経済を良くするって、どうすれば

経済政策と社会保障を考えるコラム


 *人は死せるがゆえに不合理、これを癒すは連帯の志

6/7の日経

2012年06月07日 | 経済
 実は、筆者も、1997年当時、「消費減退も一時的、夏までには戻る」なんて言っていたものだった。ところが、在庫は増すばかりで、夏には「もうダメだ」と観念するに至った。そういう失敗をしているから、もう繰り返したくない。15年経つと、みんな忘れてしまうものなのかな。その後の金融破綻の衝撃が余りに凄かったせいかもしれない。秋以降は、カネ詰まりで無茶苦茶だったからね。

(今日の日経)
 欧州利上げ見送り、切り札温存。資金調達に悩むスペイン。電力9社有利子負債1兆円増、設備投資の圧縮へ。回り回ってガソリン安く。原発寿命40年定まらず。経済教室・所得税改革と連動を・田近栄治。大学出版続々。学習院大経済経営研・WLB指標。

※田近先生の説も分かるがね。所得比例の社会保険料が年々引き上げられ、トータルでみれば、控除の比率が下がっていると見ることもできる。他方、公的年金等控除の廃止には賛成。「世代間格差」なら、正すべきはここ。

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