心の色を探して

自分探しの日々 つまづいたり、奮起したり。
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文房具も本も

2016年11月12日 | ほんのすこし
母の家のすぐ近くに大きな本屋がある。車やさんと併設されているが、近いせいなのか案外訪問することが少ない。
でも今日は絶対行く! と決めていた。
母のところから歩いて行く。お昼を三人で食べたあと、「模倣犯」のドラマが入っていて、これは本も以前に映画も見ていたのだけど、ちっとも内容を思い出せずに新鮮な気分で新しいものを見る感じで見ていた。前編だったので来週までお預けだ。
各自がお昼寝に入ったので、おもむろに「行ってくるから」と。

この本屋さん、文房具も沢山置いてあって。入っていってすぐにお目当てのものを探した。1本の芯に2色入っている色鉛筆。ちゃんとあるのを確かめ、次はゆっくり店内を散策。
文房具ってこんなにも色々あるんだね。珍しいものばかりがあって目移り。でも今日は他の物は買わない。

文房具を見てから文庫本探し。
広い店内をぐるぐると回りながら、何かめぼしいものはないかなと探し歩く。
見上げるとずっと高い位置に本が飾ってあったり、椅子とテーブルが並んでいたり。おしゃれな空間がある。
のんびり時間を楽しむには本当にいい空間だ。
結局1時間以上もゆっくりしてしまい、数冊の文庫本と最初に目をつけていた文房具を手にして買ってきた。

戻ると母に
「ずいぶん遅かったなあ」と言われてしまった。
あっという間に過ぎていたのだ。
100円ショップにいっても時間がたっぷりかかってしまうけど、この本屋ではもっと楽しい時間が過ぎた気がする。
何も買わなくても見ているだけでも楽しい。文庫本を沢山手にし、どんな内容かと吟味し、自分が一番読みたいと思ったものを探す、わくわくする時間だ。

本だけでなく文房具も置いてあるところがまた私にはすごくいい。
こんなものも出来たんだ、えっ、これなあに? といった驚きのものが次々にあって、ほんとに楽しい時間だった。

その本屋にこの18日にタリーズコーヒーが入るという。コーヒーを飲みながらあのゆったりした空間で過ごす時間、うん、いいかもしれない。

そうそう、なぜ絶対行く! と決めていたのか。
それは叔母にプレゼントしたいものがあったから。
叔母はよく気になった言葉とかを調べてノートに書き込んでいる。それを先日見せてくれた。その中に金子みすゞさんの詩が書いてあって、「これ、わたし好きなの」と言って教えてくれたのだ。
それで今日は叔母に金子みすゞさんの詩集をさがしてたのだ。ちょうどいい本があったので、それをチョイス。早速叔母にあげた。
喜んでくれたのでホッとした。好きな人の言葉が詰まっている本、文庫本なら持ち運ぶにも手にするにも使いやすいかなと思って。

だんだん寒くなってきました。皆さんも風邪引かないようにしてくださいね・・・