引頭佐知(いんどうさち)の料理ブログ

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引頭佐知の和食ラボ2015年9月23日

2015年09月25日 | いんどうさち 乃木坂分室・和食ラボ

「陰暦8月15日は仲秋の名月」です。

もとは中国に倣った農の行事。

この日は、三宝や大皿に15個の

だんごを盛り、畑で穫れた里芋、栗、

枝豆、柿などに秋草をあしらって、

お月さまを眺めます。

オーソドックスなきまりの形としては、

ザルや土物の器に

・蒸した皮付きの小芋

・塩ゆでした枝豆、

・半熟のゆでたまごを盛り、

お供えしてお酒を酌み交わします。

ただ、今回は、小芋が入手できず、

里芋の料理にアレンジしました。

(小芋を入手しましたら、写真を

アップしましょう)

 

さて、

今年の十五夜は9月27日。

28日は満月です。

野菜不足が深刻ですが、

入手できる野菜を中心に肴を

つくり、ご家族やお友達と

お月見はいかがですか?

なければないで、料理をすべて

丸い形にしたりもいいですね。

 前夜より水だししておいた羅臼昆布。

十五夜の季節は里芋の収穫期。

どこの家でも丸い小芋の「きぬかつぎ」

を供えることから別名「芋名月」とも。

 

 まんまるではないけれど、

合鴨の料理。

 三つ葉と黄菊とのおひたし。

料理名は、秋草の「おみなえし」です。

 

器の作家は、臼田けいこさん。

スカスカの野菜売り場。

しかしパワーを放っていたのは

お月さまのような黄色の、

栗かぼちゃ。!

というわけでつかいました。

豆腐を

お玉で、三日月風に掬っています。

栗ごはん。

鬼皮のむきかた、アク抜き法を

覚えれば、カンタンにつくれます。

「くりくり坊主」という栗むき専門の

包丁もありますよ。

 

 

コメント
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