日々の泡盛(フランス編)

フランス在住、40代サラリーマンのどうってことない日常。

バレンシアに行く2.

2016-04-16 00:00:54 | スペイン
バルセロナから地中海沿いを走る特急列車に乗って、夕方18時ごろバレンシアに到着。
バレンシアの中央駅前は、火祭りのフィナーレの日とあって、すっかり人混みで
ごった返している。前に進むのも困難なぐらい。



人混みをかき分けて、中心街にあるホテルに到着するころにはすっかり外は
暗くなってくる。

今回僕は彼女と旅行したのだが、フィナーレが始まる19日の深夜になるまで、
一緒に街角のレストランでパエリヤなど食べながら時間を過ごす。バレンシアは
パエリヤの発祥の地で、バレンシア風パエリヤなど食す。普段食べているパエリヤと違い、
ウサギの肉やチキンとインゲン豆が入っている、シンプルなパエリヤだ。



そして、12時。街のあちこちで火がくべられる。街角に飾られていた張りぼての人形が次々と
燃やされて、炎の中に消えてゆく。炎の強さと、人混みの多さで、なんだか
町中がカオス状態になっているのだが、こんなどこにもない、この日しか体験することができない空気、
熱狂を感じるために、ここまで旅してきたんだ、と心の中で思う。