goo blog サービス終了のお知らせ 

日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

春先の夕日

2011-03-24 12:53:02 | 大阪
アンチクライストのオープニングは、「私を泣かせてください」の美しい音楽とともに、
赤ちゃんがあやまって、スローモーションで地上に落下していくシーンが
展開するのだが、あの赤ちゃんの落下するくだりは、きっと堕天使ルシファーの
暗喩なんじゃないか、と思う。シャルロット・ゲンズブールが狂気におかされ、
ウィレム・デフォーとグロテスクで絶望的な抗争を繰り広げるのが、
「エデン」と呼ばれる山小屋であること考えると-つまり二人は
アダムとイブなのだ-、納得がいくのではないか。と考えていたのだが、
周りに「アンチ・クライスト」を見た人もいないし、行きたいと思っている人も
いなさそうなので、何も共感を得られないのである。

歯医者に行くために、久しぶりに定時に会社を出た。
外にはいつの間にか、冬の終わりの、美しいピンク色の夕日の空が広がっていた。
いつから夕日がこんな色になっていたんだろうか、と考えたが
冬の間もどちらにしろ夕焼けの時刻に外にいることはなかったため、
なんともいえない。いずれにせよ、今日の大阪の夕日は美しかった。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。