日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

マルセイユを堪能する

2012-03-26 01:52:32 | フランス
ホテルは旧港すぐ近くで、街の目抜き通りカヌビエール通りに面していた。
どこにいくにも便利な場所だ。ふと窓から通りを写してみた。



夜に今回の目的と言っても過言でない、旧港沿いのレストランに
ブイヤベースを食べに行く。
もう5年ぐらい前に一度マルセイユに遊びに来て、そのとき食べた
ブイヤベースの味が忘れられなかったのだ。豪快な量と質、
ごった煮のような魚の切り身とスープ。

で、レストランまで行ったのだが、日曜といういこともあって
あまり開いていない。結局、いちばん有名なMIRAMARという
店に入る。メニューを開くと、ブイヤベース60ユーロ。
ちょっと目を疑ったが、確かに前回ブイヤベースを食べた時も
かなり値が張ったのを思い出す。ここがブイヤベースの本場なんだから、
けちるなよ、俺、自分に言い聞かせる。

よせばいいのに、アントレをまず頼む。イワシのマリネが
クッキーの上に乗っかっているような料理。無茶苦茶うまい。
ワインも調子に乗って頼むが、値段が目を見張るようなもので、
平気で100ユーロぐらいのワインがリストに並んでいる。
仕方なく値段でワインを選択。でも一本40ユーロぐらいする。
そのあと、ウェイターが、「今からこれのブイヤベースを作ります」
とどっさり魚だの、エビだの、カニだのが乗ったお皿を持ってくる。
まさか、これ全部食べるんだろうか?と思ったが、そうだった。

まず魚のスープのみ運ばれてくる。これがまた美味なのだ。
クルトンをつけながら、でもあまり胃が膨れないように気をつけながら
スープを飲み干す。飲み干した時点で、さっきのアントレとともに
かなり満腹感が倍増。そして、メインのブイヤベースが。
どう考えても魚が5匹ぐらい入っている。
が、これがブイヤベースというものである。とまた自分に言い聞かせ
格闘しながら魚を食べる。最初は、おいしい、おいしい、と
味わって食べていたのだが、そのうち口に入れて消化する、ということが
目的になって、本当に、無言で、魚と格闘しながら食べる羽目に。
いやあ、今回の旅行、カロリー摂取量が半端ないっす。

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