イヤー、最高のマラニックでした！
スタート時間、時間配分、コース設定、景色、温度差、天気、店なし山道・・・・・すべて文句なし！
九州横断は今回で３回目だが、今回のコースが一番走りやすかった。これから「九州横断」はこの設定で行きましょう（・・・またやるの？）。
土曜日正午の熊本市内の気温３２度！体感気温は３５度ある。黒タイツ、長袖を着て自宅を出た。ところが、メッチャ暑い！これは熱中症になると、急きょ引き返し、短パン、半袖に着替えた・・・・しかし、これがいけなかった！
夜（波野あたり）はナント、午後９時半で１１度まで下がった。短パンでは寒くておられない。ウインドブレーカの上下を着て、手袋はめて走行。１日で２０度以上も温度が変わるとは考えなかった。さらに翌日は顔から、腕、脚と真っ黒！日焼けし過ぎて夜は体がほてって、寝れなかった。
マラニックは夏だろうが、冬だろうが・・・・基本服装はロングタイツ、長袖です・・・大失敗・・・３時スタートだからすぐ日が暮れて、涼しくなる、翌日も午前中にゴールできるから、さほど日には当たらないだろう・・・と考えてしまった。夏を甘く見ちゃイカン！！
今回のメンバーは釘島、上野、有働、松原、小場佐、澤田（沖縄から参加）、木村（てれっとに入られます）さんの７名とサポーター田畑さん。
出だしからいろいろ問題が・・・・・釘島さんが相変わらず、独走態勢！釘さんはいつもトップ走行。ナント！立野手前の上り坂をダッシュされます。だれもついていけません。その先は５７号線は危ないので下の道を立野まで行きますが、釘さんはそのまま５７号線を直行したらしいのです？
ヒライの弁当で集合と言っていたので、そこで会うことができましたが・・・・これから先が心配になってきました。
阿蘇乙姫（２０時）で酒井、松下、吉松、みどりチームに遭遇。ナント！深夜１時に熊本を出て、朝５時から１０時間かかって宮崎の大崩山（おおくえやま、１６００ｍ）に登ってきたとか・・みんなすでに車の中でベロベロでした。こっちの連中もかんなしです。
滝室坂に２１：３０到着。ふつう、ここは歩いて山頂まで行くのですが、ナント走ります！？・・・参った。釘さん元気！（釘さんは上りになると、何故か急に走りだします？）
途中、道の駅「波野」の休憩室で３０分休憩。さあ行こうとしましたが、外の寒いこと！全員防寒着に着替えて、手袋装着。
県境（２３：５５）で止まって記念写真を撮っていたら、横の家から住民が出てきました。・・・「どこに行くのですか」「熊本市内から大分県まで」「ではここが県境ですから、ここでゴールなのですか？」「いえ、大分駅まで走ります」「えっすごい、お見かけすると、かなり年配の方のようですが・・・」と言われました。釘さん曰く「年のことは、俺を見て言ったのではないぞ」・・・しかし、話していたのは釘さんだけです。
ここからは下りが３０ｋｍ続きます。バンバン走ります。大分に入ると気温も上がり、とても気持ちいい深夜ランができました。
朝地（８４ｋｍ）を過ぎたころより、夜が明けました。前回はここは深夜に通りましたので、景色はまったく見えず。今回はよく見えました。絶景です。車もほとんど通らず、オゾン一杯の道でした（ただし、８ｋｍ上りの連続でかなり脚にきましたが・・）
峠を過ぎるとゴールまで下りのみです。朝５時ごろでお腹がすくころです。ところが、朝地を過ぎてからの山道には民家はあるのですが、自販機も店もありません。
かなり山を下ったところで、お店発見。開店前でしたが「お稲荷さん」ならできると言うことで７名分注文。超でかい「お稲荷さん」２つが皿にのってきました。こんなに食えるかと心配しましたが、超おいしく、ぺろっと平らげてしまいました・・・・こういう山中の一軒家の手作りいなりは最高ですね。漬物もだしてもらい、いい朝食になりました。
ここからパワーアップしてゴールをめざします。１０５ｋｍあたりで牛﨑さんに遭遇。大分駅から逆行されてきたそうで、ゴールまで一緒に走りました。（ナント牛さん、来年萩２５０ｋｍに参加されます！）
ゴールの「豊の国健康ランド」に着いたのは、午前１０時半、トータル１９時間半でゴールできました。前回は２４時間かかりましたので、かなりの短縮。
これも釘さんのおかげかな？
帰りは、１４時５５分の九州横断特急で帰宅。車内で２次会。大盛り上がり。周りの客はうるさかったでしょうね。
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