日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

バルセロナ三昧1.

2016-04-17 10:10:34 | スペイン
バレンシアからの電車は18時過ぎにサンツ駅に到着した。
まだ空は明るい。そして高い。ホテルに荷物を置くと、
夕方の時間を利用して、サグラダファミリア教会に行くことにする。

地下鉄の出口を抜けると、そこには何度も写真で見たことのある
教会がそびえたっている。



そのフォルムよりもファサードに細かく細工された彫刻群が異様さを放っている。
美しいというよりは、畏怖を感じさせる不思議な建築物だ。

調子に乗って、ほかのガウディ建築も見に行ってみる。
実はガウディ建築はバルセロナの街のあちこちに散在しているので
効率よく見て回るのは結構大変だ。バルセロナ自体、広い街だし。




バレンシアに行く3.

2016-04-17 09:58:06 | スペイン
あんなに興奮して、騒いで、ホテルに戻っても眠れないくらい爆竹の爆音が
朝まで街全体に響き渡っていたのに、20日の朝、9時ぐらいに目を覚ますと、
通りはまるで何もなかったように静まり返っていた。
翌朝は知らんぷりで、普通の静かな日曜が始まっていた。

僕は以前来た時にも訪ねた、バレンシアのちょっと郊外にある
科学文化都市に行ってみる。川の流れを地下化し、その上に緑地、オペラハウス、
映画館、水族館などいろいろな文化施設を建設した再開発エリアだ。





近未来的な建築が観光客を楽しませる。
未来的過ぎて、ちょっと落ち着かないのだが。

今日の夕方は来た道を引き返し、電車に乗ってまたバルセロナに戻る。
電車を待つ間、バレンシア駅の待合室のような場所にちょっと入ってみた。



壁や天井にポルトガルのようなフレスコ画のようなセラミックが埋め込まれていて
ほっとするような空間が広がっていた。こんな素晴らしい空間なのに
見学者は僕らだけ。地元の人は見慣れすぎていて、目もくれないんだろうな。