波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

「一人kyTってなに?」

2018-12-03 09:51:35 | Weblog
先日シルバーセンターから「講習会を開くから参加してほしい」との連絡があった。今更という思いと面倒くささが二の足を踏ませたが、久しぶりに仕事を親切に紹介してくれた担当者の人に挨拶をしたいと思うことと運動を兼ねて出かけることにした。参加者は選抜されたかのように少なくわずか10数名で何れも高齢者だったので、(欠席者もあり)参加してよかったと思いながら席に着いた
名簿には職種も書いてあって何れも植木剪定、除草とか駐輪場とか特殊な仕事についている人が多く、私のようにポステングなどは一人だけだった。初めて聞く「kty」とは「危険、予知、トレーニング」の略だそうで一つの訓練として各職場ではに何処でも行っているらしい。講師によって
型通りの説明を受けた後二つのグループに分かれてモデルテーマを設定して「危険事項、対策事項、重点事項などを作成し、それを全員で指差し点呼を唱和して終了した。
帰途歩きながら、何か役に立ったのかなあと思いながら「一人暮らし」の現在の生活を考えていて
ふと頭に浮かんだことを思い出した。朝起きた時に」電気の消し忘れ、エアコンの消し忘れ、電機、ガス、鍵などいくつかの危険予知につながる事項が経験的にあったことに気がついたのである。
正にこの事だ。危険予知は一人暮らしには最も大事で守るべき事項であると気が付かされたのである。出かける時。寝るとき、とにかく常に身の回りのことを自らが一人で指差し確認をして「全て良し」と声に出して確認する癖をつけておく必要があるのだ。
統計資料でも高齢者になるほどその事故件数は増加しているし、年々増加傾向にある。内容も転倒事故が最も多く火災までに及ぶことも分かった。
馬鹿にしながら(そんなことは分っている)と軽く考えていた自分を戒めながら、今日の学びをこれから生かしていかなくてはと心に刻んだのである。