生のさくらちゃん。

彼女の料理作りは続いており、

かつお節を削ったり、

家族の記念日などに、

腕をふるった料理を囲むご家族。

皆さんの笑顔をみていると「いいなー」と

家族になって画面に箸を突っ込みたくなります。

 

*新藤幸子さんのブログ「子ども達と自然に暮らそ!」

自然のなかでの子育て奮戦記

ぜひお読みください、必見です。

 

「こんなときは一生もう来ないんです」

さて、三沢公会堂での初回のだしとり教室で

高校生のお嬢さんと当時小6生の男の子姉弟の

調理する姿をアップしましたが、

今回ふきのとうさんで、再びお母さんにお会いし

あのとき感動しましたよと、お話したら、

田沢家の4人のお子さんたちは、

大人並みにどんな料理でもつくれるのだそうです。

こんな風に仰ってました。

 「生まれてから幼稚園に行くまでは、

母親と子どもがベッタリ一緒にいる時期。

母親と子供との間に

こんなときは、もう一生来ないんです。

できることから手伝わせていれば、

小学校に上がるころには、

殆どのことができるようになります」。

 

この言葉、わたしの教室で何度も

伝えてきました。

作り方だけではなく、いろんなこと学べ

ますね。五感をきたえる、数の概念を

育てる・・・数えあげればきりがありません。

子供は、いつか巣立ちます。

自分のごはんがおいしくつくれれば

安心して送り出せますね。

 

その後、ふきのとうの妙さんは結婚し京都在住、

いまは育児中です。

だしをとり、拙著で食事をつくっているそうですが、

「なんでもよく食べてくれます」とのこと。

 

ご縁の糸は、続きます。

きっと。

 

 

 

 

 

 

コメント (2)
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