青森まで伸びた「東北新幹線」が、とうとう津軽海峡を渡って北の国に上陸することが決まりました。
2035年の開業をめざし、新函館駅(仮称)~札幌間の工事の着工が始まることになり、8月25日「長万部駅」で盛大な起工式が行われました。
この工事は総延長211km、総予算1兆6700億円にもなるそうです。
この新幹線の招致は、長い間北の国の「政、官、経」が待ち望んでいたものですが、中央の政界の混乱で決定が遅れていました。
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この9月15日に沿線の15市町村長が集まって「並行在来線」の存続や「建設費用の地元負担」問題を協議するとのことです。
新幹線の開通で、確かに一部の都市が便利になることは間違いありませんし、いくらかの経済効果もあるでしょう。
ですが、その陰で「並行在来線」が廃止もしくは「三セク」の経営となり、地元の人たちの生活が脅かされ、あるいは金銭的な負担が増えて行きます。
なによりも建設費用の地元負担金は莫大なもので、それでもっても財政赤字で四苦八苦する自治体がほとんどです。<o:p></o:p>
減る一方の町村人口、にもかかわらず莫大な負担費用は容赦なく降りかかります。
時速250kmもの速さでうねり走る新幹線車両は、まるで「白蛇」が突き進むかのようです。
その白蛇がはたして通り過ぎる町村の人々に幸せをもたらすのかどうか・・・ここで問うまでもなく答えは明らかなのです。
既存の新幹線沿線の人々の「苦渋の声」が聞こえてきませんね。 どこかで抑えられているのかも?
一度でよろしいですから、北の国を訪れてみてください。
でも まぁ~地元から離れることはもうないと思う
ブログを周ってると 結構いろんなところを見れるしね (笑)