波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

「鬼の霍乱」のたとえ

2019-03-04 10:12:58 | Weblog
3月に入り春を告げるような柔らかな雨が降るようになった。1月、2月とカサカサに乾燥して降らなかった雨がその地を潤し草花を呼ぶように備えをしてくれるように降る。こんな自然の変化を受けることを本当にうれしく思う。
そんな日々を感謝して過ごしていて最も大事に思っていることは神からの贈り物である大切な身体の保持である。いかに健康を大切に維持していくかは「大切な預かりもの」を壊さないように大切に思っているのだが、先日急に体調に異変が起きて病院へ駆け込んだのだ。救急で手当てを受け検査をしたところ「たんのう」に変調がみられるとのことで手当てを受け薬をもらって休養した。原因はわからないが薬を続けることで体調は次第に回復してきたことはよかったと思っている。こんな現象を」江戸時代の人は」「鬼の霍乱」と言っていたそうだが私はこの意味がわからないでいた。
今では死語のようになり知ouiっている人も使う人も少ないが」、調べてみると「普段健康な人が急に病に倒れるさまを言う」とあったが、まさにそんな感じであった。参考に言えば」かく乱とは」日射病のような突然の原因不明な病を指して言うらしい。
そんなことがあって身近の人を振り返ると数十年来の知人で病気の話一つ聞いたことのない人や、義理の息子や60台の」まだ若い役員が突然の病に」かかり、治療を受けているニュースが入ってきた。
こんなに身近に一度に病気の話を聞くことはないのだがよく考えてみると中年を過ぎて老年に入る年齢に差し掛かると体の変調と異変が起きやすいのかと妙な納得をしてしまう。そしてこんなのを鬼の霍乱というのかなと思ったりしている。
体調が悪くなると食欲はなくなる、何もしたくなくなる、動くことができなくなる。すべてにネガティブになる。まさに空白の時間が過ぎていく。
このことが最大のマイナスである。ただひたすらに体調の回復だけを待つだけのむなしさはやりきれない時間だ
そして健康のありがたさをつくづく思わされた。弱り行く体をいたわりできるだけ無理をしないで大事にしたいと改めて考えている。

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