波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

足跡        「成長」

2016-09-18 11:02:20 | Weblog
私のように高齢になると何をするにもかなりの意欲を持たないとつい楽な姿勢をとりたくなり
出来れば何もしないでただぼんやり過ごす事を考えてしまう。
それは退化することであって、そのまま朽ち果てる事に繋がる。そこで自分のできる事、または人のためになる事を考えて少しでも人のためになる事を考え、または自分のためにも何をしなければいけないか、これだけはしっかりと守ろうと努力しているつもりである。
時々息子から孫の様子を聞く事が楽しみである。英検3級の資格を取った事を聞いていたが、その後どうしているか聞いてみると、「準2級」のテストを受ける準備をして申し込んでいるらしい。若い(高1)ではあるが少しつつ自分の才能を生かしながら、上を目指している事がどんなに意欲を掻き立てるか、人はどんなときでも、あるいはどんな境遇におかれても、何かしら上を目指して挑戦する姿勢がほしいものである。
自分の存在はこれで終わったと考えるときこそ敗北であろう。
そんな事を考えていると恵まれて誰かが何でもしてくれたり、出来ていたり、してくれたりして
自分は何もしないですむ生活だったら、むしろ退化してしまうので、むしろ「ちょっと不便なくらいがちょうど良いのかもしれない。」
まして何かしたからといって見返りとか、ほめ言葉とか、いたわりとか、そんな事を期待しては恥ずかしい。
できる事ならそっとしてもらって、見えない存在の中にあって、若い人の成長に応援をしたいとそんな事を考えている。