走ってきました。熊本→由布院110km。いろいろとありましたが、最高のマラニックでした。
午後10時に満月の月を見ながら10名で「さくら」をスタート。雨は降らず、ほどよい気温。最高のマラニック日和。立野(2時)では新しく開通した4車線道路を走行(真っ暗で景色は見えず)。「ヒライの弁当」で田代さんが合流。
大観峰までが前半戦。ここまで上りの連続です。第一の難関「大観峰7km上り」。ここは午前4時半ごろでしたので車はほとんど通らず、安全に通過できました。ここから見える内牧の夜景は最高。1時間半で上り、上り切ったころから夜が明けてきました。
途中、気温が2度という表示でしたので、朝方の大観峰は氷点下だろうと思っていましたが・・・・走っていたからかもしれませんが、暑い。夜が明けたころには汗いっぱい。Tシャツ1枚で走りました。
大観峰からやっと下りになります。小国まで12km下り、バンバン走ります。サポート車の人も夜が明ける前から来て待機され、感謝感謝。夜間装備を車に乗せて身軽になって、全員猛ダッシュ。
天気予報では日曜日は次第に雨がひどくなるという予報でしたが、小雨が降ったぐらいで、さほど気にならない程度の雨。小国(64km)あたりでしばらくの間カッパを着た程度でした。
小国を過ぎて大分県県境までが第二の難関。県境は峠になっており、そこまで11km上りの連続。
毎回ぶっ飛ばし屋さんがいますが、今回ぶっ飛ばし組はトライアスロン隈元さんとモンブラン神武さん。二人とも早い!アッという間に見えなくなってしまいました。とくに隈元さんは100kmは初めてですが、みごと・・・・・萩往還140kmは楽勝でしょう。
神武さんもトレイルランの練習とのことでバッグに数kgの荷物を入れてのラン。驚きます。
県境を過ぎると田舎路になります。この辺は温泉がいっぱい。川底温泉、串梶温泉、宝泉寺温泉、壁湯温泉などなど・・まだ小さな温泉がいっぱいありました。
県境を過ぎると下りが続きます。小雨降る中、温泉を見ながら渓谷のようなところをバンバン走るのは最高です。
九重町に着いたのが12時。ここから水分峠まで12kmがまたまた上り(210号線)。ここが一番きつかった。この辺で全員がバラけてきました。先頭と最後尾に1時間の差が。
峠を過ぎるとゴールの上り口まで5km下り。ここは下りですがいろいろ難関が・・・まず水分トンネル。数百mしかありませんが、歩道が30cmぐらいしかありません。しかもトンネル自体の横幅が狭い。トラックが来たら壁に張り付かないと危険。しかし、壁に触るとススだらけ。さらに出口付近の数十mの歩道が崩壊。車道におりようにも車が多く下りれない。車が切れるのを待って、出口までダッシュ。
さらに道路には歩道がなく、クネクネ曲がりの下り。車が飛ばしてきます。危険な道でした。
最後、湯布高原ゴルフクラブの看板を左折して、ラスト3kmの上りでゴール。午後2時半。16時間半のマラニックは終了です。2名ほど転倒して傷ができたようですが、全員無事ゴール。
ゴールには「にしけい」の方が出迎えてくれました。さっそく入浴。由布院が一望できる展望風呂。最高です。これまでの疲れが吹っ飛びました。夕食まで時間があるので、部屋で全員で打上。夕食時には全員できあがり。
今回のマラニックには大宰府走ろう会の方々も参加されました。3名が大宰府から由布院まで走ってこられました。ほぼ同時刻にゴール。14名全員での打上は最高でした。
話し合いで「来年もやろう」ということになり、毎年、3連休があるときに実行することになりました。おそらく毎回参加者が増えることでしょう。
*今回「にしけい」の方々には大変お世話になりました。おかげで無事全員が完踏できました。ありがとうございました。