かるさんのgooブログ <北国たより>

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「百家迷走」の果て

2010-05-23 22:26:00 | インポート

なんとも理解に苦しむ交代後の政権のありようです。
前政権やその党の横暴と腐敗に嫌気がさした人々は、閉塞感からの脱出を強く望んで新政権を歓迎したのですが・・・

以前と変らぬ金銭的な醜聞に、公約のほとんどはウヤムヤにされています。

なによりも理解しがたいのは、閣内や党内の各人が、てんでんバラバラに発言を繰り返して収拾がついていないことです。
重要政策については、政府や与党でじゅうぶん話し合って、ほぼ「これだっ!!」という段階で発表するのが筋だと思うのですが・・・

首相の発言を閣僚や党幹部がひっくり返し、それに首相が言い訳発言する・・・こんないい加減な政権もめずらしいような気がします。

「百家争鳴」とは、多くの学者が自由に自説を発表し論争することで、結果良しとしての例語として使われるようです。

まさにこの逆を行く「百家迷走」の四字造語はいまの政権与党にピッタリとはまります。

先日恒例の「サラリーマン川柳」の人気作が新聞に載っていました。
《仕分け人 妻に比べりゃ まだ甘い》
《先を読め 読めるわけない 先がない》・・・などなど

その指摘の確実さと軽妙さには脱帽です。それにあやかってこの際私も「駄句を一つ」

《先読めぬ 小鳩は奈落に 落ちにけり》

夏の参院議員選挙以降の、この国の混迷をいまから憂慮せずには居れません。

photo by karusan from OCNフォトフレンド
<林のなかのサクラ花>
コメント
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