J-Blueの雑記帳(近場を歩く)

此のBlogを雑記帳代わりにと始めました。最近はハイキング・旅行等の写真を中心に記録性を高めた内容と編集にして居ます。

奥多摩主峰の山「御前山」(標高1406m)登山 【本編】

2012年04月01日 | ハイキング・山登り
タイトルの写真は「御前山」登山道「サス沢山」(930m)と云われる場所から「奥多摩湖」を撮した所です。
珍しく快晴で温かい陽気で前日の天気予報通り。登山道の残雪が気に成る所ですが、思った程残って居なくてホットしたのですが・・・・・それが少し甘かった!
奥多摩湖のバス停(AM8:55分頃着)からダムの上を対岸に向けて歩き始め御前山登山口に着いたのは9:13分、此所からいきなり急登が始まりました。



バスを降りたのは私一人。奥多摩駅からバスに乗車した登山客は何人か居ましたが地元の方を除き手前の「橋詰」で降りたハイカーが居たくらいで後はもっと奥まで行く様だ。
写真中央、左寄りの山がこれから目指す「御前山」で、此所のダムの標高が530m程。御前山の標高が1406m在り標高差は単純計算で876mこれは自分に取っては可成り強行軍だ!



ダム公園を通り抜けると御前山登山口となる、この日は気温が上がり温かい。此所でセーターを脱いだり身支度を調え歩き出す。写真真正面から1時方向へ、いきなり急登が始まる。



一時間程あえぎながら登る、途中前のバスで先行した登山者が降りて来た。話を聞くと調子が悪く途中から下山して来たと言う事でした。何でもここら辺が一番急登でキツいそうだ!
そう言えば昔登った谷川岳「西黒尾根」を思い出す急登だ。
写真はタイトル写真と同じ所(サス沢山標高930m)から撮った「七ツ石山方面」で真ん中辺りが「雲取山」の様です。



最初から尾根筋を登り続けてトラバースは全く無く、これでもか、これでもかという程ピークとアップダウンを繰り返す。時たま写真の様な広い尾根も出てくるが巻き道が一切無い尾根道なので可成りしんどい。



小さなアップダウン等を繰り返しようやく見晴らしも良くなり富士山がよく見える様になりました。
しかしピークを越えると又次のピークが出てくると言う状況は相変わらずで、うんざりする。



「惣岳山」(1128m)に近くなると登山道北側に凍結箇所幾つも出て来ました。
登る場合それ程気を使わなくっても大丈夫なのですが、それでも急斜面なのでスリップは避けたい所です。



更に10分程登ると「惣岳山」山頂に出ました。高水三山にも同じ名前の「惣岳山」が在りますが、此方はただのピークで高水三山同様見晴らしも余り良くないのですが明るいです。



「惣岳山」迄来れば「御前山」はもうすぐで、ヒト登りです。
割と平坦な場所へ出るとそこは「御前山」山頂の一部!
富士山を見るには、此所が一番良いようです。この先数十メートルで山頂です。



写真は同じ場所からカメラを右方向へ向けると「三頭山」が間近に見えます。
右が「三頭山」で左側は「奈良倉山」その間を県道18号線が通って居て昨年末そこ「鶴峠」から三頭山に登りました。



今回新しく買ったGPS機能付きコンパクト・デジカメを持って行きました。デジタル一眼レフで交換レンズなどを持って行くと可成りの重量に成り負担が大きいので、今回カメラの性能確認と簡便さを重視、山頂で一人セルフタイマーで撮影しました。



さて、山頂で昼食です。今回は即席ラーメンを主体に予め切った野菜などとソーセージを入れて煮込みました。
此所で少し長めの休憩をします。山頂に到着したのが12:20分一時間程休憩します。
山頂には一時間程の間に7人程が来ました。



さて、これから又長丁場の下山です。
山頂から奥多摩駅方面へ向かって下山開始ですが、初っぱなから写真の様な凍結路でガマンして下ってみたものの、写真の場所で簡易アイゼンを着けました。アイゼンを着けると俄然快調なのですが凍結場所だけでは無く滑りやすいどろんこ道や岩場などが交互に出てくるので気が抜けません。



登山道を慎重に下る事に神経を集中して居て、道を間違えてしまった。
本当は「大ダワ」「鋸山」経由で直接奥多摩駅に下る道を選びたかったのですが・・・・・・
写真は真新しい避難小屋でこの位置でアイゼンを外しましたが、未だ道を勘違いしている事に気づかずそのまんま「奥多摩方面」と言う案内表示版に従って下山しました。



アイゼンを取ったけど、その後も凍結路が沢山出て来て結局2回程取ったり付けたりを繰り返しました途中写真を撮る為に登山道の端に寄ったら1m程ずり落ち危なく転げ落ちる所でした。その辺りで道を間違えた事に気づきましたが、案内標識が至る所奥多摩方面と出ていて、心配は無いのですが結局写真の所付近から「栃寄沢」の沢の中を歩く事に成ります。
写真4時方向から来て2時方向へ降ります。



結局「境橋」に下る道なのですが、林道を歩くと疲れるので登山道として案内の在った沢沿いの道を行きます。
しかし、この沢沿いの道、急傾斜で岩がごろごろ、朽ちかけたハシゴなど可成り神経と体力を使う道で、踏み後もハッキリせず。不安の中での歩行でした。途中気を抜いたセイで右足をねんざしそうに成り単独登山の危険性を感じました。幸い歩けない程の事は無いのですが今でも足首が少し腫れています。
写真は沢沿いの道、あれこれをまとめました。左上の写真は放棄された「わさび田」の様です。



沢沿いの道を歩き、林道と接近する場所が有ったので林道を歩く事にしました・・・・・・
その状況です写真は黄色丸で囲んだ所が登山道の一部ですが、この先数分歩いた所で左の林道に出ます。結果的にそのまんま沢の中を歩いた方が早かったようです・・・・



その写真です。結果的に林道をテレンコ、テレンコと歩くより疲れないし早かったのかも!



林道になってから、少し進んだ所でガサガサと黒い物が飛び出しビックリしましたが、カモシカが一頭林道脇にいました。カモシカも私の気配に驚いたらしく、お互いの距離は10mも無く又例によってにらめっこ!
この写真は【速報】で使った物と同じです。
そう言えば山頂付近でシカ除けのフェンスが張り巡らされていて、カタクリの根を食べられ無い様にしている様でした。天然記念物と言う事で天敵の無いまんまシカの生息密度が可成り上がり、様々な害をもたらしているのも現実です。



林道歩きで「青梅街道」が見えた時、バスが通ったので次のバスは諦めて青梅街道を奥多摩方面向けて歩きました。写真はその時に撮ったもので「檜村橋上」上から多摩川を撮ったものです。
バス停の「橋詰」迄来て虫の知らせか、登り方向へ道路を横断して時刻表を見たら、なんと!後、数分でバスが来るでは無いですか・・・・・・一時間に2本程バスの便が在ったのです・・・・・・救われた!
15:43分のバスに乗れました。
御前山山頂13:20分に下山開始で15:35位に青梅街道へ。延々と3時間15分程、下りの時間はコースタイムを大幅に超過。疲れた足で林道歩きは堪えるし、何より凍結の急な下りは時間を食う。
沢の道は岩がごろごろで歩きにくく非常に疲れた。この記事を書いている今。脹ら脛や太ももの筋肉痛と捻挫が多少痛む。今回の登山は低山にも関わらず標高差から考えて可成りキツイ登山でした。
最近車を使った軟弱登山に馴れた身には良い反省材料でした。



奥多摩駅で15分程待ち。折り返しの電車で「河辺」駅まで行きます。
ナゼッテ! おきまりのコースで「河辺駅前」の温泉「梅の湯」で今日の疲れを癒やします。



至福の一時、前回「高水三山」の帰りの時と同じパターンで一人酒盛りです。
メニューが多少変わった様ですが、そこは其れ、酒が飲めればそれで良し!
窓の外は黄昏時を迎え、急速に夜のとばりが降りて来ました。
梅の湯が入るビルの最上階から奥多摩の山々の上に「富士山」がちょこっと顔を覗かせていました。




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1 コメント

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ぱぴこ (papiko75w@yahoo.co.jp)
2012-04-12 19:38:20
はじめまして!♪ハロo(・x・o) !!o(・x・)/ハロ!! (o・x・)oハロ♪ 初めてコメント残していきます、おもしろい内容だったのでコメント残していきますねー私もブログ書いてるのでよければ相互リンクしませんか?私のブログでもあなたのブログの紹介したいです、私のブログもよかったら見に来てくださいね!コメント残していってくれれば連絡もとれるので待ってますねーそいじゃ●´Å`●´Å`●´Å`●アドレス残していくのでメールしてね!そいじゃ●´Å`●´Å`●´Å`●
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