東京三日目の夜は、昔の同僚の女性(もう60歳過ぎの人)に
誘われて恵比須駅近くのおすすめのうなぎ屋に行ってみる。
パリにもうなぎ屋は一軒有名なのがあるが、やっぱり日本の
本格的なうなぎ屋の味とはちょっと違う。たまに無性にうなぎが
食べたくなる時があるので、かなり期待してお店に行く。
待ち合わせ時間が6時半だったので、話しても話してもなかなか
遅くならない。実は僕は東京にいたときはかなり夜型の人間だったので
いつも9時ぐらいから食事してたっけ。運ばれてきたうなぎは
何と言ったらいいのか、日本ならではの繊細な味付けで
連れてきてもらってよかったなあ、と思うことしきり。
僕は彼女に最近読んだ和辻哲郎の本の話をした。
彼女は図書館に勤めていただけあって文献の話が好きなのだ。
それは和辻哲郎がイタリアの古い史跡や寺院を巡っては
すぐれた芸術作品やギリシャローマ文明の足跡を鑑賞する本だ。
まるで和辻の目になったような錯覚を覚えるような本だ。
まるで和辻とともにイタリアを旅行し、まるで和辻とともに
窓の景色のイタリアらしい、何もない緑の野原を見ているような。
こんな紀行文一つでも、和辻はなんと感情豊かに
そして同時に深い洞察をもって書きしたためる人間なんだろうか?
誘われて恵比須駅近くのおすすめのうなぎ屋に行ってみる。
パリにもうなぎ屋は一軒有名なのがあるが、やっぱり日本の
本格的なうなぎ屋の味とはちょっと違う。たまに無性にうなぎが
食べたくなる時があるので、かなり期待してお店に行く。
待ち合わせ時間が6時半だったので、話しても話してもなかなか
遅くならない。実は僕は東京にいたときはかなり夜型の人間だったので
いつも9時ぐらいから食事してたっけ。運ばれてきたうなぎは
何と言ったらいいのか、日本ならではの繊細な味付けで
連れてきてもらってよかったなあ、と思うことしきり。
僕は彼女に最近読んだ和辻哲郎の本の話をした。
彼女は図書館に勤めていただけあって文献の話が好きなのだ。
それは和辻哲郎がイタリアの古い史跡や寺院を巡っては
すぐれた芸術作品やギリシャローマ文明の足跡を鑑賞する本だ。
まるで和辻の目になったような錯覚を覚えるような本だ。
まるで和辻とともにイタリアを旅行し、まるで和辻とともに
窓の景色のイタリアらしい、何もない緑の野原を見ているような。
こんな紀行文一つでも、和辻はなんと感情豊かに
そして同時に深い洞察をもって書きしたためる人間なんだろうか?
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