波紋

一人の人間をめぐって様々な人間関係が引き起こす波紋の様子を描いている

思いつくままに    「高齢者の健康」

2013-03-12 09:10:26 | Weblog
先日の新聞に石原維新代表(80歳)の入院記事が出ていた。風邪との事で2月中旬の代表質問を終えた直後のことだったとの事。余り気にしないで見過ごしていたが、最近
私の古い友人が電話に出ないので夫人に様子を聞くと「ちょっと風邪をこじらせて会社を休んでいます」という。この友人も77歳で高齢者であることに間違いない。
そしてもう一人いつもとても元気な女性の友人(77歳)が「先日の健康チエックで血糖値が高く糖尿病だ」と診断されたと言う。日ごろお互いに健康に注意してそれをじまんしていた仲である。先ほどの友人の後日談がある。
彼の話によると、実は数年ぶりにある用件で台湾から招待を受け出かけることになり、
多忙な日程をすごし歓待を受けた。帰国後様子がおかしくなり発熱と呼吸困難の自覚症状がでた。緊急入院して診察を受けたところ、「急性肺炎」になっていますとのことで
そのまま入院して絶対安静のまま治療を要したとの事であった。
これらの事例で分かったことは70歳以上の高齢者には健康体と思える状態であっても若い人(50代まで)に比べれば、体力的には約半分くらいに落ちていると思わなくてはいけないのかもしれない。従って体力以上のエネルギーの消耗が継続すると、(個人差があるとは思うが)風邪他のわずかな病菌による身体への影響で発病の頻度が高まると言うことが分かる。つまり日ごろから過度の体力消耗を避け、ぜいたく?怠け病?と思われる程度の状態を保つことが必要なのかもしれない。
最近は高齢者の運動が盛んになり、スポーツジムなどは高齢者のクラブとなっている。
健康自慢をする人たちが多く見られる。
「自分は大丈夫だ」と若い時の気持ちを持ったままでいるが、そんな時こそ「セーブ」する勇気を持たなければいけないのかもしれない。
今となっては「健康管理」一番の勤めだけに何によらず申し訳ないことかもしれないが少し「楽な姿勢」に専念させてもらうことにしたいと思っている。
先日も近所の老人会のメンバーの一人が「毎日自分は水泳クラブで3000メートル泳いでいる」と自慢していた人が、青い顔をして例会に出てきた。
食事も出来ないでいるので「どうしたの」と聞くと、「食あたりだ」と言って強がっていたが、やはり「年齢は年齢だから」あまり「意気がらないないよう」に謙虚な姿勢が必要な気がしている。