あたりまえのことですが、八月は暑い日々が続きます。
にしても今夏の気象は普通ではありません。熱暑の連続とゲリラ豪雨が人々を苦しめています。
それでも八月の暦は淡々と過ぎていきます。
6日は広島の原爆忌、7日立秋、8日北京オリンピック開幕、そして今日9日は長崎原爆忌となっています。
甲子園の高校野球は出場校すべてが出揃い、佳境に入っています。
それぞれの地方では夏祭り、盆踊りがたけなわでしょう。不景気風が吹くとは言え、相変わらず海外旅行に故郷への帰省と、楽しさと忙しさが続きます。
忘れてはならない「敗戦の日」は15日です。あれから63年が経ちました。戦時下と戦後の混乱期の苦しみを知る人々も少なくなっています。
近ごろのこの国は「平和ボケ」と語られるものの、戦禍に見舞われないだけでも良しとせねばなりません。
北の国はお盆を境にめっきりと涼しくなります。異常気象が続くこの八月は例年通りの秋の気候を味わえるのかどうか・・・なにせ八月は淡々と、一方では忙しなく過ぎて行くのです。