日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

行ったり来たり

2005-11-17 06:20:34 | フランス
仕事の関係で、お客を迎えにシャルル・ド・ゴール空港まで行く。
前日よく眠れなかったせいであまり元気がなかったのだが、
タクシーの運転手がやたらおしゃべりで次から次へと早口で
いろいろな話をまくし立てるので疲労倍増。疲れた頭で、
政治の話なんて聴くと「堪忍してくれえ」なんて気持ちになる。
サルコジとかドビルパンとか別にどうでもいいって。
彼は某日本人のデザイナーの運転手をしたところ、そのデザイナーに
気に入られ、航空券をただでもらい、日本を二週間旅行したことが
あるそうだ。「それって、なんかそのデザイナーに下心があったんじゃねえの?」
と一瞬、思ったが、本人にとっては自慢話のようだったので黙って聞く。

お客を空港でピックアップしパリ市内のホテルまで送っていく。
同じタクシーの中でお客と無味乾燥とした会話を交わす。
会社の仕事ってこういうのがあるから嫌なんだよなあ。
別に興味のない相手に対して、どうでもいいような、
興味のない話題について話をすること。
さっきの運転手は気を使って今度は黙り込んでいる。

仕事のあと、会社近くの市営プールに泳ぎに行く。
運動なんて滅多にしないのだが、無性に泳ぎたくなったのだ。
中年太りも心配だしね。なんて嘘。
プールは大混雑。僕のような会社帰りのサラリーマンが
多いと思われる。相変らずそれぞれが思い思いの場所で
思い思いの方向に泳ぐもんだから、ぶつかってしょうがない。
しかし、あのフィンって言うんですか、足ひれ、あれつけて
市営プールで泳ぐのやめてほしいっす。邪魔でしょうがねえよ。

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