波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに   「終活に向かって」

2015-05-20 11:04:25 | Weblog
毎日少しずつでも本を読むようにしているが、その中で「全てのものが辿る道」と言う言葉があった。聖書のダビデ王の最後の言葉であり、遺言でもあるということだが、その言葉の後に「全ての良いことが御言葉通り実現した」と続いていた。
80歳を迎えて自分探しをしていた私にはこの言葉を大変深い思いで読むことが出来たのです。友人、知人が年々この世を去っていく現実の中に置かれ自分もまた同じ道を辿るのです。これからの時間は賞与として与えられた時間でもあるのです。つまり規定外の時間とも言えるかもしれません。だからと言って何をしても良いとか、何もしなくていいと言うことにはなりません。肉体的にも精神的にも弱り行く時間の中で如何に生きるのか、
これはある意味、今まで以上に大切な時間であり、重要な問題でもあるのです。
70歳代の時にはその内身辺整理をしてその中から好きな道を選んで好きな事をしようと
気楽なことを考えているうちにいつの間にか、何もしないうちに何も出来ない状況にある
自分を見ることになっていたのです。
一番ショックだったのは健康に欠陥が出たことでした。やはり自分の注意不足であり、管理不足であり、勉強不足であったことを知りました。つまり健康についてもう少し
考えて行動をすることにあったのです。もちろん想定外のこともありますが、自分の事をもう少し見直すべきだったのです。
そしてもう一度身体を大切にすることを大事な義務としながら、生きている限り「全てのことが良いことが実現した」と言えるように最後は終わることを願って日々努めることを願い、努めなければと考えるのです。
この世に生かされて自分が辿ってきた道は決してほめられたものではありません。
その罪過は自らが負うことも覚悟しなければなりませんが、今おかれている自分がなすべきこと、日々の努めが「全て良いことが実現した」と言えるようにすることにあると考えられます。その為にまだまだすべきことがあるのかもしれません。
そのときを迎えるときまで良いことが実現したと自信を持って言えるように心がけたいと
考えています。

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