タイトルは「賽の河原」から「御浜神社」方面を撮った所。
群馬県「館林」に集合した後H氏のマイカーで「鉾立登山口」まで行く。7時45分頃出発。
本来の集合時間は7時13分だったが私が電車に乗り遅れた為30分程出発が遅れた。
登山口到着14時05分。支度をした後登山届けを提出して歩き始める。
「鉾立登山口」から1時間20分程。コースタイム通りで来た。この日は登山口から雨具を着用で歩く事に成った。私は折りたたみ傘を使用して、風が無い事から快適に歩けた。
他のメンバーはカッパを着たが結果的に30分程でカッパを脱ぐ事に成る。
今回のメンバーは男4人女1人、ベテラン揃いの山行です。
重く垂れ込めた曇り空。鉾立登山口から登り「御浜小屋」で宿泊、翌日雨の為私がここから撤退して、他のメンバーは荒神ヶ岳「新山」(2,236m)山頂迄行き、鉾立登山口で待ち合わせ合流する。
いずれも往復登山、標高1,500m付近から上部は終始雲の中で雨の荒れ模様の天候でした。
他のメンバーには申し訳ないが「御浜小屋」から先は結構厳しそうで、無理に行く事でメンバーの足を引っ張る事もはばかれる。
景色などの写真を撮るのも難しく、私は「御浜小屋」から下山がてらゆっくりと花の写真などを撮りながら降りました。
鉾立登山口にある案内板、この右手にある登山届け場所で届けを出し登山開始14時21分。
写真は登山口から5分程登った「展望所」を過ぎた所にあったヨツバヒヨドリ、未だ開花前なのでひっそりとしていた。
登山道は緩やかで石の階段状になっていてとても整備されている。下りの時に多少気を付ければ快適な登山道だ。
石の階段状の左右に割と見られる「イワカガミ」。今回天候が悪く風景の写真は余りなく、結果的に高山植物の写真が多くなってしまった。
ガスが押し寄せてくる中にも雲の切れ目を逃さずシャッターを切る、ニッコウキスゲの黄色が目に浸みる様な感じだ。
上の写真と別の個体ですが、花が終わりやがて実を付ける、一般的に木イチゴとして扱われる
タイトルと同じ写真。晴れていれば広々とした場所で高山植物も多く少しの沢も流れ休憩場所には最適な所と思います。
標高が1,500mを超えるようにな成ると残雪が出てくる、この辺りの登山道に雪は無く雪解け水が至る所に流れ出ている。
振り向いてシャッターを切った所ですが象潟(きさかた)の町は雲の中と言った感じです。
所々急な登りがあります。真ん中に写っているのはメンバーのT氏。
16時18分「御浜小屋」着。
「御浜小屋」は参籠所で御浜神社の隣が棟続きとなり宿泊出来るようになっています。
寝具は毛布のみ(1人2枚程使え不自由なく)で布団はナシ。
事前に調べて私はシラフを持って行きました。
食事は1,500円と高めで、私達は自炊でした。酒類もありますが値段が・・・・
水も天水らしく、自分で持って行くのが大前提です。
小屋の裏手に上がり稜線に出ましたが、写真の様にガスって何も見えず、晴れていれば右下に「鳥海湖」が見えるのですが・・・・・写真に写っている人達も期待して居たようですが!
小屋の内部。この日小屋はほぼ満員で、私達が到着した時は既にそこかしこで酒盛りが始まっていました。
雨は上がっていて小屋の外で酒盛りをします。
やがて日没になり雲も高くなり眼下に「象潟」市内の明かりがチラホラ見えました。
翌朝の小屋の風景。ご覧のようにガスって殆ど景色は見えません。
この状態を見て私は下山の意志を固めました。
この日は私1人で、登りの時は余裕も無く見過ごしていた花達探しながら、ゆっくりと花の写真でも撮りながら下山します。
写真はハクサンボウフ
雲が立ちこめ明るさが不足して、フラッシュを焚きながら写真を撮ります。写真はイワカガミ
私が下山してきたら、丁度賽の河原付近で初めての登山者に出会った。写真は振り返って撮った物ですが、写真中央左の赤いカッパの2人が第一陣でした。
この日鉾立駐車場に着いて少ししたら、秋田県側三市町村県警、消防のレスキュー隊などがけたたましいサイレンと共に来て、緊急遭難対策本部という幟を立て始め物々しい感じになりました。
後で聴く所では遭難者が出た様です。この写真の方達でなければ良いがと思う次第。
標高が1,300m付近になり漸く象潟(きさかた)の町が見えてきました。
運良くそれ程強い雨に降られる事も無く此処まで来ました。
しかし湿気で虫がわんさかと出て来て、三箇所ほど刺されました。
顔に2カ所手に1カ所、顔がずいぶんと腫れてきました。
鉾立展望台近くから撮った「奈曽渓谷」の眺め。
前日に登る時は全く見えなかった。
これでBlog記事を終わってしまってはメンバーに申し訳ないので、山頂まで行ったメンバーの写真を若干載せます。(何れもT氏撮影の物をお借りしました)
写真は「扇子森の上部御田ヶ原」を過ぎ「八丁坂」を登り「七五三掛」(しめかけ)の分岐標識
「千蛇谷」から雪渓などを横切り「新山」の山頂(2,236m)に到達。
この後下山に掛かり数時間後に鉾立登山口で私と合流します。
待っている間鉾立駐車場は土砂降りと強風があり、時々雨が止むと言った不安定な天候でした。
更に詳しい事はT氏のBlog記事で紹介されると思いますので、その時は此のBlog記事内にて又紹介致します(リンク追加)。
合流した後一行は象潟市内で食事などして、お土産等を買い、山形自動車道に入り途中「寒河江」道の駅に在る「ゆ~チェリ~」(温泉)へ入り帰路に着きます。
写真は「ゆ~チェリ~」ホテルと隣り合わせで、同じ経営体で温泉の料金が安い。
今回の山行は初期の計画から日程が二転三転したが、結果的にH氏のマイカーに載せて頂き非常にラッキーな山行でした。Hさん有り難う御座いました。
ただし私が集合時間に遅れた為メンバーにご迷惑をお掛け致し申し訳ありませんでした。
群馬県「館林」に集合した後H氏のマイカーで「鉾立登山口」まで行く。7時45分頃出発。
本来の集合時間は7時13分だったが私が電車に乗り遅れた為30分程出発が遅れた。
登山口到着14時05分。支度をした後登山届けを提出して歩き始める。
「鉾立登山口」から1時間20分程。コースタイム通りで来た。この日は登山口から雨具を着用で歩く事に成った。私は折りたたみ傘を使用して、風が無い事から快適に歩けた。
他のメンバーはカッパを着たが結果的に30分程でカッパを脱ぐ事に成る。
今回のメンバーは男4人女1人、ベテラン揃いの山行です。
重く垂れ込めた曇り空。鉾立登山口から登り「御浜小屋」で宿泊、翌日雨の為私がここから撤退して、他のメンバーは荒神ヶ岳「新山」(2,236m)山頂迄行き、鉾立登山口で待ち合わせ合流する。
いずれも往復登山、標高1,500m付近から上部は終始雲の中で雨の荒れ模様の天候でした。
他のメンバーには申し訳ないが「御浜小屋」から先は結構厳しそうで、無理に行く事でメンバーの足を引っ張る事もはばかれる。
景色などの写真を撮るのも難しく、私は「御浜小屋」から下山がてらゆっくりと花の写真などを撮りながら降りました。
鉾立登山口にある案内板、この右手にある登山届け場所で届けを出し登山開始14時21分。
写真は登山口から5分程登った「展望所」を過ぎた所にあったヨツバヒヨドリ、未だ開花前なのでひっそりとしていた。
登山道は緩やかで石の階段状になっていてとても整備されている。下りの時に多少気を付ければ快適な登山道だ。
石の階段状の左右に割と見られる「イワカガミ」。今回天候が悪く風景の写真は余りなく、結果的に高山植物の写真が多くなってしまった。
写真は花の終わった、ショウジョウバカマ
写真はニッコウキスゲ。今が一番盛りの時らしくそこここに群落が見られた。
ガスが押し寄せてくる中にも雲の切れ目を逃さずシャッターを切る、ニッコウキスゲの黄色が目に浸みる様な感じだ。
写真はベニバナイチゴと思われますが正確には解りません。
上の写真と別の個体ですが、花が終わりやがて実を付ける、一般的に木イチゴとして扱われる
タイトルと同じ写真。晴れていれば広々とした場所で高山植物も多く少しの沢も流れ休憩場所には最適な所と思います。
標高が1,500mを超えるようにな成ると残雪が出てくる、この辺りの登山道に雪は無く雪解け水が至る所に流れ出ている。
振り向いてシャッターを切った所ですが象潟(きさかた)の町は雲の中と言った感じです。
所々急な登りがあります。真ん中に写っているのはメンバーのT氏。
一輪だけでひっそりと咲いていたヨツバシオガマ(その他は群生しています)
御浜小屋近くになり出て来たハクサンフウロ
ツリガネニンジン
トウゲブキ
ガスの中でも黄色く色付いたニッコウキスゲは目立ちます。
16時18分「御浜小屋」着。
「御浜小屋」は参籠所で御浜神社の隣が棟続きとなり宿泊出来るようになっています。
寝具は毛布のみ(1人2枚程使え不自由なく)で布団はナシ。
事前に調べて私はシラフを持って行きました。
食事は1,500円と高めで、私達は自炊でした。酒類もありますが値段が・・・・
水も天水らしく、自分で持って行くのが大前提です。
小屋の裏手に上がり稜線に出ましたが、写真の様にガスって何も見えず、晴れていれば右下に「鳥海湖」が見えるのですが・・・・・写真に写っている人達も期待して居たようですが!
小屋の周りは「お花畑」の様に成っています。
シナノキンバイ
小屋の内部。この日小屋はほぼ満員で、私達が到着した時は既にそこかしこで酒盛りが始まっていました。
雨は上がっていて小屋の外で酒盛りをします。
やがて日没になり雲も高くなり眼下に「象潟」市内の明かりがチラホラ見えました。
翌朝の小屋の風景。ご覧のようにガスって殆ど景色は見えません。
この状態を見て私は下山の意志を固めました。
この日は私1人で、登りの時は余裕も無く見過ごしていた花達探しながら、ゆっくりと花の写真でも撮りながら下山します。
写真はハクサンボウフ
雲が立ちこめ明るさが不足して、フラッシュを焚きながら写真を撮ります。写真はイワカガミ
振り返って撮りますが相変わらず雨模様です。
賽の河原付近に咲いていたナナカマドの花
ミヤマカラマツ
私が下山してきたら、丁度賽の河原付近で初めての登山者に出会った。写真は振り返って撮った物ですが、写真中央左の赤いカッパの2人が第一陣でした。
この日鉾立駐車場に着いて少ししたら、秋田県側三市町村県警、消防のレスキュー隊などがけたたましいサイレンと共に来て、緊急遭難対策本部という幟を立て始め物々しい感じになりました。
後で聴く所では遭難者が出た様です。この写真の方達でなければ良いがと思う次第。
イワイチョウ。下方の花にピントを合わせたので上の花はピンぼけです。
チングルマの開花期が終わり、これから綿毛が伸びてきます。
雪渓と黒光りした岩のコントラストが面白いので撮ってみました。
同じくミヤマカラマツ
ゴゼンタチバナ
ミヤマツボスミレ(花の大きさは1cm程)
トリアシショウマ
標高が1,300m付近になり漸く象潟(きさかた)の町が見えてきました。
運良くそれ程強い雨に降られる事も無く此処まで来ました。
しかし湿気で虫がわんさかと出て来て、三箇所ほど刺されました。
顔に2カ所手に1カ所、顔がずいぶんと腫れてきました。
象潟から左手方向「酒田」方面
同じく象潟方面
鉾立展望台近くから撮った「奈曽渓谷」の眺め。
前日に登る時は全く見えなかった。
鉾立登山口付近に咲いていたホタルブクロ
これでBlog記事を終わってしまってはメンバーに申し訳ないので、山頂まで行ったメンバーの写真を若干載せます。(何れもT氏撮影の物をお借りしました)
写真は「扇子森の上部御田ヶ原」を過ぎ「八丁坂」を登り「七五三掛」(しめかけ)の分岐標識
分岐から「千蛇谷」方面へ来た。
「千蛇谷」から雪渓などを横切り「新山」の山頂(2,236m)に到達。
この後下山に掛かり数時間後に鉾立登山口で私と合流します。
待っている間鉾立駐車場は土砂降りと強風があり、時々雨が止むと言った不安定な天候でした。
更に詳しい事はT氏のBlog記事で紹介されると思いますので、その時は此のBlog記事内にて又紹介致します(リンク追加)。
合流した後一行は象潟市内で食事などして、お土産等を買い、山形自動車道に入り途中「寒河江」道の駅に在る「ゆ~チェリ~」(温泉)へ入り帰路に着きます。
写真は「ゆ~チェリ~」ホテルと隣り合わせで、同じ経営体で温泉の料金が安い。
今回の山行は初期の計画から日程が二転三転したが、結果的にH氏のマイカーに載せて頂き非常にラッキーな山行でした。Hさん有り難う御座いました。
ただし私が集合時間に遅れた為メンバーにご迷惑をお掛け致し申し訳ありませんでした。
頂上を踏めなかったのは残念だったと思いますが、見事な高山植物がたくさん見られたのは良かったですね……
また行きましょう!
東北の幾つかの名のある山をガイドブックでチェックしては
見て来ましたが、未だ足を伸ばしていません。
この山行は一泊のみで帰って来られたのでしょうか?
登山ルートも幾つかあるみたいですが、やはり、此方から出かけて
時間を上手く使うには、当日中に御浜小屋まで行っての宿泊が
ベターの様ですかね。
それにしても天候は思うに任せず、自然に抗うことなく悪天候に
無理なく苦渋の決断は正解だったと思います。
当日の遭難事故のニュースは、此方でもテレビ報道されてました。
そして、下山後は、温泉で疲れた身体を癒された様で何よりでした。
、、、やっぱり、温泉は最高ですネ~!!
コメント有り難う御座います。
>申し訳なく思って・・・・関係ないですよ!
この梅雨時、当たり前と云えば当たり前です。
未だ梅雨明けもしていませんしネ!
H隊員さんがマイカーを出して頂いたお陰で、とても楽に楽しく
山行が出来ました、何時もながらH隊員さんのタフさに敬服しています。
又御一緒できる事を楽しみにして居ます。
首都圏から鳥海山まで交通の便は余り良くないですね。
どうしても計画の組み方で1泊か2泊の日程に成ると思います。
強行軍で山行すればその限りでは無いのですが・・・・・
>この山行は一泊のみで帰って来られたのでしょうか?
当日早朝から首都圏を出て現地に昼頃到着すれば、一泊で可能です。
これからのシーズン参籠所の予約確認をしてからが良いと思います。
遭難の情報は現地では全く解りませんでしたが、メンバーの方が色々と
調べてくれて判りました。TVで放映されていたとは・・・・・
温泉に入った後、ノンベイ同士で、又武蔵浦和で反省会でした!