日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

ミシェル・ポルナレフコンサート(無料)

2007-07-15 17:06:08 | フランス
新大統領になって初めての革命記念日。エッフェル塔の真下、
シャンドマルス公園でミッシェル・ポルナレフコンサートが
無料で行われるというので行ってみた。

コンサートはミッシェルだけでなく、ボブ・サンクレアとか
トキオ・ホテルとかいろいろなバンドのジョイントで
夜の7時開始。場所取りも考慮して6時ごろ公園に到着すると
ものすごい長蛇の列。遥か彼方のせり出したステージまで
まるでウッドストックのコンサートのように人々が並んでいる。
今日の太陽はカンカン照りで、汗が吹き出る。青空の下みんな
水分補給しつつ、スターの登場を待っている。

前座(ということでもないが)を済ませて、夜9時過ぎ
ようやく大御所、ミッシェル・ポルナレフが登場!
いきなりトレードマークのでっかいサングラスをかけ、
なぜかフランスの国旗を背中にかけている。
このキッチュ感、この70年代感がたまらないのだ。
ステージ脇に設置された巨大スクリーンにはポルナレフの
姿が映し出される。往年のヒット曲にあわせて、往年の
振り付けのまま舞台を飛んだりはねたりするんだけど、
いかんせん、そこにいるのはお腹の出た60過ぎのおじさんだった。
ちょっと過去の残像と現実のギャップに引き気味になる。
その点、ミックジャガーは偉いよな、いつまで若々しく。
あと、あの時代のスターってみんなミッシェル、って名前だよな、
BENABARの歌にもあるが。ミッシェル・ポルナレフ、
ミッシェル・フーガン、ミッシェル・デルペッシュ、
ミッシェル・ベルジェ、あと誰かいたっけ。

ピンクの光の中でtout tout pour ma chérieを歌うミッシェル。
グランドピアノでマリールーを歌うミッシェル。アナログ感漂う。
でも聴衆もだんだん興奮してきて、ラストの
nous irons tous au paradisなんか何万人もの大合唱になって
いたのだった。
写真はミッシェルのコンサートが終わった途端打ちあがった
革命記念日名物の花火。

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