かるさんのgooブログ <北国たより>

身近な話題を画像といっしょに・・・

さまざまなことの話し―――(サマ、さま、様) 

2004-12-09 23:53:00 | インポート
またまた騙されました。

もう、いつまで騙され続けたら気が済むのでしょうか?
騙される側はこの国の「首相サマ」、騙すのはかの国の「首領さま」です。

拉致被害者の象徴的位置付けにある「横田めぐみさん」の遺骨と称されるものは、真っ赤な贋物でした。
「松木薫さん」のそれも、今回も含めて二度までも騙し続けられました。

「経済制裁を断行すべしッ!!」の声が澎湃と沸き起こっています。
かの国への人道援助にしても、援助物資が本当に困っている人々に確実に渡っているのかどうか・・・確認のしようもありません。
(万景峰号で運ぶ、首領さまの特別物資だけは、確実に届くそうです・・・本人へ)

制裁を実行した場合、すべての交渉が打ち切りとなり、もう一つの重要問題「核開発」への牽制が出来なくなる可能性はじゅうぶん考えられます。
ですがここは一つ、この国の「首相サマ」の確かなご決断で、拉致被害者の全員救出を最優先課題として、『強固な』態度にでる事を望みたいのですが・・・・

とは言うものの、目下の懸案の諸問題は、けっきょくのところ「首領さま」の消滅を待つ以外に無さそうです。

一方では「韓流」だそうです。「冬ソナ」です。『ヨンさま』です。
純愛物語に涙し、「ヨンさま」追っかけおばさま方は、なりふり構わず裾を乱して迫り、挙句のハテに将棋倒しのありさまです。

NHKのアンケート調査では(手前味噌くさいですが)国民の98%が「冬ソナ」を知っているそうです。
40歳台以上の女性の46%(?)が「冬ソナ」TVを観たそうです。

挙句、「冬ソナ」の舞台、春川市に作られた「ヨンサマの等身大像」が不評のため取り壊されるハメになった・・・と、おまけ話しまで出てくる始末です。

この「韓流」ブームのおかげで、この国と韓国との文化的近親感が生れたことは確かです。そのこと自体は喜ばしいことですが、歴史的、政治的な面からすれば、まだその距離は遠いものと見なければなりません。

近づきつつある「韓国」と、ますます遠くなりつつある「首領さまの国」です。
二つの国が同一民族であることの「奇異感」を、いま強く思っています。

それにしましても、「ヨンさま」追っかけおばさま方へ、そんな途方も無いエネルギーをもう少し「拉致被害者救出」の方向へ持って行って欲しいもの・・・と切に願うところです。

かって“なみだの操”で演歌族の心を掴み取った「殿様キングス」の宮路おさむが嘆いて居りました。
『なぜ今ヨンさまだけが騒がれるンだッ!! 俺は30年前から“殿様”だったのに・・・』と、場末のライブでささやかな笑いを誘っておりました。


この世は、日々「さまざまな」ことが生れては消えて行きます・・・・・